4月19日(土)J2 第8節 愛媛 vs 仙台(14:00KICK OFF/ニンスタ)
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前節、試合がなかった愛媛にとっては、まるでシーズン前のキャンプのようにこの2週間は期待と不安が入り混じった。まず膨らんだ期待として、今節の愛媛は2人のキーマンの復帰に注目したい。その1人は、開幕直前に右膝にメスを入れることになってしまったキャプテンの金守だ。開幕して6戦で愛媛がゼロに押さえられた試合はわずか1(第3節の徳島戦のみ)。セットプレーや不用意な奪われ方から失点し、自滅気味だった守備陣にようやくリーダーが戻ってきた。
「まずはゼロに抑えることを意識したい」という言葉通り、金守は4月13日のトレーニングマッチ・徳島戦で2本目(1本35分)の途中まで出場すると、前日には仙台戦で得点を挙げていた大島ら徳島の攻撃陣を完封。「センターバックにも競争が生まれた」と望月監督は金守のポジションを確約しているわけではないが、「あとはどうするか、嬉しい悩みになった」と顔をほころばせた。
そして、この徳島戦で左サイドバックを務めたのが三上だ。今季ここまでは本来ボランチの井上がこのポジションにコンバートされていたが、ようやく本職の三上が復帰したことで望月監督は井上をボランチに戻すことを示唆。三上に対しては「派手なプレーはないが堅実で計算できる」と評した。京都でプレーしていた昨季の第38節徳島戦(9/2@西京極)以来、7ヶ月以上公式戦からは遠ざかっていたが、6日のサテライトリーグ大分戦、11日には神戸、そして13日の徳島戦と実戦をこなしてきた。「ポゼッションできるようになってきたので、サイドではしっかりつなげる選手を使いたい」と望月監督が語っていることからも、三上はこの仙台戦で愛媛でのデビューを飾ることになりそうだ。
ただ、期待の戦力が復帰してきた一方で、先週はDF関根がコンディションを崩し、徳島とのトレーニングマッチでは最初、高杉が右サイドバックを務めた。愛媛は開幕からFW、MFと選手を入れ替えながら戦ってきたが、ここにきて不動だったDFラインの顔ぶれも一変することになると、一抹の不安も残る。特に今節は、仙台が両サイドで高い位置にボールを運んでくることからもサイドで数的不利を作られ、主導権を握られるようになると愛媛が後手にまわる展開になることは必至。そこで「1対1の仕掛けもあるし、バイタルでのミドルもある」と望月監督も警戒する仙台の圧力に愛媛の守備ブロックが耐えられるかがこの試合で最初のポイントになってくる。
しかし、一方の仙台もリーグ最多のシュート数(7試合で120本)を放ちながら、皮肉にもシュート数が半分以下(6試合で58本)の愛媛のゴール数を下回る(仙台が6得点、愛媛が7得点)。愛媛のゴールを割れず、時間が経過すれば今度は木谷に続き岡山が負傷した仙台のセンターバックが破綻せず守りきれるかが問われることになるだろう。
守りの要が戦列を離れてしまった仙台に対して、出遅れていた選手が次々と復帰し戦力的にはようやく今季のスタートラインに立つことができた愛媛。新芽を育む春の陽射しが愛媛に降り注ぎ、3連敗という春雨は止むか。それとも暖かな陽射しが仙台を後押しし、ゴールという名の大輪の花を咲かせることになるのか。
今節はそれぞれの転機の訪れを心待ちに、ニンジニアスタジアムへと足を運ぶことにしよう。
以上
2008.04.18 Reported by 近藤義博
J’s GOALニュース
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