4月12日(土) 2008 J1リーグ戦 第6節
清水 0 - 2 名古屋 (14:03/日本平/14,167人)
得点者:9' 小川佳純(名古屋)、89' 杉本恵太(名古屋)
----------
●長谷川健太監督(清水):
「ホームで勝てないということは、選手にとってもつらい状況だと思うし、サポーターにとっても非常に残念な思いをさせてしまい、これだけたくさんのサポーターが来てくれている中、申し訳ない気持ちでいっぱいです。ただ、現時点ではリーグ戦6試合が終わったにすぎないので、ここからチームをもう一度きちっと立て直さなければいけないと思っている。今日の試合が、6試合の中でいちばんバランスを欠いたゲームをしてしまったのかなと思っている。そういう意味では、選手も今日負けたことによって、自信も少しなくしているだろうし、もう一度きちっと……時間はないがチームを立て直して、ここから少しでも上に行けるように、何とかしなければいけないと。今日負けて、そういう強い気持ちを持った。あとは結果を信じて、準備をして、戦うだけしかないのかなと思っている」
Q:今日、FWの岡崎と原を中盤の両サイドで使ったが、その起用の意図は?
「クロスが上がったときに飛び込める選手ということで、両サイドで使ったということと、とくに岡崎をはじめに左に入れて、市川からクロスが上がったときに中の枚数が少し少なかったので、市川から上がってきたボールを狙わせるという意味でも、岡崎を左に使った。フェルナンジーニョも多少守備で疲れた部分があったので、守備で岡崎が助けながら、(攻守が)切り替わったときに、左サイドあるいはダイアゴナルに走って相手の背後を狙うというような形で、両サイドが攻撃の時には3トップ気味になってフェルナンジーニョが少し下がるというような形で、どんどん相手の背後に仕掛けるというところを期待して、両サイドに岡崎と原を使った」
Q:前半のうちに、本田に代えて原を投入したときの狙いは?
「(本田は)立ち上がりは少し慣れない形で戸惑いがあったのかなと。そこで落ち着いてうまくゲームコントロールできれば良かったが、先に失点してしまったので、なかなかあの形のままではうまくボールを前に運べないのかなと。1人が攻撃的な選手でないと、相手に対してプレッシャーをかけられない。逆に、攻めることによって守備のバランスを保つことができると思ったので、原を右サイドに使って、枝村を真ん中の少し高い攻撃のポジションに入れたということ」
Q:今日は伊東と本田の2枚のボランチという形でスタートしたが、その狙いと結果は?
「結果はうまく出なかったが、狙いは名古屋の両サイドが非常に高い位置をとって4トップ気味に張り出してくるので、逆にそこで入れ替わったときに、相手のダブルボランチの横のスペースをうまく使いたいという思いで、あのような形にした」
Q:チームを立て直していくうえで、どういう部分に力を入れていきたいか?
「もう一度メンバーを選定し直すという部分と、戦い方をもう一度選手たちとよく話をして、明確にしてから戦っていきたいと思っている。もちろん、34試合しかないので、そんなに悠長なことは言っていられないとみなさんも思われるでしょうが、6試合を終わった時点で勝ち点4というのは、もちろん選手たちも、われわれも、サポーターも、チームも望んではいない結果に甘んじているが、本当に能力のある選手たちがたくさんいると思う。もう一度そういうところを、頭の中を整理させて、ここからやればまだまだ十分戦えるだけの戦力はあると思っているし、戦えるだけのチームだと私は思っているので、ここで落ち込んでネガティブになってもしょうがないので、強い気持ちを持って、次の試合に臨んでいきたいと思っている」
Q:アウレリオが開幕以来の先発だったが、ベンチに入ったパウロも含めて、外国籍選手とチームとの連携は?
「だいぶトレーニングでは慣れてきたので、そろそろやってくれそうな雰囲気はトレーニングの中ではあったので、期待して送り出したが、なかなか……気持ちは入っていたとは思うが、好循環で回らなかったのかなと思っている」
Q:チームがひとつになって戦うということを強く言っていたが、そのへんに関しては?何かちょっと自信なさげにプレーしているようにも見えたが?
「それはベンチから見ていてもすごく感じた。もっと自信を持って攻撃的にやればいいのに、何かミスを恐れたり、うまくやろうとして逆に消極的になってしまったりという形が見られた。そのへんがベンチから見ていても、終わった後の選手の反応を見ていても、なにくそという感じで、次の試合に向けてという感じではないので。もちろん、いろんなプレッシャーがある中で選手はやっているので、悔しいとか落ち込むという気持ちはわかるが、ここで落ち込んでも何も始まらない。もっと気持ちを前面に出して、こういう時期だからこそ、そういうプレーをしなければいけないと思うし、そういう部分を持った強い選手というのが、ベテランを中心にもっともっと気持ちを出してもらいたいなと思っている。今はきれい事を言ってもしょうがないので、選手の反発心というか反骨心というのを刺激するような話し合いなり、トレーニングなりをしていきたいなと思っている。また、少し自信のない選手は入れ替えて、新しいフレッシュな選手を入れるということも、今後は考えていかないといけないのかなと思っている」
以上
- 終盤戦特集2025
- アウォーズ2025
- 明治安田J1昇格プレーオフ2025
- 明治安田J2昇格プレーオフ2025
- J3・JFL入れ替え戦
- AFCチャンピオンズリーグエリート2024/25
- AFCチャンピオンズリーグ2 2024/25
- はじめてのJリーグ
- Jリーグ×小野伸二 スマイルフットボールツアーfor a Sustainable Future supported by 明治安田
- 明治安田Jリーグ百年構想リーグ
- 2025 月間表彰
- 2025 移籍情報
- 2025 大会概要
- J.LEAGUE FANTASY CARD
- 2025 Jリーグインターナショナルユースカップ
- シャレン Jリーグ社会連携
- Jリーグ気候アクション
- Jリーグ公式試合での写真・動画のSNS投稿ガイドライン
- J.LEAGUE CORPORATE SITE













