8月25日(月)J2 第32節 熊本 vs C大阪(19:00KICK OFF/熊本)
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あれからもう2ヶ月も経つというのに鮮明な記憶が未だ薄れないのは、その勝ち方があまりに劇的だったからだ。第2クールの対戦で、熊本は2度リードされながらも追いつき、そして終了間際に逆転。この試合を挟んだ“J1経験チーム”との3連戦を無敗で乗り切った。その後、水戸、甲府に連敗したものの、この時の勢いのまま27節に今季初の完封勝利を実現すると、湘南には1−4と大敗したが29節の徳島戦以降、3試合無敗。前節の福岡戦はリードを守りきれずにドローとなったが、第3クールはまずまずのスタートを切ったと言えるだろう。
土曜の試合で13位の愛媛が引き分け、14位熊本との勝点差は2となった。順位を上げるという面でもこの試合が持つ意味は大きいが、それにも増して、「積極的な守備からの攻撃」という、今シーズン取り組んで来たサッカーの成熟度を測る一戦になる気がしてならない。
というのも、「前からプレッシャーをかけに来ているし、過去2戦とは違った勢いがある」と池谷友良監督が話す通り、シーズン終盤に入りJ1昇格へ向けて火がついたチームは、ここまで1勝1敗の五分という戦績を演じたC大阪とは明らかに趣が異なるからだ。
第1クールで決勝点を許し、第2クールでは不在だったジェルマーノが中盤に戻っている他、最終ラインにも経験豊富な平島崇が加わり、前節出場停止だった主将の前田和哉も復帰。さらに香川真司、乾貴士の若い両サイドが積極的にドリブルで仕掛け、前線では好調の小松塁と高さのある新加入のカイオが待ち構える。現在5位につけているC大阪にとって、3位の鳥栖と4位の湘南が潰し合う今節は、少しでも差を縮めるために勝点3を取ることが至上命題なのは明らか。熊本には第2クールで屈辱的な逆転負けを喫したこともあって、5位と14位という順位の開きに関係なく襲いかかってくる。
そうした相手にどこまで力を発揮できるか。それが、シーズン当初から熊本が目指して来た“積極的な守備”にかかってくる。ポイントは両サイドも含めた中盤でのプレス。愛媛戦から取り入れた【4-1-4-1】のシステムでは、ここまで主に、本来FWの中山悟志を右サイド、そして木島良輔を左サイドに配置。攻撃時にはワントップの高橋泰と流動的にポジションチェンジしながらボールを引き出すが、守備では前線からのプレスだけでなく、時には最終ライン近くまで戻ってカバーリングするといったタフな役割も求められる。ここがC大阪の香川、乾という勢いのあるサイドに対してしっかりアプローチし、ボランチやサイドバックと連動して高い位置でボールを奪えるシーンが多ければ、必然的に流れを引き寄せることができる。
昨日のトレーニングでは、ゲーム形式を取りながらも局面ごとに北野誠ヘッドコーチの笛でプレーを止め、プレスをかける位置やタイミング、コースの切り方などを確認。ボールを奪ってからのシンプルな展開までを含め、今までにないほど細かくチェックする様子からも、この一戦がチームとしての戦い方に勢いをつける分岐点となることが窺えた。
福岡戦では寄せの甘さからミドルシュートで2失点し勝点3を取りこぼした。「シュートを撃たせない距離まで詰めないといけないので、ボランチとしては激しく行こうという話をしている」(吉井孝輔)、「僕が1枚余っている形になるけど、揺さぶられるとスペースを作ってしまうので、センターバック2人と前のボランチ2人ともバランスを取る。焦れずにC大阪の両サイドをケアして、1対1で負けないこと。相手のミスも狙ってこっちのペースに持って来たい」(喜名哲裕)と、中盤での攻防が勝敗の鍵を握る。
最下位が3位に勝つという前回の結果は、一部で「金星」と評された。だが今節の結果で思い知らせて欲しい。その表現が間違いだったことを。
以上
2008.08.24 Reported by 井芹貴志
J’s GOALニュース
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