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【J2:第5節 鳥栖 vs 熊本】鳥栖プレビュー:鳥栖史上初の開幕から無失点。今節まで負け知らずの鳥栖が、新加入の熊本の挑戦を受ける。(08.03.30)

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3月30日(日)J2 第5節 鳥栖 vs 熊本(13:00KICK OFF/ベアスタ
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「九州ダービー」と言えば、昨季までは鳥栖対福岡のカードを指していた。しかし、今季からは熊本が加わり、文字通り三つ巴の戦いが始まった。その「新九州ダービー」は、今節の鳥栖対熊本で幕が開ける。

とは言っても、この両チームにはまだ『因縁』なるものはない。これから、ダービーマッチの歴史が始まり、互いのサポーターたちが熱狂するのである。今節は、鳥栖が先輩の意地を見せるのか、熊本が挨拶代わりの先制弾を贈るのかと言ったところだろう。

しかし、クラブの対戦ではなく、選手に眼を向けると『因縁』が見えてくる。熊本のFWには高橋泰がいる。彼はここまでのチーム全得点をたたき出している。前節の湘南戦で鼻骨骨折を負ったとはいえ、特注のフェイスマスクを着用して出場する。彼のシュート力は、計り知れないものがある。このシュート力に鳥栖は『因縁』がある。

2004年高橋泰は、大宮に在籍していた。当時の大宮は、鳥栖ともにJ2リーグでしのぎを削っていた。大宮でのアウェイ戦、高橋泰の放ったシュートがポストに跳ね返って、当時のGKシュナイダー潤之介(現仙台)が指を骨折した。GK不足に陥った鳥栖は、2001年に現役引退したGKコーチだった笹原氏を急遽現役復帰させた。

その高橋泰が、BAスタジアムに熊本の一員として帰ってくる。チームメイトの有村も2001年まで鳥栖の主力として鳥栖に在籍していた。彼の当たりの強いDFと攻撃参加は、熊本のひとつの形でもある。新しい「九州ダービーの」予備知識として、覚えていて欲しい。

その新加入の熊本を鳥栖がホームで迎え撃つ。
今節まで、鳥栖は2勝1分けの4位につけている。好調の要因は、リーグ唯一の無失点と言える。飯尾がケガで戦列を離れても、柴小屋と加藤がDFラインを支えている。キャンプ中から、連係を取り合った成果が出ている。今節もこのラインは崩れそうにない。

守備に対して攻撃には、少々物足りなさが残る。開幕戦(対山形戦)と第3節(C大阪戦)では、終了間際に得点をあげて、ホームスタジアムに駆けつけたファンを熱狂させたが、シュートが総じて少ない。
相手エリアでボールを奪うのだが、シュートまで持って行くのに多少時間を要している。今週の全体練習では、ビルドアップに時間を割いていた。今節も標榜する「攻撃的な守備」が機能し始めると熊本は苦戦必死に違いない。早い時間に得点を挙げて楽な形で勝利を収めたい。

対する熊本は、1勝は挙げたものの、新加入の洗礼を受けている。前節も湘南に17本のシュートを浴びて無得点2失点と苦戦した。全員が前線からボールを追うものの、ミスと連係のまずさからボールを奪われて、後半早々に失点してしまった。ケガを押しての強行出場のFW高橋泰に期待がかかる。

熊本の高橋を中心とした攻撃に鳥栖の堅い守備。両チームとも「前線からの守備」を行うために、随所に好プレーを見ることができるだろう。新しい九州ダービーの幕開けは、魅力満載である。ぜひ、BAスタジアムに駆けつけて、新しい九州ダービーの証人になって欲しい。ダービーマッチには不思議な魅力あり、何かしらの『因縁』が生まれてくる。その『因縁』を次の戦いまでサポーターは引きずる。だからこそ、自分の目で確かめて、鳥栖対熊本の歴史を創造して欲しい。

試合は勝つために行い、勝者は栄誉を受ける。
アスリートに負けるつもりで勝負に挑むものなどいない。
当然のごとく、勝ちを目指してピッチに臨む。
それが、同じ九州を地盤として戦うJ2クラブ同士ならば、より負けたくないのは当たり前。
否が応でも、熱い戦いを見せるものである。それが、ダービーマッチである。

サッカーは、勝者の歓喜と敗者の悲哀で成り立っている。

以上

2008.03.28 Reported by サカクラゲン
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