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【J1:第4節 新潟 vs 鹿島】レポート:要所で得点を重ねた鹿島が堂々の4連勝。新潟は若手の活躍は見られるも開幕からの4連敗(08.04.03)

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4月2日(水) 2008 J1リーグ戦 第4節
新潟 0 - 2 鹿島 (19:04/東北電ス/22,740人)
得点者:14' 田代有三(鹿島)、50' 小笠原満男(鹿島)

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鹿島が2-0で新潟を下し、開幕からの連勝を4に伸ばした。これで昨季から続くリーグ戦の連勝記録は13に。前半14分、田代有三がヘディングを決めて今季初得点。後半5分には小笠原満男のミドルシュートでダメ押しした。
新潟は2試合連続無得点で4連敗。形は作りかけるが、相手を脅かすまでには至らなかった。

一瞬のすきを逃がさなかった。前半14分、右サイドの内田篤人からのクロス。田代はファーサイドで待った。「内田がいいボールを入れてくれました」。新潟の守備陣のマークが自分から外れると、ボールに合わせて走りこむ。頭で捕らえたボールはバーを直撃すると、そのままインゴールに落下した。

「やっと得点できました」。表情は自然と緩んだ。開幕4戦目で今季初得点。相方のマルキーニョスはすでに4ゴール。サブに入っている佐々木竜太も開幕戦の札幌戦で得点していた。主力のFWで無得点なのは自分だけだった。「1点取って、気が楽になりました」。日本代表に選出されて以来、注目度は上がった。当然期待も大きい。結果を出すことへの意欲が焦りにもなりかけていた。
ひざの故障は、完治していないが少しずつ回復している。普通に歩くときでさえも痛みがあった。それが徐々に和らいできたことで、プレーもスムーズになってきた。「いいゴールだったので、これを続けたい」。今後の手ごたえをがっちりとつかんだ。

田代の先制点だけでなく、2点目も鹿島らしく相手のミスを突いたもの。後半5分、左サイドでのパス交換から小笠原がドリブルで中央へ。新潟の守備が出遅れ、コースが空いたところを迷わずにミドルシュート。ポストを直撃したボールの跳ね返りが、横っ飛びして倒れた直後の新潟・GK野澤洋輔の背中に当たり、ゴールへ。相手守備の乱れを逃がさなかった。

「相手の長所を消しながら、自分たちのサッカーができた」。オリヴェイラ監督は淡々とした口調ながらも、チームのパフォーマンスを高く評価した。後半26、27分に本山雅志がたて続けにイエローカードをもらって退場した。そんな数的不利もほとんど影響はなかった。「選手がしっかりとゲームマネジメントをしていた」(オリヴェイラ監督)と、流れに左右されない集中力で、勝つべくして勝点3を挙げた。

新潟は力の差を見せつけられた。サイドを変えながらボールを運び、ゴール前へ。その形はつくるが、さらに得点機会を組み立てるまでにはいかなかった。クロスの精度、バイタルエリアに入ってからの圧力に欠けていた。
ただ、前節までの3試合に見られた大きなミスは減った。守備と攻撃のコミュニケーションは図られている。収穫は新人・木暮郁哉、途中出場で豊富な運動量を見せた田中亜土夢、河原和寿の若手が機能したこと。「次も出られたら、もっとシュートを狙っていきたい」(木暮)、「積極的にやるしかない」(田中)。気持ちの面でもチームをけん引できる強さを持ち合わせている。

試合後、ホーム側ゴール裏に陣取った新潟サポーターは、選手がピッチを去っても応援歌を歌い続けた。「ぐっと来ました。次は絶対に勝つ」。ゲームキャプテンの内田潤は言った。

安定した戦いぶりを見せた鹿島は、順調にチーム力をアップさせている。いまだトンネルの出口が見えない新潟だが、細かい部分でプラスの要素が出はじめた。

以上


2008.04.03 Reported by 斎藤慎一郎(ニューズ・ライン)
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