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【日本代表 vs バーレーン代表】プレビュー:高原は欠場。先発2トップは大久保と田代?勝ち点1以上を確保するため、リスクを最小限にした手堅いサッカーを仕掛けたい日本(08.03.26)

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3月26日(水)2010 FIFAワールドカップ南アフリカ アジア3次予選 日本代表 vs バーレーン代表(23:20KICK OFF/バーレーン)
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★この試合の模様はテレビ朝日系列で23:10〜25:30(日本時間)全国生放送!
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「高原(直泰=浦和)は右ハムストリング筋挫傷ということで、ドクターからも試合出場は難しいと言われた」と岡田武史監督は記者会見で説明した。稲本潤一(フランクフルト)の負傷辞退に続いて、UAE合宿から攻撃の軸に据えてきた高原の離脱は、指揮官にとって大きな痛手に違いない。

 それでも2010年南アフリカワールドカップ切符を賭けたアジア3次予選で、新興国・バーレーン相手にやすやすと勝ち点を与えるわけにはいかない。岡田監督が高原不在の中、FWに誰を起用するかは1つの注目点になってくる。25日の公式練習を見る限りだと、スタメン組の2トップは大久保嘉人(神戸)と田代有三(鹿島)だった。指揮官が本当に彼らを先発させるつもりか、それとも策士、ミラン・マチャラ監督への情報漏れを防ぐためダミーで組ませたのか、その真意は定かではない。田代ではなく巻誠一郎(千葉)が先発することも十分に考えられる。

 いずれにしてもFW陣に求められるのはゴールという結果しかない。そして中澤佑二(横浜FM)ら最終ラインと鈴木啓太(浦和)、中村憲剛(川崎)の両ボランチにはリスクを最小限に抑えた手堅い守りが要求される。最低でも「勝ち点1以上」。それが今回の岡田ジャパンのノルマといえる。

 2月6日のタイ戦(埼玉)でスタートした南アワールドカップ予選。その第2段となるのが26日17時20分(日本時間23時20分)からバーレーン・ナショナルスタジアムで行われるバーレーン戦だ。この会場は、2005年6月のドイツワールドカップ最終予選で、日本が小笠原満男(鹿島)の1点を守りきって勝利したゲンのいい場所。ピッチ状態も気象条件も予想よりは悪くなさそうだ。

 3年前の再現を狙いたい日本代表。彼らは25日の公式練習ではボール回しの後、ハーフコートでの10対10のゲームなどで調整した。大久保と田代のFW陣に、鈴木、中村、山瀬功治(横浜FM)の中盤と、内田篤人(鹿島)、山岸智(川崎F)の両アウトサイドが先発組と見られるメンバー。人数が足りないためDF陣は2人ずつだったが、UAE合宿からの流れを見ると3バックが濃厚。並びは右から阿部勇樹(浦和)、中澤、今野泰幸(F東京)になるようだ。

 3−5−2の布陣で2ボランチにすると、トップ下は1枚しか置けない。オシムジャパン時代から不動のレギュラーだった遠藤保仁(G大阪)を使うか、岡田ジャパン発足後4得点と絶好調の山瀬を置くか、指揮官もかなり悩んだはずだ。が、最近の遠藤はプレーにキレを欠いている。どうやら今回はベンチスタートになりそうだ。山瀬にはゴールと攻撃のお膳立てという大きな仕事が課せられる。持ち前のアグレッシブさを見せてほしい。

 バーレーンの方も数人のケガ人が出ているようだ。が、マチャラ監督も「1−0で勝ったオマーン戦で出た課題は修正できた」と自信をのぞかせている。しかも「明日は勝ち点3を狙う」と強気の発言も口をついて出た。指揮官は自身がオマーン代表監督だった2004年に3度続けて0−1で敗れているが、この3試合の全得点に絡んだ中村俊輔(セルティック)の不在を大きなアドバンテージだと捉えているようなのだ。

 そんなマチャラ監督に率いられたバーレーン代表は以前同様、堅守速攻型のチーム。自陣に引いた手堅い守りと鋭いカウンターには定評がある。加えて数人の帰化選手を加えた攻撃は迫力を増している。2004年アジアカップ得点王のアラー・フバイル、エースナンバー10を背負うサルミーンも豊富な国際経験を持つだけに侮れない。

 日本としては、相手の攻めをきっちり封じることから試合を始めたい。3バックはアラー・フバイルらを徹底的に守り、鈴木と中村憲剛には精力的に走ってボールを拾わなければならない。「相手に自由にやらせないこと。それが一番のポイントになる」と中村も改めて強調していた。岡田監督も「もちろん勝ち点3を狙って来たが、選手がバテバテになったり、退場者が出たりすれば、最終的に勝ち点1狙いに切り替えることもある」と話したように、最悪は0−0のドローも視野に入れる必要がある。そのためにも、バーレーンの攻撃陣を確実に零封する必要がある。

 守りが落ち着けば、攻撃にも余裕が生まれる。バーレーンの最終ラインには190cmを超える長身DFがいるため、単純にクロスを入れても崩せない。それを想定し、UAE合宿での日本代表はタテへの素早い展開とサイド攻撃を徹底したという。山岸、内田らサイドが効果的に外を崩し、中が手薄になったところで大久保や山瀬が飛び出していく形を数多く作れれば、それだけ得点の可能性は大きくなる。彼らに加え、スーパーサブとして出場が有力視される「バーレーンキラー」玉田圭司(名古屋)の存在も心強い。彼の勝負強さにも大きな期待を寄せたいところだ。

 アジアと戦う際にはセットプレーも切り札になる。もし遠藤が先発しないのならキッカーは変わる。前日練習では山瀬と中村憲剛がCK、FKを蹴っていた。彼らにはボールの精度に細心の注意を払ってもらいたい。

 2004年アジアカップ、2005年ワールドカップ予選でのバーレーンとの死闘を経験しているのは、もはや川口能活(磐田)と中澤、玉田くらい。非常に若くフレッシュな岡田ジャパンは、老獪な知将に率いられた新興国をねじ伏せることはできるのか。この一戦は近未来の日本代表の行方を占うゲームになりそうだ。

以上

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