7月11日(土) 2009 J1リーグ戦 第17節
鹿島 2 - 0 大宮 (18:03/カシマ/17,903人)
得点者:16' マルキーニョス(鹿島)、89' 大迫勇也(鹿島)
スカパー!再放送 Ch183 7/14(火)23:00〜(解説:北澤豪、実況:西岡明彦)
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●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:今日の勝利も完璧に近いもののように見受けられました。最近、すごく充実した戦いぶりが見られると思います。チームのポテンシャルを考えたとき、いわゆるゲーム運びや決定力やスキのなさ、メンタル面といったものは、もしチームのポテンシャルが完璧なチームがあるとして、いまどれくらいのレベルまで来ていると感じていますか?また、このチームにもし必要なものがあれば、それはなんでしょうか?
「まず、それだけの言葉をいただいて本当に光栄と思うと同時に、選手たちに感謝しないといけないし、それだけのコメント、評価をいただいているということは、選手あってのことだと思います。
もうひとつは、急激に昨日今日とこのチームがこうやってよくなってきたということではなく、やはり1年目から取り組んできた意識を変える作業があります。例えば、選手に提案することはいろいろあります。ただし、提案された側が提案されたことについて『それをやってみよう』あるいは『受け入れてみよう』という心構えを持っていなければ、僕が、もしくは僕でなくてすごく優秀な監督がいたとしても、成功したり良くなることはないと思います。いろいろ話し合いをするなかで、選手たちがいい心構えを持って、そこから高い意識で練習に取り組んだり、ひとつひとつ意欲的に取り組むことを改善してきたものの積み重ねが、いま頂いている言葉につながっていってると思います。ただし、完璧なチームは存在しないと思います。今日も、自分たちのミスからリズムを失いかけた場面が何度もありましたし、ミスを犯しました。選手たちは謙虚さを忘れてはいけないといっています。自分たちは機械ではなくて人間であり、ミスをすることもあるだろう。ミスをしたからと言って、それを批判するということは僕はしたくありません。しかし、それを試合中にいかにして完全にするのか、あるいはそれを繰り返さない方法、あるいは相手にミスをするように追い込まれているのであれば、それをどうやって打開するのかということは各自で考えなければならない。また試合中にも、こちらから指示を出します。それを謙虚に受け止めて実行に移すということが必要であり、選手たちが理解して試合中などで実行してくれているのではないかと思います。ただ、前半の折り返し地点にたどり着いただけであって、タイトルが取れたということではない。いままでホームで戦ってきた相手に対して、アウェイで戦わなければならないし、またアウェイで戦った相手にはホームで戦わないといけません。なにかを得たわけではなく、折り返しにたどり着いただけです。我々の目標は12月5日、そこで良い形の結果に結びつけて、なおかつ皆さんからいまこの時期にいただいている言葉を、また12月5日にもらえるようにしなけてはいけないと思います。ここで我々が満足せず、謙虚さを持って、ひとつひとつの試合に真剣に取り組んでいかないといけないと思います。
欲を言えば、ゲームマネジメント、遅攻と速攻をどのタイミングでやっていくのかということを、もう少し高めなければいけない。それだけボールを保持できる選手が多くいるわけです。そこで今日もそうですけど、何度か狙いすぎてしまってボールを失い、今日に関してはDF陣が奮闘してくれて相手にチャンスらしいチャンスを与えませんでしたけど。ただし試合に置いては、いまの時間は無理をして狙うときではないのに狙ってしまうことがあるので、もう少しボールを保持して、もう少し溜めてから、あるいは状況をもう少し揺さぶってから、仕掛けることができる展開を我々の場合はできる。そこを焦りすぎてしまう選手がいるので、もう少し落ち着いてやれるのではないかと思っています」
Q:82分から続けざまに3人の選手を代えていますが、そこには試合を決めに行くというメッセージもあったのでしょうか?
「ひとつは、当然ながら入った3人には守備の狙いを与えました。どうしても相手の一番牽制しなければいけない部分は高さだったので、それはセットプレーだったりロングボールですが、それ以外、そういう危険性を感じていませんでした。相手はかなり前がかりできたのでスペースもかなり出来ていました。センターバックもセットプレーなりで前に出て行こうという意志で、または同点に追いつこうという気持ちで前に出て行ったわけですから、そうするとボールを失って戻ってくれば、その体力を消耗していくわけです。それを何度か繰り返しやっていたので、そろそろ判断や足も遅れてくるだろうと。あとはもう、スペースがあるわけなので、そこをうまく突いて行ければチャンスが作れると思いました。ただ、基本的には守備を安定させる高さ対策を取ってから、あとは様子を見て攻撃に出るチャンスがあれば行こうという考えでしたし、それは選手もわかっていることでした。そのスキを相手が与えてくれたのではないかと思います」
Q:相手が守備的だったと思うのですが、監督は日頃から瞬時の判断ということをおっしゃっていると思います。その視点で1点目のシーンをふり返っていただけますか?
「当然ながら相手が与える条件によって自分たちが狙う部分は変わってきます。あの場面に関しては、相手が守備の部分でかなり高い位置に押し上げてきたので、背後を狙うという形がいちばん良い形になってくるし、背後を狙うことで相手が引いていくわけですからラインを深く保つようになります。そうすると中盤が空くようになってきます。ただ、あの場面では興梠選手が非常に良い判断をしてくれたのではないかと思います。ゴールエリア付近で自分がゴールを前にして、ボールも落ち着いた形で持っていましたので、極端にいえば自分でもシュートが打てる場面。そこでチームのため、チームの勝利のためにの選択をしてくれました。DFももう少しで寄せられる場面でしたし、GKもいましたし、あそこでシュートを打ってもおかしくない状況だった。そのなかで、彼がフリーのマルキーニョス選手を見て、そこに合わせたということに関しては非常にチームのためにプレーをしよう、心がけよう、という気持ちを僕自身は感じました。選手が自分個人が目立とう、自分個人が脚光を浴びようと考えれば、自分でシュートを打つことが多いのですが、ただよりよい選択肢を試合中にどうやってしていくのかということを僕は何度も言っています。そういった気持ちも僕自身を感じたし、彼自身も成長してきている、あるいは成熟してきている部分だと思います。今後は攻めの部分だけでなく守備の部分でも成熟していくようになれば、さらなる飛躍が興梠選手には期待できるのではないかと思います」
以上
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