4月9日(水)AFCチャンピオンズリーグ 鹿島 vs 北京(19:00KICK OFF/カシマ)
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今季開幕から公式戦7試合連勝という驚異的な強さを見せている鹿島アントラーズ。明日9日には、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグ突破を争う宿敵・北京国安を本拠地・カシマスタジアムに迎える。2試合終了時点で2勝同士の直接対決だけに、ここで勝つか負けるかは今後の展開を大きく左右する。勢いに乗る鹿島としては何としても白星を挙げ、グループ最大のライバルにプレッシャーをかけたいところだ。
ACLのここまでの戦いぶりをおさらいすると、鹿島は3月12日の初戦・クルンタイバンク戦を9−1、続く19日の第2戦・ナムディン戦を6−0で連勝。得失点差を+14に広げている。一方の北京国安は初戦・ナムディン戦を3−1、第2戦・クルンタイバンク戦を4−2で勝利。得失点差は+4となっている。現時点では勝点6で並んでいるが、得失点差で鹿島が首位。このまま明日の一戦に勝てば、1次リーグ突破に大きく前進する。それだけに、オズワルドオリヴェイラ監督も選手たちも気合が入るところだ。
大一番に向け、鹿島はコンディション回復を最優先のテーマに据えた。5日のJ1第5節・ジェフユナイテッド千葉戦(4−1で勝利)の後、6日は完全オフ、7日と8日は軽い調整にとどめている。特に試合前日の8日、鹿嶋地方は大変な暴風雨に見舞われた。ピッチが水浸しになり、気温も10度近くまで下がる最悪のコンディション。それでも指揮官は「サッカーをやっていればこういうこともある」と選手に説き、あえてこの厳しい環境下で1時間近くボールコントロールやパス交換の練習を行うことにしたという。
左太ももを痛めながら、先週末の千葉戦に強行出場した小笠原満男はトレーニングには不在だった。明日の試合出場が不安視されるが、オズワルドオリヴェイラ監督は「大丈夫だ。90分間やれるだろう」と太鼓判を押した。本人も試合前日は治療と休養に専念し、満を持してピッチに登場するつもりだろう。
千葉戦は出場停止だった本山雅志も戻ってくる。先月30日のJ1第3節、横浜F・マリノス戦で両足を負傷した彼だが、1試合休んだことでかなり回復したという。「北京は強いチームだし、サイド攻撃に特徴がある。トップ下の選手もサイドに散らせるし、FWも高さがある。代表選手も多いし、やはり手強い相手。いつものように自分たちがボールを保持してボールを回せれば、いい形が作れると思う」と意気込みを新たにしていた。
対する北京国安だが、中国代表経験者7人を擁するメンバーで7日に来日。2日かけて異国の環境への適応を図った。韓国人のイ・ジャンソ監督率いるチームは、昨季の中国リーグで28試合19失点という堅守を誇った。今季ACLでは2試合で3失点とやや守りが乱れているようだが、それでも、2月の東アジア選手権の中国戦に出場したXU Yunlong(徐雲龍、13番)、Zhang Shuai(張帥、3番)ら1対1に強くタフなDF陣を揃える。。彼らと実際に対峙した田代有三は「中国戦をやる前から『相手に北京国安の選手がいるな』と思いながらやっていた。彼らは前に強いけど、Jリーグにも厳しいDFはいっぱいいるんで、意識せずにやりたい」とすでに相手の特徴を抑えている様子。彼とマルキーニョスの2トップが機能すれば、今の鹿島に負ける要素は見つからない。まずはキッチリと先制点を奪うことに集中したい。
相手の攻撃陣に関しては、元サンフレッチェ広島のFWチアゴ(Tiago Jorge HONORIO、10番)が起点となる。岩政大樹は「北京の攻撃はチアゴに当ててくるパターン。広島時代のイメージが強いが、ヘディングというより、体の使い方がうまい選手。足元の使い方もうまい」と警戒していた。中国からチームに帯同している記者によると、北京国安の基本布陣は4−4−2。イ監督も「いつも通りのやり方で戦う」と話しており、おそらく2トップにはチアゴとTao Wei(陶偉 15番)が陣取るだろう。そして、ケガ次第だが、状態がよければ左MFに入ると見られるホンジュラス代表MFマルティネスも大いに警戒すべき存在といえる。彼らキーマンを確実にケアすることが鹿島守備陣には求められている。
いつも通り、高い位置からのプレスで相手の特徴を消し、ボールを奪ったら確実にキープしながら攻撃を組み立てること。そして決定機をモノにすること。それが鹿島勝利のポイントになる。「向こうも全勝だし、次に勝つか負けるかで、ACLの予選突破ができるかできないかの半分以上が決まる。ここで勝てばアドバンテージを持って中国へ行ける。この試合はこの1次リーグで一番大事になる」と田代も強調するように、闘志あふれるプレーでこのヤマ場を乗り切りたい。
明日のスタメンを予想すると、鹿島はこれまでと同様で、GK曽ヶ端準、DF内田篤人、岩政、大岩剛、新井場徹、ボランチ・小笠原、青木剛、2列目・野沢拓也、本山、FWマルキーニョス、田代の4−4−2が有力視される。北京国安は(前述の中国人記者の情報も含めると)GKZHANG Sipeng(張思鵬、1番)、DF・ZHANG Shuai(張帥、3番)、ZHOU Ting(周挺、4番)、LANG Zheng(郎征、2番)、XU Yunlong(徐雲龍、13番)、ボランチ・イグナトフ(IGNATOV Stojan、25番)、HUANG Bowen(黄博文、16番)、右MF・YAN Xiangchuang(閻相闖、11番)、左MF・マルティネス(20番)、FW・チアゴ(10番)、Tao Wei(15番)の4−4−2が濃厚だという。
明日9日夜の鹿嶋地方の天候は晴れ、気温は10度の予想。16時から第3ゲートチケットブースで当日券も販売される。ACLを左右する大一番だけに、ぜひとも多くの人に鹿島を力強くサポートしてほしいものだ。
以上
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