7月2日（水） 2008 ヤマザキナビスコカップ
Ｆ東京 1 - 2 大分　（19:00／味スタ／11,378人）
得点者：28' 前田俊介（大分）、44' 石川直宏（Ｆ東京）、83' エジミウソン（大分）
★準々決勝もハイライト公開決定！ヤマザキナビスコカップ特集はこちら-
----------

●塩田仁史選手（F東京）
「ボールが最終ラインにあるのと、ボランチの位置にあるのとでは大きく違う。DFとDFの間に入ってもっとボールを引き出す動きが必要だった。最終ラインよりも前で振り返ることが出来れば、相手もマークしづらい。最終ラインでボールが迂回するだけでは、相手も多少マークがルーズでもボールがくるまでに距離を詰められてしまう。加えてサイドバックの位置からもっとサイドチェンジがあっても良かったかもしれない。逆サイドの選手は、絞ってきていてフリーになっていたので、そこでピッチを大きく使うこともできたと思う」

●石川直宏選手（F東京）
「（得点シーンは）ソウタ（平山）がよく見てくれていたと思う。それに、あの場面でダイレクトで繋がったのは選手の距離感がよかったから。シュートの場面は、トラップと、コースを狙いすぎるよりもキーパーが出てきていたので脇の下を抜くイメージで打ちました。ああいう場面や時間をもっとこれから増やしていきたい。ボールを動かして相手をもっと走らせることができればよかった。ゲームの入り方が悪く、全体的にポワーッとしてしまったように思える。そこで失点してしまったのは残念だし、悔しい。このゲームに賭けていた。その試合で結果が残せなかったことは残念。後で落ち着いて、しっかりと反省しなければならない」

●梶山陽平選手（F東京）
「前半はどっちつかずのゲームだった。お互いボールの収まり悪く、リズムが悪かった。後半は大分が長いボールを蹴ってきて押し込まれる時間が増えてしまったように思う。僕らは自分たちのつなぐサッカーをしなければいけない。そのためには、もっと前線を追い越していく動きが必要だった。数も変化もないから攻撃に厚みを加えられなかった。最後のところで、崩す意図が個々に持てていなかったように思える。どう崩していくのか、練習でやってきたことを出せていなかった。ただ、今日の結果で自分たちのやっているサッカーがぶれることはないし、ぶらしてはいけない。崩し方、パスのまわし方、今日できなかったことを修正して、これから始まる大事な3連戦に臨みたい」

●吉本一謙選手（F東京）
「結果が出せなくて悔しい。ビルドアップにしてもパス回しにしても練習や練習試合でできていたことが全然出せなかった。ハーフタイムに人に強く行けと言われて厳しくは行けていたと思う。ただ、失点の場面では、しっかり人につけていなかった。個人的にはパスミスもあったし、直さなければいけない部分も多い。練習で出来ても公式戦でそれを出せなければ意味がない。しっかり出せるように練習からもう一度取り組みなおしたい。このチームでやっている以上は、それ（パス回し）が出来なければ使ってもらえないので」


●森重真人選手（大分）
「失点は、完全に真ん中を崩されてしまった。今シーズンは、ああいう形の失点がここまでなかったので悔しい。ただ、結果がすべて。どうしても欲しかった勝点３を取ることができて満足している。ホームは勝率がいいので気持ちに余裕を持って戦えると思う」

以上