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【J1:第19節 G大阪 vs 大分】レポート:G大阪が手堅く勝利を引き寄せ、今季3度目の連勝。新生・大分はポポヴィッチ監督の初陣を白星で飾れず。(09.07.26)

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7月25日(土) 2009 J1リーグ戦 第19節
G大阪 1 - 0 大分 (19:03/万博/15,262人)
得点者:61' 佐々木勇人(G大阪)
スカパー!再放送 Ch183 7/27(月)11:00〜(解説:山野孝義、実況:寺西裕一、リポーター:竹島麻里子)
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前節、両者揃って連敗から脱出。後半戦での巻き返しを図るためにも“連勝”を合い言葉に挑んだ一戦。G大阪はMFルーカスが出場停止。FWチョ・ジェジンがふくらはぎを痛めて欠場となる中、FW山崎雅人が古巣相手に4月17日以来、約3ヶ月ぶりの先発出場を果たす。対する大分はDF上本大海が出場停止となる中、ポポヴィッチ監督の初陣ということもあってだろう。地元大分からもたくさんのサポーターが駆けつけ、選手たちの背中を押す。

試合のイニシアチブをとったのはG大阪。5バックにも見える引き気味の布陣を敷いた大分に対し、ポゼッションをとりながら攻勢に試合を運ぶ。だが、ここ数試合の課題でもある『攻めている際の得点力』という部分では、相変わらず物足りなさを感じる展開。パスを繋ぐのみならず、手数をかけずに縦へ、縦へとボールを運ぶ姿勢は見られるものの、緩急のある攻撃が仕掛けられないことで、うまく大分守備陣に揺さぶりをかけられない。

対する大分は序盤こそ、守備に追われる時間が多かったものの30分を過ぎてから巧く両サイドを使った攻撃が見られるようになり、ポストになるFWウェズレイが簡単に散らすボールにMF金崎夢生やMF家長昭博らが絡んでゴールを目指すシーンが増える。前半終了間際の42分にはそのMF金崎がうまくDFラインの裏をとる形で抜け出し、GKと1対1の場面を迎えるが、ここはG大阪の守護神、GK藤ケ谷陽介がファインセーブ。お互いにゴールを割らせることなく、スコアレスで前半を折り返す。

後半、G大阪はFW山崎雅人に代えてMF佐々木勇人を投入し、システムを4-4-2から4-2-3-1に変更。MF遠藤保仁を2列目の真ん中に据えることで、攻撃に変化を見出そうとする。その采配がピタリとはまったのが61分のこと。ハーフライン側中央、MF橋本英郎からゴール前、左のスペースに出たパスにMF遠藤保仁が追いつき、落ち着いて周りを確認すると、中央のスペースへパス。そこに走り込んだMF佐々木勇人が左足で豪快に決め、G大阪がホーム戦では5月10日以来となる待望の『先制ゴール』を手にし、リードを奪う。

これで大分も引いてばかりはいられない状況に。失点直後にはDF坪内秀介に代えて、元G大阪のMFフェルナンジーニョを投入。前線を活性化させつつ、果敢に攻撃を展開。その状況に手を打つべく、G大阪がMF二川孝広に代えてMF武井択也を投入することで『守備』への意識を強めてからも、状況は変わらず、大分は前がかりに試合を運ぶ。29分には左サイドのMF家長昭博からのセンタリングを、ゴール前中央でFWフェルナンジーニョが頭であわせるなど、元G大阪コンビにヒヤリとさせられるシーンもみられたが、それにはGK藤ケ谷が落ち着いて対応。安定したパフォーマンスで大分のゴールを寄せ付けない。

結局、そうした押し込まれるシーンは試合終了のホイッスルが鳴るまで続いたが、G大阪守備神の集中も途切れず。大分の再三のコーナーキックのチャンスにも危なげなく対応し、試合巧者ぶりを見せ残り時間を消化していく。もちろん、欲を言えば、ここで相手の息の根を止める、だめ押しの2点目が奪えれば良かったが。82 分には、この一戦でG大阪に訪れた最後のビッグチャンス、右サイドMF佐々木からの低い弾道のクロスにつめたFWレアンドロのシュートは、大分GK西川周作に身体を張られて追加点とはいかず。対する大分も89分にMF家長がゴール前中央、約25メートルの距離からの強烈なミドルシュートを狙うものの、再びGK藤ケ谷に阻まれゴールには繋がらず。攻守のバランスを保ちながら手堅く試合を進めたG大阪が今季3度目の連勝を飾った。

試合後、万博のピッチでは、勝利した試合の後だけ見られる喜びの輪“ワニナレナニワ”が行われ、試合後にはスタンドのファンの方も一緒になって行われる『万歳三唱』が響き渡るなど、約2ヶ月ぶりとなるホームでの勝利に酔いしれたG大阪の選手、そしてファンの方たち。一方の大分も敗れはしたものの、「ダイレクトプレーを心掛け速いパス回しもあったし、サイドチェンジのパスを使って、その中から何回かガンバにとってとても危険な場面を作り出すことも出来た」とポポヴィッチ監督。その言葉から察するに、敗れはしたが新生・大分にとって多くの収穫を得た一戦になったことは間違いなさそう。今後はそれをいかに『勝利』へと繋げていくかという“宿題”は出されたが。

以上

2009.07.26 Reported by 高村美砂
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