8月6日(水)ヤマザキナビスコカップ 清水 vs 鹿島(19:00KICK OFF/日本平)
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今シーズンはこれまで何度も正念場を迎えてきた清水だが、この鹿島戦はその中でも最大の決戦になると選手たちもサポーターもとらえているだろう。
というのも、今年の清水は2度目のナビスコカップ制覇に向けて、これまでにないほど意欲を高めているからだ。開幕前から「タイトル獲得」を目標にしている清水だが、リーグ戦では想定外のことが数多く起こり、現在は首位・鹿島と勝点12差の15位と低迷。もちろん、まだ希望を捨ててはいないが、リーグ戦で優勝するには昨年の鹿島以上の奇跡を起こさなければならない。
それに対してナビスコカップならば、優勝まで今回も含めて4試合。それを勝ち抜きさえすれば(3勝1分でも良い)、念願の(長谷川エスパルスとしては初の)タイトルに手が届くのである。したがって、チーム内では今が「大きなチャンス」としてとらえる意識が非常に強い。リーグ戦では首位と15位という関係だが、それとは無関係に鹿島を倒す力は十分に持っているということも、全員が信じている。
実際、リーグ戦でのここ2試合(新潟戦と大宮戦)では、良いときの清水らしいサッカーが戻ってきている。とくに3-0で完勝した新潟戦は、堅い守りと速いサイド攻撃が融合し、まさに強いときの清水そのものだった。
大宮戦では、キックオフが1時間半遅れたり、開始4分で藤本淳吾が負傷交代したり(左足腓骨骨折)とアクシデントが続いた中で1点が取りきれずスコアレス・ドローに終わったが、チームのバランスはけっして崩れてはいなかった。
もちろん、藤本の長期離脱は非常に痛いが、代わりに入る兵働昭弘もかなり調子が上がってきており、守備の面ではより安定してくるはずだ。その他にも、高木和道や西部洋平、市川大祐など負傷や痛みを抱えた選手がいるが、出場に問題はない見込みで、出るからには全力のプレーを見せてくれるはずだ。
7月2日の準々決勝ファーストレグ(カシマスタジアム)が0-0のドローに終わっているため、清水としては今回のホームゲームで勝ちさえすればベスト4進出が決まる。ただし、アウェイゴールは取れなかったので、鹿島のほうは1点でもゴールを奪いさえすれば、引き分けでも勝ち抜きが決まるという状況だ。つまり、1点が非常に大きな重みを持つゲームとなる。
もちろん清水としては、先制点を相手に与えることだけは絶対に許されないので、ホームとはいえ最初からリスクを冒して攻めまくるというわけにはいかない。ただ、しっかりと守備を固めて先行逃げ切りというのは本来の清水の戦い方なので、「ミスからの失点は絶対にしてはいけないけど、あとは普通に自分たちのサッカーをすればいいと思う」(伊東輝悦)という声に代表されるように、あくまで自分たちのスタイルで勝利をつかむという意識で統一されている。
対する鹿島は、右サイドバックの内田篤人が五輪代表で不在だが、それ以外は充実したメンバーが揃い、中田浩二とマルシーニョが加入してポジション争いはさらに激化している。そのため今回のスタメンがどうなるかは予想しにくいが、オリヴェイラ監督ならば当然のように清水をしっかりと分析してゲームプランを立ててくるはずだ。
その中で大きなポイントとなるのは、清水の速攻と鹿島の守備との対決だろう。前回の日本平での対決(5月11日・J1第12節)では、清水がカウンターから多くのチャンスを作って5年ぶりに鹿島を破った(1-0)。清水としては、藤本がいない分、攻撃のアクセントが少なくなる可能性もあるので、得意の「ファストブレイク」に活路を見出すことは非常に重要になるが、逆に鹿島としては同じ失敗は許されない。もちろん鹿島としても点を取らなければいけないゲームなので、攻撃的に戦う中でどのようにバランスをとっていくかという部分が大きな見どころとなるだろう。
もうひとつ大いに注目したいのは、清水の右サイドバック・市川と、鹿島の左サイドバック・新井場徹との同サイド対決だ。鹿島は右の内田がいない分、攻撃面では左の新井場にかかる比重が大きくなるし、清水のほうも最近の試合ではケガから復帰して調子を上げてきた市川のオーバーラップから多くのチャンスを作っている。このサイドで優位に立ったチームがより多くのチャンスを作ることになるだろう。
試合展開としては派手な打ち合いにはならないかもしれないが、最終的にはセットプレーも含めて限られたチャンスをきっちりと決めたチームが勝利をつかむと予想される一戦。それだけに攻守ともにゴール前での集中力が本当に重要になってくるが、その意味でも、清水としてはホームの優位をぜひ生かしたい大勝負だ。
以上
2008.08.05 Reported by 前島芳雄
J’s GOALニュース
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