5月2日（土） 2009 J2リーグ戦 第12節
湘南 1 - 0 Ｃ大阪　（13:04／平塚／10,376人）
得点者：33' 中村祐也（湘南）
スカパー！再放送 Ch182 5/3（日）12:00〜（解説：三浦俊也、実況：田中雄介、リポーター：安田美香）
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●レヴィークルピ監督（Ｃ大阪）：

「みなさんこんにちは。セレッソとしては非常に悔しい試合となってしまいました。ゲームの流れとしては、セレッソがとにかくゴールを奪いに行く攻めの姿勢を見せ、逆に湘南さんはひたすら守る、そのなかからカウンターを狙うという展開がハッキリしていた。ゴールを決めたのは、まずディフェンスを固めてきた湘南さんのカウンターでした。その意味では、きょうは今季のうちの勝負強さが出せませんでした。とくに今日ゲームを決めたのは、前半幾度かの決定機を逃したこと。そこで今日の勝負が決まったと思います」

Ｑ：湘南は監督が代わり戦い方も変わりましたが、印象はいかがですか。
「監督は代わられましたが、やはりJ1昇格の候補であることは間違いないと思いますし、去年とおなじレベル、あるいは決定率の高さを考えると去年以上のレベルになっているのではないかと思いました」

Ｑ：前半は湘南の守備を崩していたが、後半は、攻め続けてはいたもののほとんどそういうシーンは見られなかった。その理由はなんでしょうか。
「湘南さんが先制したことで、後半はさらに湘南さんのディフェンスの意識が高くなり、全員がボールより後ろに引いてブロックをつくることで、我々の狙う突破のスペースがなくなってしまった。逆に言うと、うちが先制していれば湘南さんが前がかりになってもっと崩すスペースができただろうと思います」

Ｑ：ゴール前を固めた相手に対して、どういうプレーが必要でしたか。
「前半は湘南さんのブロックはおなじだったが決定機は数多く崩しのなかからつくれて、フィニッシュの精度だけが足りなかったと思います。前半はセットプレーやコンビネーション、ミドルシュートなどいろんなかたちで崩すかたちができたと思う。後半足りなかったのはもっとボールを速く回すこと。もっと速く回せれば相手の隙を突くプレーがうまれたのではないかと思います」

Ｑ：前半それだけうまく決定機をつくりながら、後半システムを変えたのは何故ですか。
「2トップにすることで相手の隙を突く崩しができるかどうかチャレンジしてみたかった。結果的にうまくいかなかったのは、後半湘南さんのディフェンスの意識がさらに高くなったということだと思います。湘南さんは後半、ほとんど攻撃らしい攻撃はできなかったと思うが、逆にディフェンスの意識はほんとうに高かったと思います」

Ｑ：連戦の疲れがあるのではないかと思いますが。
「そうですね、選手に疲れはあると思いますが、それはほかのすべてのチームもおなじこと。大切なことはしっかりと休養をとることだと思います。まだ第1クールなので、疲れはあるとは思いますがそれほど大きな問題ではないと思います」

以上