7月15日(水)ヤマザキナビスコカップ 鹿島 vs 川崎F(19:00KICK OFF/カシマ)
★ヤマザキナビスコカップ特集
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リーグ戦前半を絶好調で折り返した鹿島アントラーズ。3連覇への道のりは、まだまだ険しいだろうがいまのチームの成熟度を見る限り、その期待は試合毎に高まる。狙っていたアジアのタイトルはもうないが、キャプテンの小笠原満男の眼光から鋭さは失われていない。
「AFCチャンピオンズリーグはなくなったけどまだ3つある。1度3冠取ってますけど、チャンスなので3冠いきたいですね」
残されたJ1リーグ戦、ヤマザキナビスコカップ、天皇杯、3つのタイトルすべてを制覇する”3冠”を目指す。
チームの状態は、3冠を達成した2000年当時に近づいてきたと小笠原は感じていた。
「いまはなにも言わなくてもやれることはできている。状況は近いものがあるし、チームの一体感もある」
鹿島が3冠を達成するために、まず越えなくてはならない山となるのが川崎フロンターレだ。
昨年から、鹿島は川崎Fから勝利をあげていない(2分1敗)。先のリーグ戦(第16節)では、10人になりながらも相手を圧倒し、同点に追いつく見事な戦いを見せたが、「結局、勝ってない」(本山雅志)。日を置かず、川崎Fと再戦することは、なにかの巡り合わせだろう。ホーム&アウェイの2試合は激しさを増すはずだ。
オズワルド・オリヴェイラ監督は前日会見で、川崎Fの個々の能力の高さと、セットプレーの際の高さへの警戒心を見せた。実際、先日の対戦でもセットプレーからチャンスを作られている。相手の高さを封じるため、この試合では左サイドバックに新井場徹を起用する見込みだ。
当の新井場は「背の順じゃないですか?」と出場理由をトボけたが、リーグ戦に引き続きの先発出場となる。監督の期待も大きいはずだ。特に本職の左サイドバックでの先発出場は久々で、4月25日のリーグ戦第7節山形戦以来。本人も心の中では、燃えるものがあるだろう。
FW:興梠慎三、マルキーニョス MF:本山雅志、野沢拓也、小笠原満男、青木剛 DF:内田篤人、岩政大樹、伊野波雅彦、新井場徹 GK:曽ヶ端準
昨季、リーグ戦連覇を果たした中心選手たちが久々に先発に名を連ねることになる。しかし、意外なことに、このメンバーで試合を戦うのはこの試合が初めてだ。いまではすっかりスタメンに定着している興梠や伊野波も、シーズン途中でポジションを奪った選手たちだ。鹿島が、勝ち続けながら少しずつメンバーが入れ替わってきたことがよくわかる。
対する川崎Fは、鹿島の選手たちも一目置いている相手だ。前回の対戦時は、レナチーニョ、ヴィトール・ジュニオールといった主力選手が怪我で出場できなかった。今回はベストメンバーが揃うだけに、より強力な攻撃力を発揮してくるだろう。鹿島にとって、前線に強力なFWが揃い、鋭いカウンターを繰り出すことができる川崎Fは最もやりづらい相手だ。ホーム&アウェイで、進出を競うヤマザキナビスコカップだけに、ホームで戦う鹿島にとって、アウェイゴールだけは許したくない。
以上
2009.07.14 Reported by 田中滋
J’s GOALニュース
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