4月5日(日)J1 第4節 山形 vs 千葉(13:00KICK OFF/山形)
スカパー!生中継 Ch180 12:50〜(解説:越智隼人、実況:小出匡志、リポーター:成田ひみこ)
☆顔写真クイズ|勝敗予想ゲーム
----------
対戦戦績は0勝0分け0敗。Jリーグ(J1)のオリジナル10の千葉と、今季J1に初挑戦しているJ2オリジナル10の山形。天皇杯やカップ戦でもこれまで対戦がなく、今回が公式戦で初めての接点となる。順位は、開幕から好発進の山形が7位、いまだ勝利のない千葉が17位だが、その勝点差は2。1試合で順位が大きく変動するシーズン序盤特有のスリルに満ちた第4節で、得意意識も苦手意識もない両者が対戦する。
前節・F東京戦でJ1初黒星を喫した山形は、ナビスコカップでホームに迎えた京都を3−1と下した。リーグ戦から先発メンバーを3人代えたなかで勝利ができたこと、リーグ戦では2試合続いていた無得点をストップする3得点が取れたこと、ヤマザキナビスコカップでも決勝トーナメント進出へのモチベーションが高まるなど、収穫の多い勝利だった。その収穫を手に、リーグ戦に戻る。ナビスコカップの第2節はゲームが休みで、この千葉戦は中10日。スカウティングに十分な時間を与えられた小林伸二監督は、週初めには対戦相手となる千葉の今季全試合を映像でチェックし終えていたが、試合ごとに変わる千葉のシステムには「観すぎてわけがわかんなくなった」と苦笑いしていた。
千葉のキーパーとバックライン4枚は開幕戦から不動だが、中盤から前の6人は人選や配置が試合ごとに変遷している。フォワードは、開幕から2試合は巻誠一郎と深井正樹の2トップ。第3節・川崎F戦では巻を1トップに、トップ下のアレックスが中村憲剛にマン・ツー・マンで密着した。ナビスコカップの2試合では谷澤達也と新居辰基が2トップを組み、運動量と裏を狙う動きで前線をかき回した。中盤もボランチを2枚にしたり1枚にしたり、前節では下村東美を左サイドで起用する新たな選択も試みられている。
開幕戦でG大阪に0−3と大敗したあと、ナビスコカップも含めると4試合連続の1−1。川崎F戦は開始0分に谷澤が、ナビスコ神戸戦では後半3分に谷澤が、ナビスコ柏戦では前半8分に新居が先制点を挙げているが、勝ちきれないゲームが続いている。リード後はゴール前をしっかりと固めながら、奪ったあとに縦に飛び出す攻撃を狙うが、「ラストパスがもう少し上達すれば、もっと多くのチャンスを作ることができていた」(アレックス ミラー監督)と追加点を奪えず、必要以上にラインを下げてしまうことで奪ったあとに思うようにボールを運べず、マークのズレからミドルシュートでゴールを割られた。しかし、勝ちきれない今の千葉を包んでいるのは、苦悩ではなく、勝利が近づいている手ごたえだろう。前節の試合後、ミラー監督は「1-1の引き分けということでガッカリしていますが、なぜなら今日は勝てる試合だと思ったからです」と話している。「次こそは」の思いで、NDスタに乗り込んでくるに違いない。
ホームで迎え撃つ山形は、それだけに先制を許してはならない。先に与える1点は、その何倍もの重さでのしかかってくる。一発でディフェンスラインの裏を狙うパスや巻へ当てたあとのセカンドボール、谷澤のドリブルへの対応は、事前の準備ができているかどうかに懸かっているが、連動したプレッシングで千葉の攻撃精度を下げるミッションは90分間、遂げなければならない。
攻撃に関しても、これまで続けてきたプレーを発揮するだけだ。前線で起点となるFW長谷川悠は「ブロックをつくってくるようなので、そのブロックの間で受けれれば問題はない」と話し、3列目からのタイミングのいい飛び出しが持ち味の秋葉勝も「僕が前に出ることで攻撃に厚みが増すだろうし、僕で引きつけることができれば別の場所が空くから、そこを狙えばいい」とこれまでどおりのプレーで挑む。生真面目にプレスをかけてくる相手であれば、それを利用してギャップを突けばいい。もちろん、ギャップを怖がってプレスが甘くなれば、それはゴールを狙えることを意味する。ボールを支配し押し込む形を長く続けることでセットプレーの機会を増やすことも、J1リーグ戦ホーム初勝利を引き寄せる効果的な手段となる。
守備の堅さを武器にするチーム同士の対戦は、1点を争うジリジリするゲームとなりそうだ。
以上
2009.04.04 Reported by 佐藤円
J’s GOALニュース
一覧へ【J1:第4節 山形 vs 千葉】プレビュー:J1リーグ戦ホーム初勝利をめざす山形と、4試合連続引き分けのあと今季初勝利を狙う千葉。堅守 vs 堅守の明暗は先制点が分ける!(09.04.05)













