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【J1:第15節 浦和 vs F東京】プレビュー:首位浦和、ホームで連敗ストップなるか。F東京は勝てば首位浮上の可能性も。(08.07.04)

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7月5日(土)J1 第15節 浦和 vs F東京(19:00KICK OFF/埼玉
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「ボールの奪われ方が悪かった。もっと賢くプレーしなければ。相手にチャンスを与えすぎた」(エンゲルス監督)。
 前節、柏に1対2と敗れた浦和に首位チームの面影はなかった。
 
 代表組やケガ人を多く欠いていたとはいえ、ナビスコカップを含め、これで公式戦5連敗。その間に喫した失点は合わせて16。毎試合ゴールを挙げているものの、それ以上に失点を重ね黒星が続いている。

 柏戦では、幾度となくポストやバーに救われながら2失点。それでも、ハイライトにはGK都築のファインセーブがいくつも出てきた。まずは守備の整備が急務。その一環として、F東京戦ではどうやら闘莉王を本来のリベロに戻すようだ。
 闘莉王の得点力に期待し、これまでボランチで起用し続けてきたエンゲルス監督だが、背に腹はかえられない。司令塔のポンテの復帰もあって、闘莉王の位置を下げるのだろう。
 安定感のある阿部に加え、闘莉王が加われば、最終ラインに個の強さは戻る。そして、3バックの残り1席には、不安定なプレーを続ける堀之内、坪井ではなく、堅実さに正確なフィードが売りの堤を起用したいところだ。

 ただ、3バックの浦和は今季、サイド攻撃を多用する3トップもしくは1トップの下に3人の攻撃的MFを並べる4-2-3-1型のチームに対しては相性が悪く、苦戦するケースが目立っている。柏戦もしかり。そして、F東京も例に漏れず4-2-3-1型のチームだ。そこで、ポイントとなるのは、3バックのサイドのスペース。そこをF東京のエメルソン、羽生らに突かれるようだと厳しい戦いを強いられそうだ。
 前節出場停止だったキャプテンの山田が戻ってくる浦和。一方の攻撃面では、復帰間もない昨季のMVP・ポンテの活躍に頼らざるを得ない面も多い。

 対してF東京は長友が故障中だが、前節千葉戦で退場した今野が水曜日のナビスコカップ準々決勝で出場停止を消化し帰ってくる。チーム自体も例年になくリーグ5位と好位置をキープしているだけに、勝点2差の首位浦和を叩き、さらなる上を目指したいところ。浦和戦を皮切りに、鹿島、G大阪と実力チームとの対戦が続くだけに、この連戦をどう乗り切るかが今季のF東京の行方をも占うといえるだろう。
 カボレを最前線に、羽生、平山、エメルソンらタイプの異なる攻撃陣が高い位置から浦和にプレッシャーをかけられれば面白い。受けに回らず、アグレッシブに戦えばチャンスは膨らむはずだ。

以上
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