本文へ移動

今日の試合速報

第18節 6.16(日) 14:00KO 国立競技場 神戸vs川崎F 国立競技場に小中学生合計10,000名様を無料ご招待
第18節 6.16(日) 14:00KO 国立競技場 神戸vs川崎F 国立競技場に小中学生合計10,000名様を無料ご招待

J’s GOALニュース

一覧へ

【J1:第3節 G大阪 vs 東京V】レポート:G大阪がポゼッションで東京Vを圧倒。今季リーグ戦初白星をものに。(08.03.30)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
3月30日(日) 2008 J1リーグ戦 第3節
G大阪 2 - 1 東京V (13:03/万博/13,693人)
得点者:13' 播戸竜二(G大阪)、28' 船越優蔵(東京V)、76' ルーカス(G大阪)

J1勝敗予想ゲーム★第4節投票受付中!
----------
小雨が降りしきる雨の万博スタジアム。スリッピーなグラウンドに足をとられるシーンも多く、立ち上がりは互いになかなかリズムを見出せず、スピードアップしていかない展開。それでも、個の技術の高さを証明するかのようにポゼッション率の高いG大阪が優勢に試合を運ぶ。

先制ゴールは13分、ガンバのFW播戸竜二。FWルーカスからMF橋本英郎へ、1タッチで繋いだボールを、右サイドからフワリと柔らかなクロスボール。それを播戸がジャンピングボレーで叩き込む。ボールが浮かないように、しっかりと押さえ込んだ技ありの一撃に、また、公式戦5戦目にして初の先制ゴールに、万博スタジアムに歓声が響き渡る。

これで勢いづくかと思われたが、ペースはさほど変わらず。畳み掛ける攻撃力を示すというよりは、相手のカウンターにも注意を払いながら、しっかりポゼッションをとり、手堅くゲームを進めていくという印象。それに対し東京Vも受け身にまわってはいるものの、しっかりボールを動かしながら好機を見出そうとする様子が見てとれる。そんな中、東京Vに待望の同点弾。28分、カウンターからの展開から、MFレアンドロ、MF富澤清太郎と繋ぎ、最後は今季リーグ戦では初先発のFW船越優蔵が左足で決める。
と、今季リーグ戦初先発のFW陣がそれぞれしっかりと結果を残す中で、試合は振り出しに。これで再びエンジンがかかったG大阪は多少強引ながらもゴールへの意欲を強く示すFWバレーやMF安田理大らが遠目からのシュートを積極的に放つが枠をとらえられず。対する東京Vも前半終了間際には、右からのスローインからFW船越が頭でそらし、中央にこぼれたボールを後ろから走り込んだMF富澤が豪快に蹴りあげるが、そこはG大阪の守備陣が身体を張ってブロック。難を逃れる。

リーグ戦での白星を未だ手にしていない両者にとって、どうしても欲しい勝ち点3を獲りに行くべく1-1で迎えた後半だったが、共になかなかフィニッシュまで持ち込めない。後半立ち上がりすぐの48分にはMFルーカスのマイナスボールを、FWバレーがシュート。GK土肥洋一が弾いたこぼれ球に更にFW播戸が詰めるも、東京VのGK土肥の身体を張ったセービングに弾き返されてしまうという決定的なシーンはあったものの、以降は両者ともに決定機を見出せず、停滞したムードが漂う。

ただ、G大阪のポゼッション率の高い、ボールも人も動くサッカーを前に、徐々に東京Vの運動量がダウン。次第に一方的な展開になっていく中で、76分、左サイドMF明神智和からのクロスにFWルーカスがあわせG大阪が逆転に成功する。こうなるとG大阪のポゼッション率がよりものをいう形で試合が運び、東京Vはそれに振り回されるばかり。最後にはDF水本裕貴を投入し、東京VのMFディエゴ対策を徹底しながら更に手堅く試合を運んでリードを守ったG大阪が、今季リーグ戦初勝利をものにした。

試合後、先制ゴールのFW播戸がマイクを手に、スタジアムに残ったサポーターの皆さんと一体になって「1、2、3、バ〜ン!」の雄叫び。ピッチをところ狭しと走り回ったパフォーマンス同様、雨や寒さを吹き飛ばす、熱く、彼らしい盛り上げ方で万博スタジアムは一体に。最後は、今季初勝利を全員での万歳三唱で喜びあったG大阪。開幕からなかなか勝ちきれずに苦しい戦いを続けてきたが、それを払拭するかのような勝利だった。

以上

2008.03.30 Reported by 高村美砂
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
サッカーのポジション解説
サッカーの試合時間・タイムルール
インテンシティ
オフサイド
ビルドアップ

テレビ放送

一覧へ

明治安田J1リーグ 第12節
2024年5月6日(月)15:00 Kick off

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2024/05/04(土) 10:30 【5/3(金)のゴールをイッキ見!】明治安田J1リーグ全ゴールまとめ【0503】