7月15日(水)ヤマザキナビスコカップ 浦和 vs 清水(19:30KICK OFF/埼玉)
★ヤマザキナビスコカップ特集
----------
J1リーグ戦も半分を折り返し、夏本格化に向けて季節が移ろうなか、ヤマザキナビスコカップでは準々決勝第1戦が開催される。暑さ増す状況での過密日程ということもあって、チームの総合力が問われることとなるが、埼玉スタジアム2002では03年以来の優勝を目指す浦和と、1996年以来の戴冠をねらう清水が激突する。
リーグ戦3連勝を飾っている浦和は、現在攻撃陣が爆発中。その3試合で合計7得点を奪っており、エジミウソン4発、高原直泰が3発と、チームの誇るストライカーたちがゴールを連発している状態だ。得点を取ってくれる前線への信頼は、チーム全体に自信を与え、その結果リードを奪われても逆転できるという確信を生み出す好循環につながっている。
また、浦和では引き続き若手の成長も目に見えて表れている。最近の試合ではサイドバックとして奮闘する高橋峻希もその1人であり、自らのプレーに徐々に自信も芽生え始めた。リーグ戦前節の広島戦では1対1で身体をうまく入れての守備を見せる場面が見られるなど、「今日は結構手応えをつかんだ」と話してくれた高橋。周囲の人間の使い方を見出せていないとの課題も口にしていたものの、浦和の名将が見出した新たなるタレントのプレーぶりは要注目だ。
一方の清水も、リーグ戦前節ではG大阪を4-1と粉砕する爆発力を披露した。その内訳もカウンター、セットプレー、崩してからのゴールと、多彩な形で得点を重ねており、堅守を誇る浦和に手を焼かせる姿は想像に難くない。特に自らゴールを挙げられるだけでなく、周囲を活かすことにも長けるヨンセンの存在は、浦和攻略をねらうチームにとっては大きなポイントとなるだろう。そして、そのヨンセンの背後からは岡崎慎司、原一樹らスピードを誇る選手たちが構えるだけに、広島の佐藤寿人に切り裂かれたばかりの浦和にとっても決して相性はよくない。
「広島のようなチームに対して、ああいう高いラインを保ってはいられないので、もう少し方法を考えないといけない」(田中マルクス闘莉王)、「裏をねらわれるのは、そんなに怖くもない。ラインを高く取っていれば、それだけ距離もあるし、それだけ戻れる時間もあるから、その怖さは半減する」(阿部勇樹)とは広島戦後の浦和DF陣の見解だが、ここで意見が食い違ったまま清水戦に臨むようだと、間違いなく浦和は厳しい展開を強いられることになる。
熾烈なリーグ戦の間に挟まれたカップ戦ではあるが、決勝トーナメントに突入してからのゲームは激戦必至。山を登り、栄光の瞬間を目指していく感覚を味わえる醍醐味もあるだけに、ここからはサポーターにとっても緊張感漲る試合を見ることができるはずだ。特にホームで戦う浦和にとっては、第1戦で優位に立つことが勝ち抜きへの大きな一歩となるだけに、多くのサポーターに会場に足を運んでもらい、チームを後押しして欲しい。
以上
J’s GOALニュース
一覧へ【ヤマザキナビスコカップ 浦和 vs 清水】プレビュー:久々の戴冠を目指す浦和と清水が激突。攻撃陣が好調なチーム同士の対決で勝負を分けるのは!?(09.07.14)













