5月6日(火) 2008 J1リーグ戦 第11節
横浜FM 1 - 1 大宮 (15:00/日産ス/27,988人)
得点者:16' デニスマルケス(大宮)、51' 大島秀夫(横浜FM)
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今季ホーム無敗ロードを走る6位・横浜F・マリノスと7位・大宮アルディージャの対戦は、1−1のドロー。これで05年からの両チームのリーグ戦の対戦成績は、横浜FMの4敗3分け。大宮が横浜FMの『鬼門』である状況を変えることはできなかった。
前半、試合のペースを握っていたのは大宮。立ち上がりの5分、山瀬功治にDFラインの裏を突かれシュートを打たれたが、その後は持ち直し、高い位置からプレスをかけるゾーンディフェンスがハマっていた。そして先制点は16分に生まれる。右サイドバック・村山祐介のクロスから崩し、一度は横浜FMのGK榎本哲也に防がれたが、最後はデニス マルケスがヘッドで押し込んだ。その後、横浜FMも反撃を見せ、22分に小宮山尊信が強烈なミドルシュートを放つも相手GKに阻まれる。25分以降は、「相手を嫌がらせ、疲れさせるようボールを早く離して、サイドチェンジを多くした」(大宮・小林慶行)という大宮の早いボール回しに、横浜FMは翻弄される。ロペスや山瀬功も守備に回る機会が増え、厚みのある攻撃が作れない。39分にロニー、43分に大島秀夫がシュートを放つも、相手DFを崩してからのものではなく、ゴールをとらえることができない。そのまま大宮ペースで前半終了。
しかし、その流れが後半に入ると一気に変わる。それは横浜FMの選手交代が功を奏したため。後半頭からロペスに代え、兵藤慎剛を投入。これで兵藤と松田直樹がWボランチを組み、山瀬功がトップ下の位置に入る。すると兵藤を中心に運動量がグンと上がった横浜FMが主導権を握り始める。また、山瀬功がボールに絡む回数が増え、攻撃機会が増えた。同点弾は51分。相手DFのクリアボールを拾った小宮山からロペス、大島とパスがつながり、大宮DFレアンドロのマークを外してボールを受けた大島が右足シュート。ボールがゴールネットを揺らした。その後も畳み掛ける攻撃を仕掛ける横浜FM。75分にはロニーの鋭い左足ミドルシュートが右ポストを叩く絶好のチャンスもあった。また、84、85分に坂田大輔、清水範久を投入し、あと1点を奪おうと試みる。しかし、88分に大宮が点取り屋・デニス マルケスを下げ、ボランチ佐伯直哉を入れ、守備を固めたため大宮DF陣を崩しきれず。試合終了を告げる笛が鳴った。
横浜FMは、前半の失点が悔やまれる。GK榎本哲也やDF田中裕介は「試合の入り方が悪かった」と、その失点を後悔していた。前節の東京Vの後半もそうだったが、DF陣に集中力が欠ける時間帯があるのが気がかりだ。ただ、明るい材料もある。途中出場の兵藤は、松田が「兵藤とは本当にやりやすかった。成長している」と太鼓判を押すほど、攻守に貢献。貴重な戦力であることを自ら証明した。
一方の大宮は前半の戦い方を続けたかった。横浜FMの選手の何人かが「大宮は後半、運動量が落ちた」と言ったように、後半は相手の勢いに押され、ボールへの出足も鈍った。これから暑くなり、疲労も蓄積していく時期に、持ち味のプレッシングサッカーを後半までどう持続させることが、今後のカギとなるだろう。
以上
2008.05.07 Reported by 小林智明(インサイド)
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