3月30日(日)J1 第3節 鹿島 vs 横浜FM(16:00KICK OFF/カシマ)
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3月8日のJ1開幕戦・コンサドーレ札幌戦以降、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)2試合を含めて公式戦4連勝中の鹿島アントラーズ。しかし明日30日、ホーム・カシマスタジアムに迎え撃つ相手、横浜F・マリノスは、これまでとは一味違う。彼らは今季開幕2連勝中で、勝ち点では鹿島と並んでいるのだ。昨季J1の顔合わせを振り返っても、ホームでは1−1のドローに終わり、アウェイでも勝ちはしたが非常にタフなゲームを強いられている。まさに「宿敵」という言葉が相応しい相手なのである。
「J1ではまだ昇格組の札幌とヴェルディに勝っただけだし、ACLもそう。真価を問われるのはこれから」と岩政大樹も話すように、J1連覇を狙う彼らにとっては、ここからが本当の戦いと考えていい。
オズワルドオリヴェイラ監督もこの一戦に並々ならぬ意欲を燃やしている。試合2日前の28日にはトレーニングをクローズして調整した。これまで指揮官が非公開練習を取り入れたのは、悲願の10冠がかかった昨季終盤の浦和レッズ戦前、天皇杯制覇への最大の難関だった川崎フロンターレ戦前の2度だけ。それを今回も行ったのだから、この横浜FM戦の意味合いの大きさが伺える。
そんな鹿島だが、19日のACL・ナムディン戦の後、22〜23日は連休だった。選手たちは過密日程で疲労が溜まっていたコンディションの回復に努めた。今週は24日に神奈川大学との練習試合からスタート。普段通りの着実な調整を行ってきた。日本代表の2010年南アフリカワールドカップアジア3次予選・バーレーン戦のため、中東へ遠征していた田代有三、内田篤人の2人も28日には合流。2人とも試合出場機会がなかったため、疲れは感じていないようだ。特に内田は27日に20歳のバースデーを迎えたばかり。バーレーン戦ではベンチ外の屈辱を味わった分、20代最初のゲームとなる横浜FM戦には高いモチベーションを持っているはずだ。一方、27日のU−23日本代表のアンゴラ戦のためチームを離れていた伊野波雅彦、興梠慎三も戻ってきた。伊野波は90分フル出場し、試合勘を取り戻した様子。興梠は途中出場だったが、本来のスピードとキレが戻ってきている。彼らの存在も指揮官にとって心強いだろう。
目立った負傷者もおらず、今回もスタメンは変化なしだろう。GK曽ヶ端準、最終ラインを統率する岩政、大岩剛の安定感は過去4試合1失点という数字にも表れている。内田と新井場徹の両アウトサイドも好調だ。鹿島最大の長所である中盤の落ち着きも際立っている。守備な仕事を一手に引き受ける青木剛、レジスタ(引き気味の司令塔)役の小笠原満男、前に出てゴールに絡む野沢拓也と本山雅志のバランスは申し分ない。そしてFW陣の得点力は今のJ1では傑出している。4試合8点とゴールを量産中のマルキーニョスは勢いに乗っている。今回対峙する横浜FMの最終ラインには、中澤佑二、栗原勇蔵という強さと高さを兼ね備えたセンターバックがいる。中澤はバーレーン戦をフルに戦い疲労困憊だろうが、マルキーニョスと田代とのマッチアップに闘志を燃やすはず。どちらが主導権を握るかに注目したい。
今季の横浜FMはかつてジュビロ磐田の黄金時代を築いた桑原隆監督が就任。ベテランと若手、外国籍選手の融合を図っている。J1開幕の浦和レッズ、第2節のコンサドーレ札幌戦を見る限りだと、横浜FMらしい堅守を取り戻しつつある。今季は中澤ら守備陣の前に松田直樹らボランチに入っているのが、1つの特徴といえる。彼らと最終ラインがうまく連動すれば、かなり強固な守備システムが生まれる。これをいかに崩すか…。今回の鹿島攻撃陣にとってはそれは非常に大きな命題だ。小笠原ら中盤の連動性で相手をかく乱し、マルキーニョスと田代の2トップにいい形でボールを供給することができれば、ゴールは難しくない。抜群のヘディング力を誇る栗原勇蔵と田代の競り合いにも注目だ。相手が仕掛けてくるタフなサッカーに焦れず、自分たちのペースを貫くことが肝要である。
横浜FMの攻撃陣も昨季とは変化している。2トップに入るのは大島秀夫と坂田大輔かロニー。いずれにしても、昨季の日本人得点王の大島が軸を担うのは間違いない。彼は高さがあり、ターゲットにもなれるし、チャンスメークもゴールも可能だ。彼らに山瀬功治らが絡んでくると攻めに分厚さが出てくる。鹿島にしてみれば、相手にそういうサッカーをさせないことだ。最終ラインはまずは大島をキッチリ封じること。山瀬も代表戦の影響が懸念されるが、フリーにしたら遠目からでもゴールを奪える選手だけに、細心の注意が必要だ。
試合時間の鹿嶋地方の天候は晴れ、気温は12度と予想される。桜が満開になった東京に比べるとまだまだ気温は低い。観戦の際は注意を払いたいものだ。
以上
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