9月21日(日)J1 第25節 京都 vs G大阪(18:00KICK OFF/西京極)
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西京極3連戦は佳境突入ッ。第2戦は京阪ダービーだ! シリアから凱旋したG大阪が勢いをつけて上洛。Jリーグの雄を京都が迎え撃つ。
ACLトーナメント緒戦を勝利で飾ったG大阪にはまず、敬意を払うべきだろう。
不振を拭い去って、西京極に入ってくれたことは京都にとっても非常に大きい。これで、京都の勝利の価値が、格段に上がろうというものだ。
日本代表・遠藤保仁を擁しアジア屈指の中盤を誇るG大阪。この中盤をどうやって封じ、ねじ伏せるか、今節の大きなポイントだろう。
前回(11節6/25)の対戦では、守り方は大きく2つあった。卓越したつなぎを見せる中盤での奪取より、FWに入るところでしっかりブロックする守り方。そしてもう一つが、前線からプレスをかけて、中盤で奪おうというものだ。前半は、最終ラインで踏ん張り、後半は積極的にボールを奪いに行った。惜敗はしたが、ある程度の効果はあった。
今節はどう戦うか、増嶋竜也は力強く答えた。「相手に合わせるんじゃない、自分たちのサッカーをするだけ。ラインをしっかり保って、コンパクトにして戦う」。
「ユースの時もやっていた」と水本裕貴は増嶋とのコンビについて話す。ここ3試合で失点は1。鉄壁を誇る守備の中心は紛れもなくこの二人だ。コンビと言うだけあって息の合ったところを随所に見せる。今節に向けてのコメントも二人の内容はほぼ同じだった。戦い方も、増嶋が「自分たちのサッカー」を言い、水本は「受け身にならないこと、向かっていくことが大事。コンパクトにして裏に出されてもしっかり対応したい」と話した。
そして、印象的だったのがG大阪のポゼッションに対して二人とも「回されているのではなく、回させていると考えればいい」と話したことだ。「そう考えれば押し込まれても乗り切れる」(増嶋)。劣勢を劣勢と捉えない強い気持ちが今の京都の守備の堅さの要因の一つだ。
水本は「サッカーは点数を入れる勝負。点を取らなくてはいけない。内容が良くても勝たなくては意味がない」とコメントし、より強く勝負への執念を見せた。北京での悔しい経験が勝負へのより強い執着を植え付けたのだろう。その気持ちをどれだけチームで、結果として出せるか、大いに期待したい。
「ウチは前回の対戦の時とチーム状態が違う」(増嶋)、「自分たちの力を図る上でもいい相手」(水本)、言葉は違うがこの一戦への強い気持ちが滲み出る。G大阪の中盤を真っ向ねじ伏せるか、楽しみだ。
シジクレイは「二人だけでなく、ディフェンスの4人、そして前線からの守備もしっかりといい関係を保てている。我々は自信を持って戦っている」と、増嶋、水本だけでなく、チーム全体の自信を口にした。GK水谷雄一も「今はどこが相手でも負ける気がしない」と語っていた。そして加藤久監督も「勝つチャンスは十分ある」と自信を見せた。大一番へ向けて、京都の充実は最高潮といえる。西京極で凱旋のG大阪を拉ぐか、絶対注目だ。
西京極3連戦の第2戦、京都は自信と運動量を武器にG大阪に挑む。京阪ダービー、さらに、7位京都と8位G大阪の直接対決、さらにさらに、京都は前回の雪辱と、ぎゅうぎゅうに詰め込まれた戦う理由が、この25節を絶対に見逃せない大一番へと押し上げる。
この興奮と緊張を、是非、スタジアムで味わい下さい。
以上
2008.09.20 Reported by 武田賢宗
J’s GOALニュース
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