愛媛のホームスといえば「ニンジニアスタジアム」。第26節の札幌戦を水曜の夜に控えた明日、そのニンスタで9時30分から試合の前日練習が行われる予定です。ちなみに私が今日、取材に足を運んだのが「南海放送サンパーク運動ひろば」。クラブハウスや愛媛FC事務局が併設され、愛媛のサポーターにもおなじみの場所です。そして先週、金曜の練習で訪れたのは松山市のお隣、伊予市にある「しおさい公園」でした。
他にも、「北条スポーツセンター」や「レインボーハイランド」など、現在の愛媛FCは松山市内、あるいは愛媛県内にあるピッチを使って日々トレーニングに励んでいます。ただ、取材する私たちにとって(練習を見学するサポーターにとっても)雨の朝は練習会場の確認が必須となります。天候によってはピッチの状態を考慮して、急遽練習場所が変更になることもあるからです。特に梅雨のこの時期は、油断禁物。
ただ、各練習場を転々とすることも慣れれば何の問題もないわけですし、最近ふと気が付いたことも。練習場によって、訪れるサポーターの顔ぶれが変わってくるのです。愛媛の方でなければ分かりづらいかもしれませんが、それもそのはず。場所が変われば、サポーターにとっても足を運びやすい場所と、そうでない場所が出てくるのです。当然、伊予市にお住まいの方なら自転車でも「しおさい公園」へ通えるわけですが、北条スポーツセンターなら松山市北部にお住まいの方のほうが断然足を運びやすくなるからです。
一見、点々とすることが不便なことのように思える時もあるのですが、発想を変えれば、サポーターにとっては選手たちが自分たちの住む場所の近くまで来て練習をしてくれるチャンスがある、とも考えられます。もっと別の視点から見れば、上記の練習会場の中でニンスタ以外は愛媛がJに加盟して以降、天然芝あるいは人工芝の環境が整えられた場所ばかりです。愛媛はJで4年目のシーズンを戦っていますが、その間、上記以外にも愛媛県内には芝のピッチが急速に増えていきました。もちろんフットサル人気の影響もありますが、愛媛FCがクラブの歴史を重ねていく中で、愛媛で暮らす子どもたちにも芝のピッチでサッカーができる環境が急速に広がっていったのです。
「愛媛の子どもたちが、よりよい環境でサッカーができるようにしたい。地域が子どもたちを育て、可能性を広げてあげられる環境をつくるためにも愛媛にJリーグが必要なんです」
’07シーズンまでの3年間、愛媛のゴールを守っていた羽田敬介さん(現・清水エスパルス ユースGKコーチ)の言葉をふと思い出しました。練習会場が増えるごとに新しいサポーターと出会いがあります。そんなところから今日、ふと愛媛のJリーグ4年間を思い返しました。
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2009.07.06 Reported by 近藤義博
J’s GOALニュース
一覧へ【J2日記】愛媛:転々として、気が付いたこと(09.07.06)
愛媛の拠点ともいえる「南海放送サンパーク運動ひろば」。左手にはクラブハウスも見えます。ここでスクールからトップチームの練習が行われ、プリンスリーグなど各種大会も開催されています。













