6月25日(水) 2008 J1リーグ戦 第11節
G大阪 1 - 0 京都 (19:00/万博/15,840人)
得点者:54' 遠藤保仁(G大阪)
携帯でこの試合のダイジェスト動画を見るなら - ライブサッカーJ -
----------
日本代表から合流して間もないMF遠藤保仁を先発で起用したガンバ大阪が、立ち上がりから圧倒的にゲームを支配したこの日の試合。通常の攻撃的MFではなくボランチに据えたMF遠藤を起点にして、人もボールも動かしながら、京都のゴールを攻め立てる。但し、序盤戦の課題の1つとされていた『決定力不足』は相変わらず。再三にわたるゴールチャンスで決めきれず、狙っていた『先制点』がものにできない。結局、前半だけで京都の倍のシュートを放ちながら、スコアレスで折り返す。
対する京都は元G大阪勢の起用が注目されたが、DF手島和希はケガによりメンバー外。MFフェルナンジーニョもベンチスタートとなったため、MFシジクレイのみが先発メンバーに名を連ねることに。とはいえ、そのボランチに位置したMFシジクレイが効果的な働きを見せ、G大阪の攻撃の芽を摘み取るシーンも多く見られる。先にも書いた通り、G大阪がゲームを支配したことには変わりはないが、ある意味、そうしたMFシジクレイの献身的な働きが なければ、もっと早い段階でG大阪にゴールを許していてもおかしくなかったとも言える。
両監督が口を揃えるかのように「いいゲームがやれている」と評価し、選手を送りだした後半。沈黙を破ったのはG大阪だった。54分、ゴール前中央でこぼれ球を拾ったFWルーカスが、すかさず左のスペースへ出すと、走り込んだのはMF遠藤。前半からチーム全体がビルドアップして戦えていたことが実を結ぶかのように、流れの中からうまくMF遠藤が前線に顔を出し、落ち着いて枠をとらえる。
このビハインドを負った状況にすぐさま手を打ったのは京都・加藤久監督。前線で起点になりきれていなかったFW田原に代えてMFフェルナンジーニョを投入。更に70分にはFW柳沢敦に代えてMFアタリバを送り込み、攻撃を活性化させる。すると、徐々に京都ペースに。G大阪が全体的に間延びしたことで、攻撃を仕掛けやすくなったこともあったのかも知れないが、京都がG大阪のゴール前でプレーする時間帯が増えていく。ただ、こちらも決定力不足は否めず。MFフェルナンジーニョが『らしく』前線を動き回り、G大阪の守備をかく乱させようとするものの、フィニッシュの部分のツメが甘く、85分には、決定的チャンスも見られるが、これはG大阪GK藤ケ谷陽介のスーパーセーブもあり同点弾 には繋がらない。
一方のG大阪も前半の圧倒的な展開から一転、終盤は相手にペースを握られる時間帯も増えたものの、全員の守備意識は途切れることなく、「まずは守備から」という徹底した意思統一のもとで巧くゲームを運び京都を寄せ付けない。最後にはMF二川孝広に代えてDF福元洋平を、DF下平匠に代えてDF安田理大を投入。相手の2トップに対して1枚余らせる形の3バックの布陣を敷いて京都をシャットアウト。欲を言えば、そうした状況でも見出すことができていたカウンターから加点し、もっとセフティに試合を進めたかったが、結局MF遠藤のゴールが決勝弾となり1-0で勝利。この結果、8位に甘んじていた順位を5位まで上げ、今週末から本格的に再開するJ1リーグの『トップグループ争い』に名乗りをあげた。
以上
2008.06.26 Reported by 高村美砂
J’s GOALニュース
一覧へ【J1:第11節 G大阪 vs 京都】レポート:2年ぶりの京阪ダービーは、貫禄を見せつけたG大阪に軍配。(08.06.26)













