12月6日(土) 2008 J1リーグ戦 第34節
千葉 4 - 2 F東京 (14:34/フクアリ/17,152人)
得点者:39' カボレ(F東京)、53' 長友佑都(F東京)、74' 新居辰基(千葉)、77' 谷澤達也(千葉)、80' レイナウド(千葉)、85' 谷澤達也(千葉)
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●アレックスミラー監督(千葉):
「試合の序盤、試合の入り方は非常によかったと思う。最初から戦えることができたし、ボールを取ってカウンターという攻撃がしっかりできていた。しかし、その中でもカウンター攻撃でのパスというところがしっかりできなかったので、チームがうまく機能しなかった点があった。そのことについては、ハーフタイムにそこを修正しようと話をした。
失点については、(1点目は)CKからだが、悪い失点だった。(相手の選手の)マーカーについている(千葉の)選手がヘディングシュートをした選手にしっかりついていなかった。後半に入ってしっかりプレーし始めたが、うちがショートコーナーをやったところでボールを出すのが遅すぎて相手に読まれてしまってボールを失い、カウンターアタックを食らってしまった。それで2点目を失ってしまった。
そして、うちの得点シーンだが、いいゴールを奪うことができた。それは非常にいい時間帯で取れたという気がしているし、さらにもう1点取れれば、絶対に勝てると信じていた。やはり後半の終盤にきて、うちの選手のフィットネスは素晴らしかったと思っている。
今日、どういったことが起ころうが、もちろん今日はJ2に降格する可能性もあったが、しかしながら選手は全てを出し切って、ここまで戦ってくれたと思う。やはり私が就任したスタートのところから、ほとんどチームは変わっていない状態から上に上がってきたということは、彼らが全力を尽くしてくれたということがあったからだと思う。そして、自分が来てからだいたい1試合で平均して1.65ポイントぐらい勝点が取れていると思うが、やはり最下位から上がってきたチームとしては、そこからよく立て直したのではないか。
すみません。先ほど選手に話があったので(記者会見場に来るまでの時間が)長くなってしまったのだが、そこで話していたことというのは、『今日はこのことについて喜んでほしいものだが、明日からはそういったことで喜んではいけない』ということ。やはりこういったことは僕らの最高ではないし、自分も監督として成功というのはやはりリーグ戦で優勝することだと思っている」
Q:非常にドラマチックな内容であり結果だったと思うが、0-2になるまではかなり攻撃面は行き詰っていて、F東京にうまく抑えられていたと思う。こういう結果は選手交代から変わったと思うが、こういう結果は本当に予想できたことでしたか?
「こういった結果を予想できたかということだが、予想できれば僕は今頃バハマに行っている。きっとここではなく他の場所に行っている。0-2でF東京にリードされていたが、主導権という点では、そこ相手に持たれていなかった。ボールポゼッション的に見ても、うちのほうが持っていたと見た。
ただ、最後のボールの使い方が悪かった。そこでやはり、もっとペナルティエリアの中に入っていく選手が必要だったと思う。レイナウドが一度素晴らしいボールをゴール前に上げたのがあったが、そこで決めることができなかった。だから、自分としては、あそこはうちの選手がしっかりと仕事をしているのならば、誰かが中に入って来て合わせられていなければおかしい。
自分は2-2になった時に、この試合は勝てると思った。うちの選手がどういった選手か理解しているので」
Q:PKの時にレイナウド選手が蹴るのを見ていましたか?
「見ていました」
Q:ずっと後ろを向いていたようでしたが?
