6月27日(土) 2009 J1リーグ戦 第15節
磐田 2 - 3 柏 (15:03/ヤマハ/10,635人)
得点者:20' 成岡翔(磐田)、29' 菅沼実(柏)、58' 西紀寛(磐田)、63' 菅沼実(柏)、89' 李忠成(柏)
スカパー!再放送 Ch183 6/28(日)08:00〜(解説:桑原隆、実況:岡村久則、リポーター:鬼頭里枝)
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●西紀寛選手(磐田):
「今日はそこそこ(攻めの)形はあったけど、決めるところを決めきれない。失点も軽すぎる。コマ(駒野)とかが上がったらしっかり使って、人数をかけて攻めて、取られたときに高い位置からそのままプレスと。やろうとしていることを、もう一度しっかりやり直さないといけない。失点も、ちゃんとみんなでボックスを組んだときに、裏を一発でとられていた。それは問題だし、自分も含めてもう1回見直していかないと」
Q:西選手のゴールにつながった場面は?
「(成岡)翔がうまかった。(ボールが)転がってきたので良かった」
Q:攻撃に関しては、サイドを変えながらうまくやれていたと思いますが。
「そういう細かいところを見ていくと、人数をかけながらやれたかなと思うけど、それが90分できてない。自分たちは90分やらないとダメなチームだと思うので、練習から頑張ります。次は、とりあえず勝ち点を拾うことを目標にして、もう1回原点に返ってやらないと。去年の二の舞には……もう(入れ替え戦は)ないんでね。サヨナラになっちゃうので、本当に危機感を持って、1週間無駄な練習をしないようにやっていきたい」
●川口能活選手(磐田):
「試合への入り方は良かったけど、入りが良くても結果が悪ければ、何の意味もない。90分間どれだけ戦えるか、最終的に勝点3を取ることができて初めて勝者になれるので、今日は柏のほうが、勝利に値するプレーをしたと思う。僕らは、まったく勝利に値するプレーができなかったということ。90分間集中しなければ、最後に勝つことはできない。戦う相手すべてが自分たちより上だと、しっかり相手をリスペクトして、もう一度そういう気持ちに帰って、次の試合に向けて準備をしていきたい」
●茶野隆行選手(磐田):
「(今日の敗戦は)気持ちの問題だと思うので、ここでズルズルいかないように、切り替えることが大事だと思う。失点に関しては、全部ミスからなので、それを繰り返すことは許されない。中途半端なプレーというのは、2度とやらないように、繰り返さないことが大事だと思う」
Q:今日の守り方としては、どのようなことを意識してましたか?
「縦のボールが多い分、そのへんをちょっとケアしていたけど、警戒しすぎたという面もあって、人に対して見ているのか見ていないのか中途半端なポジショニングだったし、DFラインのバランスも悪かったし、ギャップもあって、誰が行くのかというのが中途半端になってしまった。細かなポジショニングが、今日は全然できてなかった。上げるのか下げるのかというのをはっきりしないといけないし、上げてもちょっとバラバラでギャップができたりしていたので、そこはもうちょっと合わせないといけない」
Q:菅沼選手がダイアゴナルに裏に飛び出してくるというのは、わかっていた形?
「そうですね。わかっていたので、あそこで行くのか、マークを受け渡すのかというのが、はっきりしなかった。そこは話したんですけどね。前向きの選手はわからないけど、後ろからついている選手にはわかるので、そのへんでコミュニケーションをもっとこまめにしないといけない」
●成岡翔選手(磐田):
Q:今日はチーム全体として入り方は良かったですね。
「そうですね。前でだいぶ高い位置でボールが回せた。みんな意識が前にあったので、高い位置に中盤が入ってきてくれたり、サイドバックが入ってきてくれたり、そういう時がいちばん良い組み立てができる。その意識は忘れないように続けていきたいと思う」
Q:成岡選手自身も、プレッシャーがきつい場所で、かなりボールをさばけていたと思いますが、手応えは?
