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【AFCチャンピオンズリーグ セントラルコースト vs 川崎F】レポート:5得点の大勝で勢いを継続。グループリーグ突破へ前進すると共に週末のJリーグに向けて弾みをつける。(09.04.09)

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4月8日(水) AFCチャンピオンズリーグ
セントラルコースト 0 - 5 川崎F (19:00/ゴスフォード/9,419人)
得点者:8' 鄭 大世(川崎F)、22' 谷口博之(川崎F)、37' ジュニーニョ(川崎F)、49' 中村憲剛(川崎F)、70' レナチーニョ(川崎F)
ホームチケット情報 | 決勝戦は11月7日(土)に国立競技場で開催!
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 失意に沈む地元記者に大勝を予想していたのかと問われ「これは予想外でした」と答えた関塚監督の言葉は本音だろう。川崎Fは確かに5点差をつけて勝利したが、この両者にそれほどの実力差があったとは思えない。事実、試合開始直後に最初にチャンスをつかんだのはセントラルコースト・マリナーズの方だった。2分の場面。右サイドバックのポーター(5番)からのクロスに、中央にフリーで走りこんだムルジャ(9番)が頭で合わせる。たまたま川島永嗣の正面に飛んだだけでゴールになっていてもおかしくないシュートだった。しかし運は川崎Fに味方する。体調不良の中プレーを続けていたという鄭大世の鮮やかなゴールによって、川崎Fが8分に先制ゴールを決めると、22分には谷口博之がCKを頭でねじ込む。さらに37分にジュニーニョが相手選手の体に当てながらのシュートをねじ込んで、大勢は決まった。

 サイドハーフとして先発した中村憲剛は、この試合について振り返り「ゾーンでやると聞いていた。その(選手の)間に顔を出せればと思っていた」と話している。そして実際にそうした動きを徹底できていたからこそ、川崎Fの選手たちはマリナーズにとって浮く形となり、それがペースをつかむきっかけとなったのである。

 相手選手の間に入る形でパスをつないでいった川崎Fの攻撃の中、この日最も効果的だったのが中村と森勇介が組んだ右サイドのコンビネーションである。森は「(中村)ケンゴはわかってくれてる。走れば出してくれるし出てくると思って走っていた」と自身の攻撃参加について振り返ると、中村も「勇介は一人で行けるからふたをするよりも開けたほうがいいと思ってやりました」と口にして川崎Fの攻撃の核となった右サイドでの攻撃を説明していた。

 森は、鄭大世が「あれは森さんのボールがよかった。あれだけいいボールがきたら触るだけでした」と絶賛した先制点に続き、ジュニーニョが決めた37分の3点目にも絡み、十分な働きを示してみせた。前半のうちに3ゴールを畳み掛け、後半開始早々の49分にも中村の今季初ゴールが決まったことで関塚監督は早めの交代采配に踏み切る。57分という時間に切られた川崎Fの一枚目のカードは、森から井川祐輔への交代だった。もちろん森の調子が悪いのではなく、連戦の疲れを考慮してのものであろう。

 65分には体調不良をおしてプレーを続けていた鄭大世がレナチーニョと交代。そのレナチーニョは70分に相手選手のミスに付け込んだ中村がカットしたボールをジュニーニョから受けとるときっちりと枠に蹴りこんで5点目のゴールを決める。ここまで来ると、あとは無事に試合を終えるだけである。関塚監督は74分に谷口博之から山岸智への交代という采配で3枚のカードを切り終えて逃げ切りの態勢へ持ち込んだ。

 後半に入りマリナーズも意地を見せるが、川崎F守備陣が集中力あるプレーを連発し、ゴールを死守。無失点のまま試合を終えることに成功した。

 川崎Fにとっては、名古屋戦での3得点に続く5得点で、一気に波に乗りたいところである。ただし反省点があるとすれば試合終盤に少々サッカーが雑になってしまったところ。森はその点について「最後遊びになってしまった。もう3点くらいは取れてたと思う」と悔しさを見せていた。

 いずれにしてもこの試合の結果、川崎Fは勝点3を追加。2週間後に行われるマリナーズとのホームゲームに勝利すると、天津対浦項の結果次第ではグループリーグ突破となる2位以内を確定できるところまでこぎつけている。また週末の清水戦に向けて、選手に休養を与えられるのと同時に、勢いを持ち帰れることとなった。そういう点では収穫の多い一戦だったと言えるだろう。

以上

2009.04.09 Reported by 江藤高志
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