「いいえ。レイナウドが蹴るのを見ましたよ。そして、いろいろとゲン担ぎで、自分で 同じパンツを穿いたり、同じジャケットを着たりする人がいますよね? 自分はそういうことは考えられない人間なので。そういったことをやる監督、コーチ、選手がいると思うが、弱みを出してしまっている感じがする。私としては、やはりそういったものでプレーするわけではないし、ピッチに出たら仕事をしなきゃいけないわけで、同じシャツを着ろだとか、別にそういったことは信じていない」
Q:この展開というのはドラマチックという表現以上のものが何かあると思うが、この現象をドラマチックという表現以外で教えてください。
「もしかしたら質問から逸れるかもしれないんですけども今、おしゃっていることについては今日の試合の中で私は大きな判断を下したと思う。そういった仕事の中で監督業というのは判断を下したりしてお金をもらっている仕事です。
まずキャプテンとGKを代えましたよね。谷澤も代えましたよね。大きな判断を下していかないといけない仕事なんですよね。例えば、2失点した。2失点した時に正しい仕事をできる選手を入れようと思って、そういったところで今日も入れましたよね。そしたらやらなきゃいけないことは自分が選手をガイドしてあげる、どういう風にプレーしたらいいかというガイドをしてあげるということが重要になってきますよね。
対戦相手についてだが、F東京の最近、4、5試合を見ているし、向こうの戦術をまず理解して、うちのチームがどういった戦術で対戦していけばいいのか。向こうの強みは何なのかということを考えながらやっている。例えば、向こうの9番の選手(カボレ)が左サイドに張って突破の動きが良いというのはわかっていましたよね。そのことについて、うちがしっかりと止められていたと思う。なぜなら、うちは少し下がってディフェンスするということが良くできていたと思う。もし、今日の試合の中で負けていたならば、なぜキャプテンを外したのかという話が出てくるかもしれないが、(下村)東美というのは自分の声を伝えてくれる選手だし、英語を理解できる選手。ただ、今日外した理由として、ここ数試合のパフォーマンスが良くなかった。ここ数試合を見ていただいてもわかるように、3失点、3失点としてしまっている。そういったことで外したというところがある。そして、谷澤についても同じだが、パフォーマンスが良くなかったということで、もし今日のようなパフォーマンスが毎回できれば必ずスタメンで出ていたはずだったと思う」
Q:日本で何を学びましたか? そして、プレミアと日本の違いは何ですか?
「違いというのはいっぱいあるというところから始まるから、何とも言えないが、向こうだったらジェラードもキャラガーもいるし、そういった選手がいる。だから、やっぱりコーチングも違ってくると思う。
そして、日本人選手についてだが、テクニック的にすごくよいところがあると思う。いつも練習したい、そういった気持ちを非常に持っているところがある。もし、右で起こったことを左でやれと言っても、確実にそういったことができるところがあると思う。うちのチームについてだが、守備面を少し見ていかなければいけないと思う。2試合で6失点、でも、それよりも今見ると3試合で8失点していますよね。
(通訳の話が飛んだので監督が『話がどこに飛んでいるんだ。ノートがサイドチェンジみたいになってるな』と言っている)
敵の弱点を突くのは非常に大事だし、他の選手にパスするのではなく、そこの弱みを突いていくということも必要。そして、試合の終盤になってしっかりとボールを支配するということも必要になってくる。そういったことを学んでいかなければいけないと思う」
Q:シーズンの途中就任で大きな課題が先にあったと思うが、課題がそのまま残っているのか。来季はどういう方向性をお考えでしょうか?
「来年のことですよね。まず試合が終わって、自分の寿命が10年縮んだ状況なんですが。今、来年のことは全く考えていない。まず、スタンダードを良くしなければいけないと思う。特に、チームについてのスタンダードを上げなければいけないと思う。センチメンタルになることが必要なのではなく、選手たちは自分たちの責任を一つ一つ持ちながら、その責任について遂行していかなければいけない。そして、与えられた仕事をしっかりとやらなければいけない。そういったことができなければ、先に進んでいけないということがある。自分にはそういったセンチメンタルになって、そういう仕事をしてはいけないと思う。良いスカッド(squad)を持ちたいというのはあるし、そして、全員が全員、試合に出てやってくれるチームにしていきたいと思う。やはり野望を持ちながらプレーしていかなければいけないというのもあるし、クラブにいてそれだけで満足してはいけないし、チームで試合に出たいという気持ちを出してくれなければ(いけない)。そういった選手が必要になってくると思う。違ったスタイルの選手というのを深く見ていかなければいけないと思う。そういったことをこれからの9日間で、それからはホリデーなので、見ていかなければいけないと思う」
Q:今の結果、入れ替え戦もなく残留が決まった。サッカーを面白いと思われますか? 怖いと思われますか? 難しいと思われますか?
「サッカーは勝つことが重要になってくるわけです。そして、勝つことが重要な中で自分たちがそういったことができてるというところがあるので、J1に残れたと思う。やはり、コンスタントにプレーできるようなチームを作らないといけないと思う。来年について、しっかりとスタートから行けると思う。11試合で2ポイントということはないようにできると思う」
以上
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