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【J2:第5節 鳥栖 vs 熊本】熊本プレビュー:九州ダービーの新たな歴史の始まり。1勝2敗の熊本が、“最も近いアウェイ”鳥栖に乗り込む!(08.03.30)

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3月30日(日)J2 第5節 鳥栖 vs 熊本(13:00KICK OFF/ベアスタ
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 その言葉は今まで、熊本のサッカーファンにとっては関係のないフレーズだった。しかしようやく、当事者としてそれに関わる事ができる。ここまで1勝2敗の熊本が最も近いアウェイに乗り込む、今シーズン最初の九州ダービーだ。

 開幕からの3試合(3節は試合なし)、今季目指す『積極的な守備からの攻撃』を実践してきた熊本だが、いずれも前半で拮抗したゲームを見せたものの、後半に入ってパフォーマンスが落ちるという展開になっている。Jリーグでの初勝利となった2節の草津戦も、逆転勝ちしたとは言え、FW高橋のゴールセンスに負うところが大きかった。

 今節の相手となる鳥栖は、ここまで2勝1分の勝点7。4節終了時点で1試合少ないながらも4位につける。チーム史上初の開幕勝利を飾った山形との試合では、圧倒的に押されながらも86分のDF飯尾のゴールで勝点3をものにし、3節のC大阪戦では若いFW谷口が豪快に決めている。昇格候補の横浜FCにも互角の戦いを演じてドロー。得点はわずかに2だが、J2の15チームで唯一無失点というデータからも分かる通り、守備がポイントだ。しかしこの堅い守りは、前線からのプレッシャーと早い攻撃をベースに、90分間を通して全員がハードワークするというスタイルあってのもの。技術や戦術をも凌駕する強い意思こそが、現在の好成績をもたらしていると言える。

「最初の九州ダービーだし、2月の練習試合では勝っているからね、余計に強くゲームに入ってくると思う」と熊本の池谷監督。「だからウチも、強く入りたい。どっちのプレッシャーがハマるかというところ。こっちが守備から始める場面が多い方が理想」と、両サイドハーフが高い位置から鳥栖のSBにプレスをかける狙いだ。ただ、「現時点では、鳥栖が最もチームとしていいと思う」(池谷監督)と警戒を隠さず、高さのあるFW金、そして前線にも顔を出してくるDF柴小屋対策として、最終ラインのメンバーをこれまでと変えて臨む見通し。SBがオーバーラップしてのクロスは減る可能性もあるが、「そこは割り切ってサポートしてもらう」と、あくまで無失点での勝点獲得を目指す。

 湘南戦で鼻骨を骨折したFW高橋も出場が濃厚で、ここまでチャンスを逃しているFW中山も「先週よりは状態はいい」と、加入後初ゴールに向けて意気込む。お互い、前線から積極的なプレッシャーをかけて高い位置でボールを奪い、ショートカウンターでゴールに迫るというスタイルを貫く以上、気を許さずに90分闘い抜くメンタリティの強い方に、必然的に流れは傾く。その一方で、試合の流れとは関係なく、チャンスにもピンチにもなりうるセットプレーも大きなポイントとなるはずだ。

 熊本が、そして熊本のサポーターが初めて体験するダービーというシチュエーション。特別な一戦だけに、結果が欲しいのは間違いない。だが、あえてわがままを言わせてもらえれば、結果以上に、内容の濃い、白熱したゲームを観たい。なぜなら、この試合を始まりとして、新しい九州ダービーの歴史が刻まれるからに他ならない。

以上

2008.03.28 Reported by 井芹貴志
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