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【J1:第25節 神戸 vs 清水】レポート:ロスタイムの悲劇。神戸が2試合連続、ロスタイムに失点し勝点を失う。清水は今季2度目の2連勝(08.09.21)

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9月20日(土) 2008 J1リーグ戦 第25節
神戸 0 - 1 清水 (16:03/神戸ユ/7,839人)
得点者:89' 岡崎慎司(清水)
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 悪夢の再現だった。
 0−0で迎えたロスタイム。清水のMF兵働昭弘の左コーナーキックにニアで合わせたのはFW岡崎慎司。神戸DFの前に入り込む形でヘディングであわせたボールは、神戸の選手の股を通って泥臭くネットに突き刺さった。決めたFW岡崎にとっては「悪い中でも90分間使ってもらえて、最後に期待に応えられたという意味では今季で一番うれしいと言ってもいいゴール」。神戸にとっては、2試合連続して後半のロスタイムに喫した、最悪のゴールだった。

 試合そのものは拮抗した内容だった。前半から両者が中盤で激しくプレッシャーをかけあいながら相手の攻撃の芽を潰しにかかり、シュートチャンスを作らせない。それでも前半はボールポゼッションに勝った清水の方が優勢に進めたが、神戸の守備陣の集中力もきれず。ここ数試合、攻撃における勢いを示してきた清水を沈黙させ、0−0で凌いで後半戦に勝負をかけた。

 その後半。0で抑えた『我慢』が実り、前半は勢いのなかった神戸の攻撃が息を吹き返す。エース・FW大久保嘉人を出場停止で欠いての戦いは厳しいものになったが、それでも『勝利』に対する執念が一つとなり、徐々に流れを引き寄せていく。71分には左サイドのFWレアンドロから、右ゴール前に詰めたFW馬場賢治に絶妙のクロスが放り込まれるが、馬場の放ったシュートはわずかに左に流れてしまい、枠をとらえられない。
更に、FW馬場に代えてFW吉田孝行を投入すると、より前線が活性化。77分にもそのFW吉田 が右サイドからドンピシャのクロスボールを入れるが、ファーであわせたFWレアンドロのヘディングはまたしても枠のわずか左へ逸れてしまう。流れを引き寄せ、ペースを掴み、果敢にゴールを放っても、肝心のシュートが決まらない。そして、ロスタイムに失点…。

「いいチャンスも作れる時間があったのに、入れられなかったというのが全て」
 試合後、そう振り返ったのは途中出場のFW吉田だが、まさにその言葉通り。後半の戦いを見れば、守備的な戦いを敷く神戸と言えども、守りきれなかったというよりは、得点を挙げられなかったという印象。対する清水は、決して内容的に秀でたものを感じる90分ではなかったが、相手の決定力不足に助けられながらも最後まで守備陣がしっかり堪えて、相手のゴールを許さず。それが最後の最後に、『ゴール』という形で実を結び、今季2度目の2連勝に繋がったと言える。
 これで神戸は5試合連続、白星がなく順位も1つ落として13位に。

「ショックですが、これがサッカーだと思います」
 帰り際の選手通路。中盤で清水の攻撃をシャットアウトし続けた神戸MF金南一の言葉が、重く響き渡った。

以上

2008.09.21 Reported by 高村美砂
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