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【J2:第29節 熊本 vs 徳島】プレビュー:“J”のロアッソ熊本が鹿児島に初見参。順位を直接左右する徳島との一戦は、ホームチームとして譲れない(08.08.03)

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8月3日(日)J2 第29節 熊本 vs 徳島(18:00KICK OFF/鴨池)
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 かつては熊本と同じく横浜フリューゲルスの準ホーム地だった鹿児島・鴨池で、“最も近い”Jクラブのホームゲームが開催される。昨年まで、あるいはロッソ熊本(現ロアッソ)が発足する2005年まで、年に数回やって来るJリーグの試合に熊本のサッカーファンが胸を躍らせていたように、鹿児島のファン達はこの試合を待ち望んでいるはずだ。

 14位と15位の直接対決というカードでの勝ち点差2は、結果如何によってはそれをひっくり返すもの。お互いに、負けるとシーズン終盤を迎えるにあたって大きな痛手となる“落とせない”ゲームであり、熊本としては、鹿児島のサッカーファンの期待に応えるという意味でも重要な一戦となる。

 愛媛戦でようやく今シーズン初の完封勝ちを演じ、4試合ぶりの勝利を掴んだ熊本だが、前節は湘南を相手に1−4と大敗。後半は中盤でのプレスが全く機能せず、いいようにスペースを使われて23本ものシュートを浴び、おまけにJリーグデビューを果たした17歳の菊池大介に美しすぎるメモリアルゴールをプレゼントするなど、あまりに気前が良すぎた。しかも、この試合で左肩の甲骨骨折に見舞われながらも先制点のきっかけを作ったCB河端和哉、累積警告で出場停止となる左SB矢野大輔と、今節は最終ラインで一度に2人を欠くという状況。だが、「2人欠けるのはしょうがない。中盤はよく動いてやってくれていると思うし、ハードワークできる選手は増えている」と池谷友良監督も話しており、愛媛戦からの4-1-4-1のシステムは基本的には変えない方向だ。

 迎える徳島は、ここ8試合勝ち星から遠ざかっているとは言え、徐々にではあるが内容的には上向きで、湘南や山形、福岡とも接戦を演じている。特に中盤に倉貫一毅が加入して以降、両サイドの麦田和志、藤田泰成の攻撃参加も増えてチャンスも作っており、決して侮れない。加えて高さのあるソウザ、スピードのあるアンドレジーニョと、ここへ来て2人のブラジル人が前線に加入し、第1クールで対戦した際にドゥンビアを擁して炸裂したカウンターとは、ひと味違った攻撃を見せつつある。合流して間もない事もあって連係面は今ひとつではあるものの、前節もこの2人で決定的なチャンスを演出しており、フリーで仕事をさせると熊本にとって厄介な事は間違いない。

 さて、その最終ラインだが、CBには4試合ぶりの先発出場となる福王忠世、そして左には、左足の腓骨骨折で離脱していた車智鎬が約2ヶ月ぶりに復帰する見通し。福王と上村健一のCBコンビは共に対人のディフェンスには自信を持つが、ブラジル人コンビに気を取られすぎて、間のスペース、いわゆる“門”で受けさせないよう、また背後のスペースも集中を切らさずにケアしたい。しっかりとラインをコントロールして中盤との距離のバランスを保ち、ビルドアップの起点となっているダ・シルバと倉貫を、地元への凱旋となる吉井孝輔をはじめとするMF陣でいかに抑えられるかもポイントだ。

 また、ソウザというターゲットを得た両サイドからのクロスに対しても、早い段階からその芽を摘みたい。右の市村篤司、左の車と、それぞれ藤田、麦田とのマッチアップとなるスペースの奪い合いを制する事ができれば、ゲームの流れを引き寄せる可能性も高くなる。奪ってからの攻撃では、愛媛戦での決勝点や湘南戦での先制ゴール同様、早い切り替えからシンプルに手数をかけずに攻めることでチャンスを作り出したい。

 お互いに下位に低迷するチーム同士のゲームは、それぞれを現在の順位たらしめている要素が、試合を左右するだろう。その要素とは、ずばり“精度”。パスやシュートはもちろん、ディフェンス時のタイミングや連動等、攻守両面においての、判断も含めた精度が上回った方が、勝ち点3を手に入れる。

 熊本は、勝ち点だけでなく、隣県から支えてくれるファンをこの機会に獲得したい。そのためには、「最も近いJクラブだから」という動機を忘れさせるような、“Jリーグらしい”、“Jリーグにふさわしい”サッカーを見せなければなるまい。ホームチーム誕生以前の熊本のサッカーファンが、かつてそうであったように。

以上

2008.07.31 Reported by 井芹貴志
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