5月5日(火) 2009 J1リーグ戦 第10節
柏 2 - 3 浦和 (16:04/国立/32,854人)
得点者:11' エジミウソン(浦和)、24' 北嶋秀朗(柏)、38' 石川直樹(柏)、84' オウンゴ−ル(浦和)、87' エスクデロセルヒオ(浦和)
スカパー!再放送 Ch185 5/6(水)10:30〜(解説:野々村芳和、実況:倉敷保雄、リポーター:脇本カオル)
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●フォルカーフィンケ監督(浦和):
「良くない条件の中、私たちのゲームは最終的に勝点3を収めることができましたけれども、これはもちろん美しいプレゼントではなかったと思っています。実際にピッチはスリッピーな状態でしたし、両チームにとって非常に難しい状況の中、試合をやったわけですし、実際にとても厳しいファイトゲームになったと思っています。しかし私たちが最終的に逆転することができたのは非常に喜ばしいことですし、それに大切なことだと思います。私たちのチームとしてのメンタリティ、チームスピリットを考えますと、あのような形で勝点3を収めるというのは大切なことだったと思います」
Q:前節もああいう形で決勝ゴール、監督はあれを幸運だったと言いました。今日も幸運が手伝ったと思うんですが、運というものに対してキーワードで意味付けしてほしいのですが。
「サッカーでは皆さんご存じのように様々なことが起こるわけです。私たちが意図的に望んでいないことも起こるわけです。例えばオウンゴール、ミスジャッジがあったり、相手の選手、もしくは味方の選手にボールが当たってそれが入ってしまうこともあるかもしれません。大切なのは、このようなことがあまり起きないこと、そして私たちにこのようなことが起きた時、幸運が必要だとしないことです。あくまでもチームのクオリティでこのようなことをすべて解決していく。私の持っているフィロソフィーとしましては相手チームよりたくさん得点チャンスを作り出すこと、それが大切なことです。相手チームよりも多く得点チャンスを作り出せば勝利を収める可能性も高くなるからです。できる限り、この幸運に頼らないようにゲームを進めたいです」
Q:前半、原口元気選手が左サイド、山田直輝選手がエジミウソンをサポートするように見えたのですが、そのように入ったのならば、どのような狙いがあったのかを教えてください。
「皆さん今日は根本的なことについてひとつお話したいと思います。もしかしたら記者の皆さんには都合の良いことではないかもしれませんが、非常に大切なことですし、これは私から記者の皆さんへのお願いでもあります。私は数週間前から何度も何度も警告していたのですが、あのように実力もあって、もちろん才能のある若い選手が毎日のようにメディアに出てしまうのは良くないことだと思います。実際に彼に対しても悪影響を与えることが十分あるわけです。現在の原口元気の状態を見ますと、やはり色々な意味で自分が問題を抱えている状況だと思います。もちろん彼がリーグに出て活躍した時期もありました。しかし今日のようなパフォーマンスを見ると私は悲しくなります。なぜなら彼の持っている能力、才能を発揮できていないからです。やはりここ数週間、ほぼ毎日のように彼について書かれていました。彼がインタビューを受けたり、彼についての記事が出ていたり、写真が大きく出ていたり。もちろんこれは日本なので日本の状況かもしれませんから、できるかぎりリスペクトしたいと思っています。もし私がドイツにいて、ドイツで同じことが起きていれば、私は彼を約3ヵ月間メディアには一切出さないようにするでしょう。なぜなら彼が毎日取り上げられるということをリスペクトする必要がないからです。大切なのは彼がサッカー選手としてのキャリアに集中すること。そしてサッカーという一番大切なプレーに集中することです。今日のプレーに関しては残念ながらあまり良くありませんでした。そのことに悲しんでいます。しかし忘れてはならないのは、まだ彼が非常に若い選手だということです。これは非常に真面目なテーマですので皆さんにもはっきりとお伝えしたいのですけど、私は謙虚な意味でも、ここで大きく自慢するわけではないですが、実際に若い選手たちをたくさん育ててきました。ドイツでも私の下で育った選手が代表選手になったり、現在とても大きなヨーロッパのクラブでプレーしている選手という例はたくさんあります。彼らは17歳、18歳、19歳の時に私のところに来てプロとしての道を歩み始めたわけですけど、その時私はこれらの若い選手を数週間、もしくは数ヵ月間メディアに一切出さないようにしました。そのようなことを現地の記者たちもリスペクトしてくれました。なぜかというと選手の成長を考えれば、これは大切だと理解してくれたからです。しかし私は日本にあくまでもゲストという形で来ていますし、日本のやり方があるのも知っています。しかし、この間記事でもフィンケという新しい監督が情報を規制しているという報道がありましたが、これは事実ではありません。大切なのは選手が成長していく環境を整えることです。しようがない。皆さん、一人の選手がまた良いパフォーマンスを見せることができるように、また、彼を助けなくてはいけないのは監督の仕事なのです。その仕事をするうえで誰も助けてくれません。大切なのは長い目を見ること。この一人の優れた選手が1年後2年後3年後、非常に優れた選手になれるように助けることです。これが大切な私たちの仕事です。皆さん、私が日本にゲストとして来ていることは理解していますし、もし皆さんが、私が言ったことに関して傷つけられましたらこの場で謝罪をしたいと思います。ただし、私が情報を規制しているとか一切ありません。大切なのは選手の成長です」
以上













