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【J1:第3節 鹿島 vs 横浜FM】試合終了後の各選手コメント(08.03.30)

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3月30日(日) 2008 J1リーグ戦 第3節
鹿島 2 - 1 横浜FM (16:04/カシマ/22,901人)
得点者:33' マルキーニョス(鹿島)、67' 小宮山尊信(横浜FM)、85' ダニーロ(鹿島)

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●青木剛選手(鹿島)
「マリノスはすごくいいチームだし、苦しい時間もあると思っていた。こういう厳しい試合を勝ちに持っていけるのはすごく大きい。ホームで勝てたし、ここから連戦になる。いいリスタートを切れたと思う。
相手はロペス、山瀬さん、ロニーがポイントになるということだったんで、必ず誰かがマークに付くことを意識して試合に入った。
(Q:ダニーロが入ってからポジションが変わった?)
いや、中盤に入ってそのままだった。後半は相手が人数をかけて攻撃してくるし、押し込まれるのはしょうがないところがあった。そういう時でも、ボールを取った後、速い攻撃を意識してやっていた。相手の攻めをネガティブに捉えず、奪ったらチャンスが出来ると前向きに考えていた。
(Q:後半は左を起点にした攻めが多かった?)
スカウティングで、(田中)隼磨は低い位置からディフェンスを始めるということだったんで、イバさん(新井場)のところが起点にできそうだと思っていた。小宮山の方は高い位置からスタートするんで、そういう意識はあった。PKのゴールを逃した後も、信じて最後まで我慢してやっていた。諦めずにやればチャンスをモノにできる。今のチームのいい面がすごく出ていた」

●小笠原満男選手(鹿島)
「後半はかなり攻められたが、サッカーのリズムはそんなもの。相手は1点を取りに来るから。そういう時でも2点目を取れるのが理想的だけど、しっかり耐えて勝ちに結びつけられたのがよかった。PKのシーンは、滑ったとしか言いようがないね(苦笑)。そこでがっかりすることなく、気持ちを落とさずにダニーロがゴールを奪ってくれた。チームが逞しくなってきてるってことだと思う。ダニーロのゴールは自分のミスを忘れさせてくれるゴールだった。1−1ならがっかりするけど、ダニーロがヒーローになって、少しは忘れさせてくれるのかな。
(Q:今はチームの総合力がある?)
ダニーロはサンパウロで中心だった選手。あれだけの選手がなかなか試合に出られないのに、出た時にしっかり結果を出してくれる。ホント、いい見本じゃないかと思う。
(Q:今季戦った中でいちばんレベルの高い相手に対する勝利?)
今までの相手も弱いとは思わない。でも自分たちで勝ちに持っていけたし、しっかり勝てたことは収穫。こういうのはすごく大切。厳しい試合をモノにできたから。1点目はマルキ(マルキーニョス)がうまく回り込んでくれたんで、自分よりマルキが打った方がいいかなと。いい動き出しがなければ入っていない。チームとして崩すところまで行けたから、ああいうゴールにつながると思う」

●岩政大樹選手(鹿島)
「激しく崩されたと思っていないけど、結果的に失点してしまった。もう少し対応の仕方があったのかなという気もする。
(Q:小宮山のゴールについて)
最低限ファーに打たせないようにしようということはできたのかな。でもヴェルディ戦にしても、コンサドーレ戦にしても、後半勝負がついた。どの試合も厳しいけど、それを結果につなげられているから、チームに勢いが生まれると思う」

●ダニーロ選手(鹿島)
「得点シーンは、あそこでボールがこぼれてくることは予想していなかった。でも新井場のセンタリングをDFがクリアしてくることは予想していた。それがたまたま自分にこぼれて来て、うまく決めることができた。
(Q:今年はゴールにより近い位置で仕事ができているが?)
去年と今年のプレー自体はそんなに変わらないが、今年の方が自分にチャンスが来る回数が多い。それを決めるか決めないかの問題だ。今後ももっと数多くチャンスに顔を出して、点を取っていきたいと思う。
(Q:スーパーサブとして使われていることについて) 
もちろんスタメンで出たくない選手はいない。誰もが先発で出たい。だけど私はチームメイトをリスペクトしている。これからどんどんチームに貢献し、自分のプレーをして、いつかスタメンで出られるようになりたい。
(Q:今季好調の要因は?)
時間が経つにつれて自分のプレーがよくなっている。昨年は初めて日本に来て、サッカー以外のことでもかなり苦労した。でも今年はサッカーに集中できる環境にいることが大きい」

●マルキーニョス選手(鹿島)
「5試合連続ゴールは、とてもうれしい。得点が続いている要因は、まず目標を置いてつねにトレーニングしていることが挙げられる。一生懸命グランドでプレーしているし、味方のサポートもある。それでゴールを取れている。得点シーンは、日ごろのトレーニングがモノを言った。オガサ(小笠原)、モト(本山)、野沢は、みんなペナルティエリア外からシュートをするのがうまい。ボールを回しつつスペースを空けてボールを落としてシュートをするトレーニングをやっている。今日の試合でもそういう場面が実際に起きた。オガサがDFをひきつけて自分がボールを持った時、スペースが空いたので、すぐにシュートを打つことができた」

●本山雅志選手(鹿島)
「タフな試合だったがそうなるのは分かっていたし、この試合はすごく大事。勝利を得ることができてよかった。押される時間帯もあったけど結果的によかった。後半は相手が前からプレスに来て押し込まれた。途中からうまく立て直してチャンスを作っていけた。ダニーロが入った後、自分は攻めより守備のバランスを取ることに重点を置いたつもり。
(Q:前半の入りは嫌な感じだった?)
いや、向こうもトラップミスがあったし、ズレることもあった。ただ寄せが甘いところもあったんで修正が必要だと思う。
(Q:小笠原選手のPKが外れた時は?)
滑ったし、しょうがないよね。あれで逆にもっとチャンスを作っていこうと思った。あのPKも1つのチャンスだったし。後半はシュートまでもって行かれることもあったけど、前がかりに来る相手に対して満男(小笠原)とか青木がしっかりコントロールしてボールをさばいてくれた。ミツ(小笠原)の存在のすごさを改めて感じた。
(Q:ダニーロの投入?)
ダニーロはすごく攻撃的でボールを取られないし、シュート力もある。前で自由にやってくれと思って自分は守りを考えた。でもダニーロも下がって守ってくれたし、すごくやりやすかった」

●松田直樹選手(横浜FM)
「こういう試合が続くとJリーグも盛り上がると思う。今日は自分も見ている人たちも楽しかったと思う。最悪、引き分けにしたかったが、この悔しさを次の鹿島戦にぶつけたい」

●小宮山尊信選手(横浜FM)
「自分の仕事はほとんどゴールだけだった。互角以上にやれらが、最後に入れてくるあたりはさすが鹿島だと思った。鹿島は1人1人のスキルが高くて嫌なポジショニングを取ってくるチームだと思う」

以上
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