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【J2:第45節 広島 vs 徳島】プレビュー:2008年のJ2を駆け抜けた広島、鉄人不在でも有終の美を飾れるか。(08.12.05)

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12月6日(土)J2 第45節 広島 vs 徳島(12:00KICK OFF/広島ビ
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※オートプレーの為、実際のメンバーと異なる場合があります。また一部選手はエディットして作成・追加しています。ご了承ください。
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 どうも今年のサッカーの神様は、広島・ペトロヴィッチ監督に「ベストメンバー」を選ばせたくはないらしい。

 12月4日、218試合連続試合出場(J1・J2含む)を続けていた服部公太が急性虫垂炎にかかってしまい、その日のうちに手術。2005年、左肘脱臼という大怪我を抱えながら対鹿島戦にフル出場し、決勝点をアシストしたという鉄人ぶりを見せつけた服部の肉体と精神力をもってしても、さすがに手術3日後にサッカーをすることはできない。

 2002年11月30日の対札幌戦以来6年間、広島の左サイドの先発は常に「服部公太」だった。途中交代ですら、この6年間で4試合。今年は自己最多のシーズン4得点に加え、チームトップの16アシストを記録。前節の熊本戦でも完璧なクロスで佐藤寿人の先制点をたたき出している。そんな広島の至宝・服部公太の不在が、チームに影響を与えないはずがない。

 後継者として期待されているルーキー・内田健太は、度重なる怪我でコンディションが上げられない。サテライトでは左サイドでプレーしている遊佐克美も、本来はボランチ。左サイドでのプレー経験を持つ盛田剛平は怪我から復帰したばかりで、攻撃力が光る楽山孝志も千葉では左サイドでプレーしていたが、守備に課題がある。不在となった今、改めて服部の偉大さが理解できるだろう。

 そんな服部不在に悩む広島の左サイドに攻め込むのは、徳島の右サイドバック・麦田和志だ。今年、MFからサイドバックに転向した24歳は、50m走で6秒を切るというスピードを武器に、今季は38試合に出場。「来場者が選ぶ2008年度徳島ヴォルティスMIP」にも選ばれた。彼が右サイドで自在に疾走すれば、広島も苦戦は免れない。

 ただ、麦田は第43節の鳥栖戦で、右太もも裏痛のために欠場。「最終戦には、出場したい」と語っていた麦田だが、この2週間で果たしてどれだけ回復しているか。
 前節、徳島の右サイドを活性化させたMF塩川岳人の存在もあり、いずれにしても、「広島の左サイド=徳島の右サイド」における攻防は、この試合のポイントとなるだろう。
 徳島にしてみれば、ホーム最終戦で見せた対鳥栖戦のパフォーマンスを持続させたいところ。強い気持ちで前線からプレスをかけ、広島のポゼッションに対して慌てず、焦らず、我慢しながらチャンスを待つ。最終戦ということで、ホームの広島がバランスを崩してでも得点をとりに来るようなことがあれば、そこは徳島にとって千載一遇のチャンスとなる。

 さて、広島はこの最終戦に勝つと、様々な記録がついてくる。
 2004年川崎以来の勝ち点100。
 2000年札幌と同率で並ぶJ2最高勝率。
 4敗という敗北数も、2000年札幌と並び、史上最少。
 大量4点が必要となる厳しい条件だが、2004年川崎に次ぐ100得点の可能性もある。その場合、平均得点は2.38となり、J2史上最高だ。

 優勝が決まって以降、広島は「100ポイント・100ゴール」という数字を目標として掲げ、ともすれば落ちそうになる勝利への意欲や得点への渇望を必死で支えてきた。また、「若手を使う」というペトロヴィッチ監督の言葉に反発するかのように、練習から主力選手たちが気持ちの入ったプレーを見せ、試合出場への想いをアピール。優勝が決まって以降の5試合を4勝1分で乗り切る。「優勝が決まった後も、勝利への意欲は全く衰えていない。素晴らしい成長だ」と広島・本谷祐一社長も高く評価する闘いを見せてきた。
 そんなチームを、サポーターも力強く支えている。

 今季の観客動員数は21試合で21万4688人。これは、前回のJ2時(2003年)の22試合・19万8004人を大きく上回り昨年のJ1リーグ17試合+カップ戦4試合で動員した21万6945人まで、あと2257人。J2降格にも関わらず前年の平均観客動員(リーグ+カップ)を上回ることは確実で、これはあの浦和ですらできなかった快挙である。

 しかし、そんな広島ではあるが、今季はまだ1度も、2万人超えがない。リーグトップの観客動員を誇る仙台はもちろん、C大阪・鳥栖・横浜FC・熊本も達成しているのだが。
 「今の広島は、見るに値するサッカーをしていると思う。ぜひ、スタジアムに足を運んでほしい。100ポイント・100ゴールを達成するには、サポーターの皆さんのさらなる後押しをお願いしたい」(ペトロヴィッチ監督)

 JR横川駅からのシャトルバスが無料。先着2万名には、佐藤寿人のメッセージ入り「Thanks for All」記念バッジと応援パネルがプレゼントされる。他にも様々なイベントが企画されている今季最終戦で、ぜひJ2を席巻した広島の若者たちの躍動を、見届けてほしい。(イベント情報はこちら

 ちなみに、この試合で2万93人以上を集めれば、2006年のJ1リーグのみの平均観客動員=1万1180人を上回ることになる。

以上

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2008.12.05 Reported by 中野和也
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