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【J1:第6節 浦和 vs 鹿島】プレビュー:好調・鹿島の勢いを止められるか 浦和、ホームで4連勝を目指す(08.04.13)

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4月13日(日)J1 第6節 浦和 vs 鹿島(16:00KICK OFF/埼玉
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 J1第6節の最大の注目カードが、埼玉スタジアムでの浦和対鹿島戦ということに異論はないだろう。
 開幕から公式戦4試合勝ち星なしと思わぬ躓きを見せた浦和だが、そこから3連勝とチーム状態は少しずつ上向きにある。その浦和が、ACLを含め8戦全勝の絶好調・鹿島をホームに迎え、どんな戦いを見せてくれるか、両チームのサポーターならずとも気になる一戦に違いない。

 リーグ開幕5連勝で首位に立つ昨季王者・鹿島に独走を許さない意味でも、浦和としては黒星だけは避けたいところ。加えて、昨季逆転優勝を許した宿敵に借りを返す意味でも、浦和は意地を見せたい。
 負ければ、早くも両者の勝ち点差は今季最多の9と開くことになる。リーグ序盤の天王山は、今後の両者の行方に影響を与え兼ねない大事な試合となることは間違いない。

 浦和では、ここ3試合本来のセンターバックではなくボランチで起用されている闘莉王がクローズアップされているが、やはり彼の出来が勝敗を分けるカギを握っているといえるだろう。前節の磐田戦でも、同点弾を演出したほか、自ら決勝弾を挙げるなど、攻守に絶大な力を発揮。磐田イレブンから「闘莉王ひとりにやられた」と言われるほどだった。
 ポジションをひとつ上げたことで、より攻撃参加が際立つようになった闘莉王だが、本人曰くいちばん心がけているのは「バランス」だという。その言葉どおり、浦和はチームとしてバランスアップしたことが、ここ3試合での連勝につながっていることは確かだ。

 ただ、気になるのは昨季まで3年連続でリーグ最少失点を誇った守備が今季はピリッとしていない点(5試合で5失点)。清水、磐田と連破している浦和だが、いずれの試合でも開始早々の失点で薄氷を踏む展開を強いられている。良くいえば勝負強さを発揮しての逆転ということになるが、試合巧者・鹿島に対してそのような展開は避けたいところだ。

 もうひとつ、今季これまで3試合に出場して未だゴールのない新加入FW高原の処遇についてエンゲルス監督がどのような判断を下すかについても気になる。磐田戦を見ても、動きの重かった高原を下げて、永井らを投入したことが結果的に逆転につながった。果たして、大事な一戦で期待の新エースにチャンスは与えられるだろうか。

 一方、首位に立つ鹿島としてはここで浦和を叩き、さらにリードを広げたいところだろう。9日の水曜日にACLの北京国安戦(中国)を戦っていることで、疲労は心配されるが、それ以上に好調さが目立つ。その試合で日本代表DF内田が腰を故障し、浦和戦は欠場となるが、U-23代表の伊野波らが控えており大きな問題にはならないはず。

 前節の千葉戦、北京国安戦とそれぞれ欠場した本山、野沢の穴もダニーロがきっちりとカバーし、鹿島に不安要素は少ない。現在5得点で得点王のマルキーニョスが好調のほか、リーグ5試合で14得点(2失点)の攻撃力は際立っているだけに、力でライバル浦和をねじ伏せたいところだろう。

以上
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