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【AFCチャンピオンズリーグ メルボルン vs G大阪】プレビュー:予選突破のためには是が非でも負けられない一戦。G大阪がアウェイの地で『勝点3』を獲りにいく。(08.04.09)

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4月9日(水)AFCチャンピオンズリーグ メルボルン vs G大阪(18:30KICK OFF/メルボルン)
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-中継:テレ朝ch(18:25〜)、BS朝日(23:00〜/録画)、NHK-BS(4/10 1:10〜)-
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★前日会見のコメント
西野監督 / 松代選手 / メルボルン監督 / メルボルン選手 / 前日練習後の監督・選手コメント

Jリーグ3連勝を飾った5日の清水戦を終えた翌日。ガンバ大阪はAFCチャンピオンズリーグを戦うべく、夕方の便で日本を出発。トランジットを含めれば約18時間をかけて戦いの地、オーストラリア・メルボルンに到着した。

長旅、しかもトランジットを含めての移動ということもあり選手の疲れは否めないが、「たしかに遠かったので思ったより疲れたけど(笑)、いつもより1日早い前々日入りしているし、しっかり回復できて試合に臨めるので問題ないですよ」とDF山口。タイトなスケジュールでの試合ではあるものの、気持ちはしっかり9日のメルボルン戦に切り替わっているようで、「リーグ戦の連勝の勢いを繋げてというより、また新たに仕切り直して挑むような気持ち。アウェイの、やったことのないスタジアムでの戦いということで難しい試合になるとは思うけど、ACLの予選を突破するためには本当に大事な試合になる。結果を出せるように一丸となって戦いたい」と力を込めた。

ちなみに、前々日の練習では、清水戦で右足下腿部を打撲したFWルーカスは別メニューで調整。本人は「試合にはなんとか間に合わせたい。ダイジョウブ」と笑顔をみせたが、いずれにしても明日、明後日の様子をみて出場の可否は決まることになるだろう。

 さて、ACL予選リーグ、3戦目の相手となるメルボルン・ビクトリーは06年度シーズンでリーグ戦とファイナルを制し、完全優勝を果たしたAリーグの強豪。キーマンとなるのはキャプテンを務めるケビン・マスカットをはじめ、戦いを前に「ガンバ大阪はグループリーグでは一番の脅威だと思う。いつもは大口を叩いて『4、5点は取るよ』って言うんだけど、今回は1点とれればラッキーかな。相手よりもまずは自分たちのサッカーに集中する中でゴールを奪えればいいね」と話したアーチー・トンプソンといったオーストラリア代表組。更には、コスタリカ代表のカルロス・フェルナンデスら。他にも2005年のU-17W杯でオーストラリア代表のキャプテンを務めたカズ・パタフタ、昨年のU-20オーストラリア代表に選出されたエバン・バーガーという若手選手も控えており選手層は厚い。

そのチーム力について、過去のACL予選リーグにおけるビデオを見た西野監督は「メルボルンが敗れたアウェイでのチョンブリ戦はタイのアウェイのコンディションに少し戸惑っていたのかなという感じだったが、高さはあるとはいえパワープレーばかりではないし、足下でも結構動かしてくるという印象を受けた。またフィジカルの強さを考えてもコンタクトが多くなってアプローチを受ける回数が増えると局面に強いだけに危険だから。そのへんは気をつけないと」と分析していたが、そこはG大阪の真骨頂ともいえる、速く鋭いパスサッカーで相手を揺さぶることが出来れば不安はない。

ここ数試合、試合を重ねるごとにコンビネーションの高まりが感じられる、全員守備、全員攻撃を徹底した中で、2試合連続ゴールを挙げて調子を上げてきたFWバレーを始め、ゴールこそないが、周りの選手とのコンビネーションの充実がみられるFW山崎らの決定力にも期待したい。

 現在G大阪が属するグループ(詳細はこちら)は、首位のチョンブリFCと2位のG大阪が勝点4で並び、3位につけるメルボルンFCとの勝点差もわずかに1。かなり拮抗した状態にあるが、今節を含めて残り4試合となった今、その明暗をはっきりとつけていくためにも、このメルボルンFC戦での『勝点3』は、しかもそれがアウェイでのものとなれば、大きなポイントになる。

「予選突破に近づくためにも、4月に行われるメルボルンとの2連戦でしっかりと勝点を積み上げたい」と話したMF遠藤の言葉を体現すべく、オーストラリアの地で躍動するG大阪を、そして、山口の言葉を借りれば「泥臭く勝点を奪い取る」姿を見たい。

以上

2008.04.08 Reported by 高村美砂
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