4月16日(水)ヤマザキナビスコカップ 千葉 vs 札幌(19:00KICK OFF/フクアリ)
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ヤマザキナビスコカップ予選リーグのCグループ(順位表はこちら)は現在、千葉と札幌がともに1勝1分(勝点4)。得失点差+2の千葉が1位、得失点差+1の札幌が2位で、3位の柏は勝点2、4位の川崎Fは勝点0だ。千葉と札幌は今節で勝てば首位争いで優位に立てるが、特にリーグ戦第6節終了時で未勝利(17位)の千葉は、是非とも勝って悪い流れを断ち切りたい。
両チームのJ1リーグ戦の通算対戦成績は、千葉の3勝3敗と互角。だが、フクダ電子アリーナで行なわれた札幌戦といえば、千葉には苦い思い出がある。2006年の天皇杯4回戦で、当時J2に在籍していた札幌に0−1で敗れたのだ。あの時の悔しい思いを払拭し、札幌に苦手意識を持たないためにも、チーム浮上のきっかけとなる勝点3が欲しい。
千葉は、リーグ戦で第5節鹿島戦は1−4、第6節大宮戦は2−4で連敗と、連続4失点で守備の脆さが目立つ。原因は集中力の欠如などのイージーミス、一対一の場面での個の弱さだが、攻撃時に攻めきれずにボールを失っていることも守備面に影響している。それを改善するには、思い切って前線に飛び出すプレーなど、攻撃に転じた時に積極果敢な仕掛けが必要だ。今季の公式戦初出場だったリーグ戦第6節で得点したFW新居辰基は「ヨジップクゼ監督の攻撃のスタイルは相手の裏を狙うことが第一だけど、ボールの引き出し方の問題などFWには難しいところもあるし、これまでチームには裏に出るプレーが少なかった。でも、僕は自分がそこで活きると思っているので、前節はうまくボールを引き出せるように、味方がパスを出しやすい状況を作ることを考えてプレーした。勝つことがチームの自信になるので、今は点を取ることだけを考えています」とキッパリと語った。
対する札幌は、リーグ戦第6節終了時で2勝4敗(14位)。昨季活躍したDF西澤淳二、MFの大塚真司と藤田征也が負傷欠場中の上、第6節磐田戦の前々日にDF西嶋弘之が負傷して第6節を欠場したが、磐田に2−1(札幌の得点者はFWダヴィ、DF柴田慎吾)と競り勝った。2006年の天皇杯4回戦で千葉が負けた時もそうだったが、札幌は自陣でしっかりとした守備のブロックを築き、相手の単純な攻撃はしっかりと跳ね返す力を持っている。そして、攻撃面ではキーマンのMFクライトンがボールキープ力の高さを発揮しながら、効果的なパスワークを見せる。リーグ戦第6節のFWダヴィのゴールはクライトンのFKをヘディングシュートしたものだが、セットプレーで点が取れるのも強みだ。
千葉としてはまずクライトンをいかに抑えるかがポイントだが、勝つにはもちろん守るだけではダメだ。4月14日の紅白戦でスタメン組のダブルボランチの一角に入ったMF米倉恒貴は「僕はボランチのポジションだと守備の中心的な役割になる。運動量があるので前に出るプレーも求められるけど、リスクを冒すことにもなる、中盤のバランスを崩さないようにプレーしたい」と話したが、ボランチがどれだけ機を見て札幌の守備を崩す攻撃参加ができるかが勝利の鍵になるだろう。今季は組織的な守備を重視して入った前半にミスから失点しての苦戦が多いが、今節こそは『攻撃は最大の防御』で勝つ千葉が見たい。
以上
2008.04.15 Reported by 赤沼圭子
J’s GOALニュース
一覧へ【ヤマザキナビスコカップ 千葉 vs 札幌】プレビュー:勝ったチームが首位争いで優位に立つ一戦。千葉は積極果敢な仕掛けの攻撃で、札幌の守備のブロックを崩したい。(08.04.16)
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