7月5日(日)J1 第16節 名古屋 vs G大阪(18:00KICK OFF/豊田ス)
スカパー!生中継 Ch308 17:55〜(解説:川勝良一、実況:八塚浩)
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水曜日に行われた延期分の第10節に続き、第16節もAFCチャンピオンズリーグ出場チーム同士の対戦となった。ともに水曜日のゲームを落とした名古屋とG大阪にとって、この一戦は上位戦線への生き残りをかけた重要なものとなる。現在、首位の鹿島との勝点差は名古屋が19でG大阪は15。上位を争うには、これ以上勝点を落とすことは許されない。
前節で鹿島に完敗した名古屋は、ストイコビッチ監督指揮下ではワーストのリーグ戦4連敗中。本来のアグレッシブなスタイルを発揮できずに苦しむ時期が続いている。しかも今節はここまでリーグ全試合フル出場だった守備の要・増川隆洋が累積警告による出場停止で不在。守備の連係面に不安が残る状態で、J最強の攻撃力を相手にすることとなった。
一方、アウェイのG大阪は前節で敗れたものの、チーム状態としては決して悪くはない。リーグここ3戦で、負傷欠場していた二川孝広と加地亮が戦線に復帰。ベストの布陣がようやく組めるようになった。15節を終えてのチーム総得点は、広島と並んでトップの28得点と自慢の攻撃力は健在。アウェイでの名古屋戦は過去3年で2勝1分と相性もよく、不安材料はないと言ってもいい。
この一戦でまず注目したいのは、名古屋の戦い方だ。G大阪の圧倒的な攻撃力に対し、真っ向から打ち合うのか、守備を固めてのカウンターに勝機を見出すのか。前線にスピードのある選手を揃える名古屋のメンバーを考えれば、後者が最も有効なことは間違いない。だが、そこで自分たちのスタイルである前者の姿勢を貫くのも、ストイコビッチ監督率いる名古屋である。前節で敗れた鹿島は状況に応じた戦い方で試合全体を掌握してみせた。その試合を「モダンフットボールのレッスン」と表現した指揮官がどのような指示を選手に伝えるのか。鹿島戦後に示唆した選手の入れ替えとともに、見ものである。
守備のマッチアップも見応え十分だ。レアンドロとチョ・ジェジンを並べ、高さと速さを兼ね備えるG大阪のツートップに対峙するのは吉田麻也と、増川の代役が濃厚な竹内彬。高さには定評のある2選手だが、各チームのDFたちが手を焼くレアンドロの速さにいかに対応するか。今季公式戦ですでに18得点を挙げている決定力を発揮させないためにも、タイトなマークを心がけたい。中盤では中村直志や吉村圭司、あるいは山口慶が、遠藤保仁や二川、橋本英郎らG大阪のゲームメイカーたちと相対する。昨季ほどの激しいプレッシングが見られなくなった名古屋の中盤だが、今こそ積極果敢なディフェンスを取り戻してほしいところだ。
攻撃面ではマギヌンの奮起に期待がかかる。15節新潟戦では無用なファウルで退場処分を受けたが、その分今回は冷静にゲームに臨むことができるはず。小気味良いパス交換とリズムを刻むドリブルは、名古屋本来の美しいサッカーに不可欠の要素。プレーの相性のいい玉田圭司らとのコンビネーションで、攻撃の機能不全を解消できるか注目したい。
いずれにしても名古屋にとっての最重要課題は、あらゆる面でチームの方向性をひとつにすること。負ければ5連敗となるだけでなく、降格圏も接近してくる。この苦境を乗り越える強さを見せられるかどうか。名古屋の底力が今こそ試される。
以上
2009.07.04 Reported by 今井雄一朗
J’s GOALニュース
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