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【ヤマザキナビスコカップ 千葉 vs 京都】レポート:後半の戦いに大きな課題が残るものの、千葉が京都の隙を突いた形の前半の2得点で前回対戦の雪辱を果たす勝利(09.06.08)

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6月7日(日) 2009 ヤマザキナビスコカップ
千葉 2 - 1 京都 (18:00/フクアリ/10,208人)
得点者:10' 深井正樹(千葉)、13' 巻誠一郎(千葉)、79' 角田誠(京都)
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 大雑把に言ってしまえば前半は千葉、そして後半は完全に京都が主導権を握った一戦だった。千葉は前半の2得点の貯金が奏功し、ヤマザキナビスコカップ予選リーグの最後の試合を勝利で飾った。スコアは奇しくも1-2で敗れた前回対戦(リーグ戦第12節)と逆の2-1だった。
 千葉はスタメンを前節のDF池田昇平、MF米倉恒貴、MF益山司を、今節はDFボスナー、MF谷澤達也、負傷箇所が回復したMFアレックスに変更。メンバー表ではFWの深井正樹が右サイドハーフで、谷澤はFWに近い形だった。京都はDF水本裕貴、MF安藤淳が体調不良で欠場したが、負傷欠場中だったMF佐藤勇人、前節に戦列復帰のFW柳沢敦がスタメンに名を連ねた。

 立ち上がりから両チームが積極的にシュートに持ち込む展開だったが、先制点は千葉に入った。右サイドでDF和田拓三、FW巻誠一郎などが絡んだあと、中央にいたMF工藤浩平がスルーパス。それを谷澤がヒールパスで流し、走りこんだ深井がシュートを決めたのだ。鮮やかな連係での先制点から3分後、工藤が今度はディフェンスラインの裏のスペースに浮き球のパスを出すと巻がフリーで抜け出す。巻は京都のGK水谷雄一の頭上を越えるシュートで追加点を奪った。前半の千葉は全体がコンパクトでプレスがうまくかかり、攻撃では選手がよく動いてショートパスをつなぎ、サイドチェンジも効果的だった。
 それに対して「崩された感じはあまりしなかったけど、失点の場面は不用意な守備で裏に抜け出されてしまった」(DF増嶋竜也)。京都は4バックでスタートしたが、連係に難があったため2失点後に3バックに変更。右サイドハーフのMF渡邉大剛を左ウイングバックに変え、後半開始からFWパウリーニョを入れて、サイドを狙って反撃を仕掛けた。
 千葉は、動き回ってボールに絡むパウリーニョに翻弄される形になり、「ディフェンスラインの裏を取られたくない気持ちもあったし、僕らが下がったことで中盤がプレスにいけなくなってしまった」(DF福元洋平)。京都に後半だけで15本のシュートを打たれる防戦一方の中、京都のシュートミスに加え、シュートブロックなど必死の守備で失点を何度も免れたが、79分についに失点。京都のMFディエゴのCKに千葉のGK岡本昌弘が飛び出すがボールに触れず、千葉の選手に競り勝ったDF角田誠にヘディングシュートを決められたのだ。さらにその後もピンチが続いた千葉だが、なんとか逃げ切って試合を終えた。

 京都は選手が異口同音に語ったように、隙を突かれた形の前半の2失点、シュートの精度不足を含めたフィニッシュの場面での課題が大きく響いた。だが、テストの意味合いも含んだ布陣&選手起用の前半から「後半にしっかり立て直すことができた」(MF佐藤勇人)修正力は、今後につながるプラス要素だ。
 勝ったとはいえ、後半の千葉はお粗末だった。「僕を含めて前線からもっとプレスに行かないといけないし、プレスに行かないで引いて守る時間もあると思う。そこでのコミュニケーションは大事だし、チームの課題だと思う」とは深井の弁。攻撃では、さらに追加点を取れるチャンスをミスでモノにできなかった。今節の反省を生かして攻守で「意思の疎通を高める」(工藤)ことでのレベルアップが、リーグ戦での下位からの脱出には必要だ。

以上

2009.06.08 Reported by 赤沼圭子
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