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【J1:第11節 浦和 vs 千葉】レポート:闘莉王1ゴール1アシスト! 浦和、後半の3ゴールで千葉を突き放す。(08.05.07)

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5月6日(火) 2008 J1リーグ戦 第11節
浦和 3 - 0 千葉 (16:00/埼玉/52,008人)
得点者:59' 田中マルクス闘莉王(浦和)、76' 相馬崇人(浦和)、85' エジミウソン(浦和)
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浦和がホームで3-0と最下位の千葉に快勝し、勝点23で首位をキープした。

前半をスコアレスで終えたものの、後半に違いを見せた浦和。その主役はやはり闘莉王だった。すっかり馴染んだボランチで先発するも、後半はトップ下にポジションをひとつ上げ、自慢の攻撃力を発揮。59分に堤俊輔の左クロスを右足で叩きポストをかすめる一発で先制点をもたらすと、76分にはゴール前の冷静さで相馬のゴールをお膳立てした。

前半に脱臼の疑いがあるほど肩を傷めた闘莉王だったが、77分にピッチを退くまで、痛みをこらえながらプレーし、1ゴール1アシスト。首位の浦和と最下位の千葉、両者の最大の違いは“闘莉王がいるかいないか”とさえも思わせるような存在感を発揮し、チームに勝利を呼び込んだ。

後半から永井雄一郎に代わってピッチに入った細貝萌も、ボランチで積極性を見せ、チームにいいリズムをもたらした。「中盤にスペースがあったし、ある程度自由にできた。前に飛び出していくのが自分の持ち味のひとつ」。ミドルシュートで相手ゴールを脅かすと、インターセプトからの素早い飛び出しで千葉DFを混乱させた。85分、エジミウソンがダメ押しの3点目を決めたが、それを生んだのも細貝の守から攻への切り替えの早さだったといえる。

終盤は余裕を持ったパス回しで完全に千葉を翻弄した浦和。前半はやや低調な内容に見えたものの、後半にしっかり帳尻を合わせ勝星を拾うあたりに強さを窺わせた。

一方、今季いまだ勝星のない千葉は前半こそ懸命な戦いを見せたものの、後半に息切れ。前半開始直後には、3-5-2の右アウトサイドでスタートした浦和・永井の裏のスペースを左SB青木良太が突いて、あわやゴールかというシュートを放ったものの、惜しくも浦和GK都築龍太の好セーブに阻まれチャンスを生かせず。すると、時間の経過とともに勢いを失った。

「後半は攻撃も守備もまったくダメだった。まるで10人で戦っているように、前からプレスがかからなかった。浦和にやりたいようにやられてしまった」。キャプテンの下村東美も力なく振り返った。

得点源のFW巻誠一郎を欠いていたことも響いたかもしれない。後半、米倉恒貴、伊藤淳嗣、新居辰基と次々に前目の選手を投入したが、大きな効果はなかった。失点を重ねる度に後退を続けていった千葉に、勝機はほとんど残されていなかったいえるだろう。

11試合を消化し、2分け9敗と勝星に見放されている千葉は、完全に負のスパイラルに陥っているといえる。好転のキッカケを掴むには、何か大きな変化が必要ではないだろうか。

開幕連敗スタートとなった浦和は、早急な監督交代、闘莉王のボランチ起用という“奇襲”で、チームの流れを変えることに成功した。果たして千葉は、どんな手段を選ぶのか。今後の動向に注目したい。

以上
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