「正直言うと、鹿島と比べたらスペースがあったというか、楽だったかなと。ああいう形で自分がボールを触ってさばけると、時間を作って後ろから厚い攻撃ができると思うので、ああいうさばくプレーというのを、試合の中でも何回かやっていかないといけない」
Q:サイドを変えるということも意識しながらやっていた?
「自分は前を向いている選手にどんどん(ボールを)つけて、サイドを変えてもらって、その間に逆サイドからゴール前に入っていくというのを意識していた」
Q:それが先制点につながったと?
「そうですね」
Q:2点目は、自分が触って西選手に行った?
「シュートを打って、GKに当たって、自分に当たってこぼれた。あそこは(前田)遼一くんが良いターンをして、パスを出してくれた。逆サイドから西くんも詰めていたし、ああいう形はすごく良いと思う」
●松浦拓弥選手(磐田):
Q:入ったときの指示は?
「僕はFWだったので、ゴールに向かって走っていけと言われたので、とくにそれを考えて走っていた」
Q:太田選手とか、途中から入った人があまり生かされていなかったと思うが。
「カウンター合戦というか、ロングボールの蹴り合いになってしまったことが、ボールを触れなかった理由のひとつだと思うけど、それなりにもっとルーズボールの拾い方とか考えられたところもあると思う」
●菅沼実選手(柏):
Q:7試合ぶりの勝利の感想は?
「いやーもう、うれしかったです。勝ちが欲しかったので、本当にうれしかったです。
なかなかリーグ戦で良い形で来てないので、苦しい試合が続くと思ったけど、前でしっかり仕事をしてチームを助けたいという気持ちと、サポーターが遠くまで来てくれて、ものすごく熱く応援してくれたので。サポーターのために、選手、スタッフ全員でつかんだ勝利かなと思う」
Q:2得点のシーンを振り返ると?
「今日はどんなゴールでもいいから点が欲しかったし、勝つためにゴールが欲しいので、本当にどんなゴールでも良かった。時間帯も良かったし、(李)チュンソンが最後に決めてくれたので、あいつは持ってるなと思った(笑)」
Q:サポーターのフラッグにも、泥臭くても勝つということが書かれてましたが
「ウォーミングアップからすごくサポーターが鼓舞してくれていたし、選手の心にも響いていたので、勝って帰りたいとみんなで話したし、本当に今日は良かった。ただ、次の試合が本当に大事だと思うので、切り替えて次の勝利に向かってやっていきたい」
Q:今日は裏が空いてるなという感じがあった?
「そうですね。フランサは足下が特徴だし、僕は動き回るプレースタイルなので、良い形で点が取れたなと思う」
Q:1点目のシーンは、DFラインのギャップが見えていた?
「そうですね。背後をとろう、背後をとろうと思っていたし、村上さんがすごく良いボールをくれたので、ここで決めて、本当にチームを盛り上げたかったので良かった」
●小林慶行選手(柏):
「チームが勝点3を取るのが一番重要で、その中で自分自身もしっかりアピールしていかなければ次につながらないというゲームだった。その中でも、自分らしいプレーができる時間もあったし、そうでない時間もあったけど、これからもっともっと良くなっていくと思う」
Q:今日は杉山選手とボランチを組みましたが、2人の関係は?
「お互いに前に出ようが後ろにいようが、浩太とは2人でバランスを見ながらできると思う。一緒にやっていてすごくわかってもらえるというか、パスで会話できる選手。浩太はセンスの塊じゃないけど、そういうタイプの選手なので、なるべく彼の個性というのを消さないように、常に相手の動きを見ながら、どういう形でやるのが一番チームにとってプラスになるのかというのをいつも探りながらやっている」
Q:今日の勝利の意味と、今後に向けて
「順位表を見ても、勝点ですごく離れているので、今日が本当にスタートとして、また次の1試合、次の1試合という形で、1戦1戦100%で戦っていくことが一番大事だと思う。少しずつ勝っていけば、みんな自信を持ってプレーできるようになっていくと思う。元々すごく能力の高い選手の集まりだと思うので、自分としてはそういう選手たちを生かせるようなパスを出していきたいなと思っている」
以上













