4月5日(土)J2 第6節 愛媛 vs 鳥栖(13:00KICK OFF/ニンスタ)
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愛媛は前節の福岡戦でボランチに宮原が今季初先発。これまでは勝っても負けても試合の中でバタバタする時間帯を打開できず、望月監督が「チームリーダーの不在」を何度も指摘していたが、キャンプ前に肩を脱臼し出遅れていた司令塔がようやく帰ってきた。
結果的には福岡に敗れてしまった一戦を、宮原は「繋ぐところと、そうでないところの意識の統一がチームとしてできていない」と指摘。失点の場面も含めて、福岡戦では無理に繋ごうとするパスを奪われてはピンチを招いてしまっていた。ただ、得てして若林へのロングボールに頼りがちになってしまい単調になりつつあった攻撃に、繋ぐ意識が戻ってきた内容に一定の評価を与えた望月監督は「あとはプランを持った繋ぎに変えなければならないし、意図的に繋げなかった時には今までやってきたシンプルなプレーが必要になる」と課題を付け加えた。
その点に関しては宮原も「逃げのパスではダメ。次に繋げるためにはパスにメッセージを込めなければ」と言葉を変えて語ってくれたが、もうひとつ挙げた課題はパスを受ける動き出し。量の少なさに関してはもちろんのこと、「受け方にしても、ちょっとした細かさが足りなかったのは外からみていた時は分からなかった」と宮原は質の部分にも言及。MF江後、ボランチ青野の負傷で新しい選手が加わる鳥栖戦では、パスの受け手の動きの量・質がどれだけ改善されたかが問われることになってくる。
そこでひとつ注目したいのは、福岡戦で江後に代わって愛媛で初出場を果たした横山拓也。福岡戦ではなかなかプレーに絡むことができず「迷っている部分がある」としつつも、今週のトレーニングでは望月監督や左サイドバックの井上と積極的にコミュニケーションを図り、ポジショニングを修正。トレーニングの合間にも、ピッチサイドで別メニューを続けるキャプテンの金守をつかまえては自分のプレーを確認していた。横山は前に所属していた山形で昨季8ゴールを挙げたストライカー。愛媛ではキャンプから左のアウトサイドで試され、随所に持ち味の突破力やゴールに繋がるクロスを上げていただけに、今節は鳥栖のプレスをかいくぐり、巡ってきたチャンスを生かせるか楽しみにしたいところだ。
そしてもうひとつ、今節注目したいのはツートップの組み合わせ。今週はミニゲームや紅白戦で若林と大木、あるいは大木と田中などこれまでなかった組み合わせを試そうとしている望月監督。「FWと中盤が離れてしまう」と望月監督という課題の鍵を握るのが大木となるか。今季はトップ下で途中出場を果たすことも多い大木だが、横山も含めて愛媛の前線が鳥栖に負けず流動的な動きをみせることができれば、愛媛の得点チャンスが増えるだろう。
怪我という偶然と、ポジショニングの修正という必然の要素からスタメンが大きく入れ替わりそうな愛媛。それが結果として、ここまでわずか1失点の柴小屋、加藤ら鳥栖の屈強なDF陣をこじ開ける突破口になるか。逆に堅実な守備で無敗の鳥栖もこれまで4試合で3得点と攻撃には課題を残しており、試合が膠着した時には両チームに我慢が求められる試合にもなってくる。
前節、福岡に敗れた愛媛は2勝3敗となり、白星先行(2勝1敗)で迎えた前節のホームゲームとは一転して今度は黒星が先行している状況。今節の後は1節休養をはさみ2週間試合が開くことになるだけに、今節ホームに鳥栖を迎える一戦は連敗脱出をかけて持てる力を十分に出し切る戦いを期待したい。
以上
2008.04.04 Reported by 近藤義博
J’s GOALニュース
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