第2クールに入り、勝ちはすれど失点を続けていたチームにとって、第25節横浜FC戦( /jsgoal_archive/result/2009/0705/20090200030220090705_detail.html )の勝利は大きかったと思う。相手を無得点に封じただけでなく攻めに攻め、枠を外してもなお攻め続けてゴールをこじ開け、ゴールをこじ開けてもなお攻め続けた。ボールに対する反応や攻守の切り替えでつねに相手をリードし、ゲームの主導権を握った。上位陣との直接対決を前に、完勝をもって自分たちのサッカーを見つめ直した。
さらに7月は、直接対決もさることながら、福岡(7/19)と徳島(7/26)という上位を目論む難敵を平塚に迎える。とくに徳島には、第1クールの対戦でスコアレスドローに持ち込まれている。否が応でも集中力の高まる直接対決はもとより、ホームで行なわれるこの福岡戦と徳島戦が7月のポイントとなるかもしれない。
来る夏本番に向け、見せ所となるのは選手層だろう。たとえば阿部吉朗が途中出場で結果を残せば、前節はスタメンに戻った中村祐也がさっそくゴールを挙げた。怪我はシーズン当初と変わらず少なく、鈴木将太をはじめ好調を示す選手たちが爪を研ぎつつ控えている。鹿島から鈴木修人も新たに加わった。競争心たくましいチームをして、坂本紘司は「意欲ある若手が多いし、ベテランも頑張る。いいチームだと思います」と話し、寺川能人も「チームをよくしようという気持ちをみんながすごく持っているからいい」と語ったものだ。
大事な夏である。「どの試合も難しいと思う。簡単にいく試合などない」と寺川が問わず語りに語ったように、一戦一戦積み上げていく湘南のスタンスはこれまでどおり変わらない。
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2009.07.08 Reported by 隈元大吾













