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【J1:第3節 柏 vs 札幌】試合終了後の各選手コメント(08.03.30)

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3月30日(日) 2008 J1リーグ戦 第3節
柏 1 - 2 札幌 (16:01//10,048人)
得点者:12' 鎌田次郎(柏)、38' 西嶋弘之(札幌)、66' 西大伍(札幌)

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●大谷秀和選手(柏)
Q:相手の方が勢いがあったが?
「高さに関しては相手の方があるので、その跳ね返されるボールも拾えなかった。それが大きい。あとは相手に蹴らせないようにというのはあるが、本当にシンプルにダイレクトで蹴ってくるので、なかなかうちが前から行く時間もなかった」

Q:ケガ人が多くてキツイ状況だが?
「そこはしょうがないことだし、いる選手でやらなければいけないので。連敗したことで下を向いていてもしょうがない。すぐに試合もあるし、明日からもう切り替えて。まあ相手というよりも、やっぱり自分たちのサッカーをやらないと」

Q:コンビネーションについては?
「一緒にやっている選手も多いし、その辺に関してはあまり問題はないと思う。ただ、どうしても1点先制して同点にされたあと、ちょっと元気がなくなるというか、勢いが出ないというのを感じる。もっともっとみんなで盛り上げないといけないと思うし、そういうときというのは、あまりいい状況ではない。そういうのは、全員でなくしていかなければいけないと思う。やっぱり自分たちのやりたいところができていないのがいちばんなので。(今回は)蹴らせないというのがいちばんだと思うが、蹴られたあと、セカンドボールを拾うであったり、その辺ができなかったし、相手のトップの選手にしっかりとキープされてしまった。もっともっと厳しく行ってもよかったかなと思う」

Q:攻めあぐねていたが?
「もう少し前線での溜めが必要になるし、茂原君が入ったことでサイドでボールが持てるというのはあるが、そこだけが起点になっていたら攻撃できない。今日で言えばチュンソン(李忠成)であったり、大津のところでもう少し時間が作れたら攻撃にも厚みが出る。ただ、あまりいいボールも彼らに入らなかったので、彼らだけの責任ではない」

Q:少し窮屈そうなイメージを受けたが?
「同点になって1点取りにいくというのもあるし、負けている状況ではちょっと急ぎ過ぎたかなというのはある。時間もあったので、もっとサイドからという選択肢もあったと思う。あとはピッチが濡れているというのもあったけど、ちょっとミスが全体的に多かったなというのはあるので、そこを改善しなければいけない」

Q:出足がよくなかったが?
「自分たちはディフェンスから入るのがいちばんリズムが出ると思うが、前線からの勢いというのはあまりなかった。いつもであれば、サイドに出させて、そこを今日であればシゲさん(茂原)と太田君がいくところを、ほとんどそこを使われることはなかったし、シンプルに向こうはロングボールを蹴ってきていたので、プレスにいくには難しい感じがした」

Q:昨季から取り組んでいる蹴ってくるチームへの対策について
「蹴らせないというのがいちばんだが、もっともっと大津、チュンソンに行かせてもよかったかなと。ただ、クリアボールとかも本当にシンプルに蹴ってくるので、やっていてはまっていないなという感じは凄くした」

Q:いつもの日立台でやっている感じではなく、アウェイでやっているようだったが?
「自分たちのミスも多かったので。相手がどうこうというよりも、自分たちのパスミスが多かった分だけ、リズムに乗れなかったというのはある。(ピッチコンディションは)相手も同じなので、自分たちは前線に高さがない分だけ、しっかりつないでいく部分でミスが出ると攻撃にならない。もうちょっと蹴るボールにしても、DFラインの裏まで蹴っちゃってもよかったなと。前半なんか蹴っても相手が跳ね返せるところに蹴っていたので、もっと思い切って裏、裏をねらっていってもよかったかなと思う」

Q:パスミスの原因は?
「受け手の問題だけじゃなくて、出し手の問題であったり、周りの人のサポートであったり。あとは、向こうの2トップの選手が後ろからもしっかりと追いかけてくるので。言われていたとおり、向こうはしっかりラインを作っているので、相手のDFラインとボランチの間で受けることも少なかった。ただ単にボールは動かしているけど、あんまり効果的な回し方ではなかったかなというのはある。前半何度かサイドを使っているときはいい攻めになっているので、ひとり飛ばすであったり、そういうのをもっともっと全員でやっていかなければいけない」

