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【ヤマザキナビスコカップ 千葉 vs 柏】レポート:白熱のダービーマッチは、両指揮官の采配の妙もあって引き分け。千葉はサイド攻撃の対応、柏は追加点奪取に課題を残す(08.03.24)

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3月23日(日) 2008 ヤマザキナビスコカップ
千葉 1 - 1 柏 (16:00/フクアリ/10,856人)
得点者:35' 太田圭輔(柏)、58' 斎藤大輔(千葉)

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 2月24日のちばぎんカップ以来の対戦となった両チーム。千葉のヨジップ クゼ監督は、怪我が治ったFWレイナウドを1トップで、選手登録完了のMFフルゴビッチを右サイドハーフ、そしてMF松本憲よりも守備力の高いDF市原充喜を右サイドバックで起用。さらに、前節は交代出場で得点したMFの米倉恒貴と中島浩司をスタメンにした。
 対する柏の石崎信弘監督は、右サイドバックにルーキーのDF村上佑介を抜擢し、前節はボランチで起用したDF鎌田次郎を負傷者が続出したセンターバックで起用。また、前節はベンチスタートの選手のうちMFの山根巌と大谷秀和をダブルボランチに置き、FW李忠成を1トップのFW大津祐樹の下に入る1.5列目のような位置に入れた。

 だが、両指揮官のスタメンでの選手起用は、前半の戦いで明暗を分けた。千葉はフルゴビッチがまだ慣れていないJリーグのスピードや味方との連係面に苦しみ、レイナウドが本来のキレを取り戻していないため苦戦。市原とフルゴビッチがいた右サイドを、対面にいた柏のMF菅沼実やMF石川直樹に突破される場面が目立った。35分の柏の先制点はまさにその形から。オーバーラップした石川のクロスボールが中央に走りこんだ李を越えてファーサイドへ。フリーでボールを拾ったMF太田圭輔が角度のないシュートを決めた。

 ヨジップ クゼ監督は、後半から市原に代えて松本、中島に代えて工藤を入れ、前半は2列目のMF米倉をボランチの位置に移動。この采配に加え、大谷とともに激しいプレスで千葉の攻撃の芽を摘んでいた山根が53分に負傷退場し、柏の中盤の守備の効力が弱まったことも大きかった。
54分にフルゴビッチが警告2回で退場して数的不利となった千葉だが、58分、セットプレー後で前線に残っていたDF斎藤大輔が見事なシュートで同点ゴールをゲット。65分にレイナウドに代えてMF谷澤達也を入れ、左サイドハーフでスタートしたFW青木孝太を1トップの位置へ。フィジカルの強い米倉がボール奪取に挑み、青木、谷澤、工藤、松本が追加点を狙う布陣で戦い、試合の流れをつかんで得点機を作った。

 追加点を取れず、追いつくだけで終わった千葉だが、やはり前半の戦いぶりが悔やまれる。連係面を含めたサイド攻撃への対処を改善しなければ、次の試合のリーグ戦第3節・川崎F戦(15:00/等々力)でも苦しむことになる。また、4分に柏のCKからの石川のヘディングシュートをゴールライン上にいたMF坂本將貴がヘディングでクリアした場面をはじめ、今節は相手のCK時のマークに緩みがあった。今節の川崎Fは、CKからDF寺田周平がヘディングシュートで得点している。セットプレー時の守備の集中力維持は勝利に必要不可欠だ。
 勝ちきれなかった柏は、「自分はFWなのでゴールを取らないといけなかった」と李が悔やんだように、得点機に追加点を奪えなかったことが響いた。ただ、村上が大健闘を見せるなどサイド攻撃は機能。太田は「もっと高めていかなければならないところもある。これをやり続けていかないといけない」と話したが、対戦相手の脅威であることは確かだ。

以上


2008.03.24 Reported by 赤沼圭子
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