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【国際親善試合 U23日本代表 vs アンゴラ代表】レポート:1-1のドローに終わるも、本大会に向け結果以上に充実感のある内容に。(08.03.28)

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3月27日(木) 国際親善試合
U23日本代表 1 - 1 アンゴラ代表 (19:17/国立/12,718人)
得点者:53' 豊田陽平(U-23日本代表)、76' ジャンジ(アンゴラ代表)
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結果はドローに終わり、その点で満足してしまうことは出来ない。だが、躍動感のあるプレーをチームとして見せ、各個人はメンバー入りに向け大いにアピールし、新戦力発掘のラストチャンスである試合としては上々だったのではないだろか。もちろん、この試合の成果は本番につながってこそ、意味のあるものになる。そこまでの成果があったかどうか、現時点で判断することはなかなか難しい。

 試合は相手の4-4-2を考慮した3-5-2で臨んだ。身体能力が高く、身長も大きく、リーチもまったく違うアンゴラ。アフリカ選手権得点ランク2位のマヌーチョを筆頭にA代表選手もぞろぞろと揃う。だが、やはり前日に日本入りした、コンディション悪は隠しきれず、時間と共に足は止まった。だたそんな中でも、勢いのあるカウンターで78分に同点に追いつくところは「ピッチで見ていても世界レベルだなと思いました」(香川真司/C大阪)というほどだった。

 精彩を欠くとはいえ、ドイツワールドカップにも出場している国を相手に、選手たちはうまくチームとして戦った。前半、相手のロングボールと、前線のパワーを警戒してディフェンスは引き気味になり、上手くプレッシャーもかからない。それでも、ボールを持つと迫力のある相手攻撃陣をなんとか封じ込めることに成功した。「思っていたよりも出来たし自信になった。このレベルの相手ならできるし、五輪のチームでも十分できる」と3バックの一角で手ごたえを得たのは森重真人(大分)。左ストッパーに入り、機を見て攻撃参加するなど積極的性を見せる一方で「フィジカルでも負けたくなかった」と接触を避けるのではなく、気持ちでぶつかるプレーも見せた。ただ、前半はなかなか中盤を経由して前線にボールを運ぶことが出来ず、攻撃的には不満の残る時間帯でもあった。

後半に入ると、相手への慣れ、相手の運動量の低下にともない、日本が中盤を経由してゴール前へボールを運び出す。試合後川渕三郎キャプテンが絶賛した長友佑都(F東京)のサイド突破が見られたのも後半のこと。中盤が機能し、同時にサイドが活性化し始めた。そんな中の53分、右サイドのスローインから、その長友が走りこんで中央へクロスを送り最後は、豊田陽平(山形)が左足ワンタッチで押し込んだ。彼にとってもアピールのラストチャンス、大きなガッツポーズにはその喜びが表れていた。アシストした長友は「もっとアグレッシブにやりたかった」と反省を口にしているが、攻守にわたる運動量は、存在感たっぷりだった。

 後半70分近くなると、GK以外の控え選手を次々に投入。中でも存在感を見せたのは香川真司だった。自ら、「ポテンシャル的にこのチームで遜色ないとわかっている、それだけに生き残らなくてはいけない」と、強い口調で話していただけに、プレーには鬼気迫る迫力があった。「ワンタッチ目から仕掛けようと思っていた」とミックスゾーンで話し、仕掛けることはできても得点に絡むことが出来なかったからの反省からか、いつになく固い表情を見せていた。

 この試合の成果は、チーム全体が精神的にポジティブに立ち向かえたこと。相手のコンディションは差し引いたとしても、ピッチで躍動感を見せられたこと。そして何よりも新戦力が存在感を見せたこと、といえるだろう。ただ、これが本番の18人にどうつながっていくのか。今後のメンバー争いに注目していきたい、そう思わせるアンゴラ戦だった。

以上
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