Q:アタッキングサードでヒールやトリッキーなプレーが多いことについては?
「確実にやらなければいけないところはやるべきだとは思うが、相手に対して意外性を持つというのも大事なので。結局通ればOKという感じはあるが、今日の試合に限らず今までも最後の質の部分がよくなかったりというのはある。ペナルティエリアに近くなってからというのが課題だと思うし、そこから何ができるか、そこから質を上げなければいけない。そこは練習から改善しなければいけないし、みんなが言っていかなければいけない部分もある」

Q:フェイスガードは見にくかった?
「見にくいですね。後ろとか横の選手があまり見えないので。個人的にもよくなかったが、これは慣れるしかないと思う。ただ、ちょっとあまりに見えづらいので、次は使わなくてもいいように話はしている」


●鎌田次郎選手(柏)
「(リーグ戦初出場初ゴールは)ねらってはいないが、たまたま自分のところに来たので突っ込んでいった。(そのあともチャンスがあったが)そこまでは期待しちゃ駄目ですよ、僕に(笑) 下が濡れていたので、ゴロで叩き付けたりすればいいと思っていたが、枠に飛ばないと意味がないので。勝てなかったことがいちばん悔しい」

Q:得点以外のプレーについて
「やっぱりダヴィとか強いので、ちょっと苦労した。そこは祐三(小林)とかイシ(石川)とか藏さん(藏川)となんとか抑えたかったが、カウンターとセットプレーでやられてしまった。しょうがない…」

Q:J2、ヤマザキナビスコカップと出てきたが、J1の緊張感は違う?
「いや、そんなには。J1とJ2では全然レベルが違うのは感じたが、緊張とかはなかった」

Q:やっていける自信は?
「まだ分からないです。取り敢えず一回りして、いろいろな相手を見てという感じ。やってみないと分からない」

Q:ケガ人が出るなかで、ボランチでもセンターバックでも期待されているが?
「言われたポジションでやるつもりでいる」

Q:今日の試合での課題は?
「セットプレーとカウンターという、札幌のいちばん得意なパターンだったので、そこを抑えられるようにしなきゃいけないなと思う」

Q:ピッチはやりにくかった?
「濡れていたからボールが滑るので多少スリッピーだったが、そんなにやりにくいことはなかった」

●西嶋弘之選手(札幌)
「前半からアグレッシブにいい試合ができていたので、立ち上がりに失点してしまったけれど、このまま続けていれば必ず勝つチャンスはあるなと考えていた。前半のうちに同点に出来たのが大きかったと思う。自分の得点に関しては、クライトンがいいボールを蹴ってくれるのはわかっていたので、合わせるだけだった」

●芳賀博信選手(札幌)
「やはりリーグ戦で勝つというのは嬉しい。イメージとして柏はウチみたいなチームが苦手だろうなと感じていたので、先制点を奪われても負ける気は全然しなかった。その意味では前半のうちに追いつけたのは大きかったし、柏は勝つために前に出てくるだろうから、こっちのカウンターも有効だったと思う。またすぐ次の試合があるので、いいイメージで入っていきたいと思う」

●曽田雄志選手(札幌)
「久々の出場だったので、前半から足がつりそうになった。ただ、全体的にはしっかりとプレーすることができていたと思う。セットプレーでこそ失点したものの、それ以外の場面ではほとんどスキを作らなかったし、柴田ともうまく連係をとって守ることができた。この1勝は大きいと思う」

●柴田慎吾選手(札幌)
「リーグ戦で勝てて本当に嬉しい。ただ、自分としては位置取りやカバーリングなど戦術的な部分がまだまだ足りていないので、そこは反省しなければならない。終盤、相手はパワープレー的になっていたが、そういうプレーへの対応は自分の長所なので、自信を持って跳ね返すことができた」

●西大伍選手(札幌)
「得点シーンは冷静というよりも、ギリギリなんとか入ったという感じ。でも前日に、GKの股間を抜く夢を見た(笑)。序盤に1点取られても、そこで我慢できたのが大きかったと思う」

●高木貴弘選手(札幌)
「立ち上がりに失点をしてしまったが、そこからリズムを崩すことなくプレーができた。今日みたいなグラウンドコンディションは去年も一度もなかったので、リスクを冒さずセーフティにプレーすることを心がけた」

●クライトン選手(札幌)
「セットプレーに関してはものすごく練習していたので、それを出せて良かった。昨日も一昨日もセットプレーのキックの練習を何本も行なったので、その成果が出たのだと思う。(西)大伍へのパスは思ったとおりのところへ出すことが出来たので、とても満足している」

以上
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