2月22日(日) J:COM CUP 大阪ダービー2009 モリシ メモリアルマッチ
C大阪 1 - 0 G大阪 (14:00/長居/16,602人)
得点者:7' 香川真司(C大阪)
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●西野 朗監督(G大阪):
「来週から今季の厳しい試合、タイトル戦が始まるなかでのプレシーズンマッチということで、グアム、宮崎キャンプを経て、最終的な(公式戦の)直前の試合でもあったので、形しかり、内容、結果を伴う試合をしたかった。そういう目的、目標を持って、選手も入っていたとは思うのだが……。個々のコンディションのギャップを感じたし、いろんな意味での連動性が少し足りないかなと思う。今季は新入団選手を含めて、代表不在のなかでも、もう少し融合した形、今季に向けての方向性が(この試合で)取れれば、キャンプの成果も感じたと言えるが、少しプランとは異なっている現状を感じている。
ただ、現有戦力のなかでも、もうトップパフォーマンスを取れている選手もかなりいるので、そこに引き上げたなかで、組織的に、コレクティブに攻守にプレーできないとG大阪のスタイルが成立しない。もっともっと準備していく必要がある。今回は結果云々を追求はしないが、攻撃面での力不足は、昨年からまだ改善されていないなという感じはする。それがキャスティングの問題なのか、形の問題なのか、そういう部分も含めてまだまだ修正がたくさん必要。シーズンが始まって約1カ月の総括も含めて、今日の試合ではチーム状態をかなり象徴されている。ただし、もう来週にはタイトル戦が入るので、できる限り現状での修正をして、試合に入りたい」
Q:佐々木勇人を前半だけで下げて、後半から安田理大を右に回したが、前半の守備面で問題があったのか?
「いや、スタートで入る状態で、佐々木と明神(智和)は(プレーを)制限しなければならない現状だった。佐々木に関しては、(DF)ラインを取るならば、佐々木があのポジションに入らないと成立しない。(状態は)大事ではなかったが、シーズンを踏まえて、いま加地(亮)の離脱のなかで、(右サイドバックは)佐々木(になる)。違うオプションも考え、そこを予測していくと(選手交代になる)。少し後半まで引っ張ってもとも思ったが、状態が状態なので。明神については少し引っ張らせた。その後のリバウンドのほうも問題ないようだった。そのように、(選手交代を)オートマチックに切り替えた。ミチ(安田理大)も左サイドでまだ本来のプレーができていないと思う。彼自身も自覚しているところでもあり、かなりステップアップしないといけないなかで、彼なりに代表でもそうだが、まだミチ本来のダイナミックなプレーが出てきていないかなと。そういう面もある」
Q:現状が普段と少し違うのは、ケガ人が影響しているからか?
「それは大きい。得点力不足というものを(解消するうえで)、レアンドロとチョ ジェジンを加入させたことで、(FWを)確立というものを少し考えていた。完全にできあがるということではなくて。そこに播戸(竜二)や山崎(雅人)をどう融合して、反応を起こせるか、この時期にもっとトライしたかった。まず、昨年からの改善しなければならないのは、そこ(FW)が一番大きい。そこでふたりが離脱しているのは、非常に大きな誤算。守備面では高木(和道)にしろ(パク)ドンヒョクにしろ、グレードの高い選手というのは分かっている。最終ラインで、ふたりが状態がよくても、代えずにやって修正することも考えていた。とにかく、オフェンス面でいろんなトライが見えなかったのは、キャンプでの誤算である」
Q:キャンプでの横浜FC戦で状態が上がってきていたようだったが、今回はコンディションが落ちていたようだった。それは最後にフィジカルトレーニングなどを入れていた疲れも大きいのか?
「キャンプをずっと見られていれば、ある程度G大阪の選手の状態を理解してもらえると思うが、当然そういうところで追い込んできたなかで、前日に移動して戻ってきて、臨んだ今日の試合だったので、それはもう全員が感じていること。G大阪の場合、ひとりに頼った試合ではない。全体が連動できるかできないか。今日のミーティングでも強調しているのは、昨年末、一番シーズンの厳しいところでいいパフォーマンスが出ていたのは、フィジカル的なダメージは相当高いにもかかわらず、全体の統一したイメージと、それが連動してできているなかでの力だったということ。今季もそういうところで、当然、いい状態ではないなかでも戦わなければいけない。今日は、それを分かり切ったなかで、どれくらいできるか。イメージの共有をすることが大事なんだということと、多少クオリティが落ちても、やろうとしているプレッシングがかからないなか、それをどうしたら全員でコントロールできるかという必要も、今日は考えていた。常に高いクオリティで戦えるシーズンだとは、今季も思えない。どういう試合をできるか見ていて、やっぱり身体のきついのは、否めない。ただ、そういうなかで、勝点3を取る、ドローに持っていくということを、どれだけ個々に感じられたか、大事なことになる」
Q:新戦力と現有戦力の融合という話があったが、今の段階ではどれくらい目処が立っているのか?
「それは僕が聞きたいくらいだ(苦笑)。チョ ジェジンは昨日の再検査で、さらに時間がかかるというメディカルの判断があって、融合は難しい。シーズンの厳しいなかで入ってくる感じ。レアンドロ(のケガ)は長くはないと思うが、オフェンス陣のコンビネーションはそう簡単に確立するものではないので。(レアンドロは)分からないプレースタイルではないにしろ、G大阪のなかでどうフィットしていくか、(融合は)シーズン入ってからになるだろう。これもそう高い計算をしてはいけないなという感じ」
Q:加地の状態については? 来週には間に合うのか?
「それも今はなんとも言えない状態。前回のケガほど、時間のかかる症状ではない。ただ、慎重になっていることは間違いない。来週の試合だが、いまの段階でウォーキングレベルなので、それを考えると、その先になるかなという感じが今はある。そのためのトライも今日はあった。あわてて入れることは考えていない」
Q:安田理の右サイドでのプレーや、新戦力の評価について。
「あんまり時間も時間で、スクランブル的なところもあったし。やれないところで(左右を)スイッチしているわけではないので。本人が右も左も、ミチに関して、やれるという自信を持ってやってほしいし、十分できると思う。逆に、ボールの持ち方とか相手に対応されているなか、むしろ逆(のポジション)に持っていったほうがいいのかなと。ドンヒョクは非常にモチベーションが高い。言葉の問題でキャンプのなかでもまだ機能していない面はあるが、少しずつ慣れてくれば非常に力のある選手なので、計算できるようになるだろう」
以上
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