7月25日(土) 2009 J1リーグ戦 第19節
神戸 1 - 2 大宮 (19:04/ホムスタ/8,651人)
得点者:52' 橋本早十(大宮)、59' 石原直樹(大宮)、89' 大久保嘉人(神戸)
スカパー!再放送 Ch183 7/26(日)14:00〜(解説:本並健治、実況:牛尾淳、リポーター:林智美)
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悪天候の影響で屋根を閉めて行われた、ホームズスタジアム神戸での15位神戸と14位大宮の下位同士の一戦。「前半きつかったというか、みんな身体がやばかった」と、大宮FW藤田祥史が言うように、ホムスタ独特の蒸し暑さのなか、アウェイチームの動き出しが重かったこともあり、ホームの神戸は前半から果敢に大宮を攻め立てる。開始15秒でCKを獲得したのを皮切りに、4分にはFW大久保嘉人が右ミドル。9分にはGK榎本達也からMFボッティ、古賀誠史とつなぎ、ペナルティーエリアで受けた大久保が左足シュートを放つも、いずれも枠に収まらない。
15分には大宮もMF橋本早十の左ミドルで反撃に出るが、流れは変わらず。その勢いは30分からさらに加速する。その30分にはボッティのCKから最後はゴールエリア付近で神戸左DF内山俊彦が飛び込むも、ボールは枠を飛び越える。その1分後にはカウンターから右サイドで大久保が抜け出し、大宮GK江角浩司が飛び出したのを見て、角度のないところから右インサイドで転がすも、これもゴールマウスを捉えない。
35分にも吉田、朴康造、大久保とつなぎ、大久保のシュート性クロスをファーサイドで古賀が詰めるも、大宮DFの必死の寄せもあり、最後のシュートが入らない。極めつけは37分、カウンターから大久保、古賀とつなぎ、古賀のアーリークロスをペナルティーエリア内で大久保がフリーでヘッドも、またも枠を外した。結局、前半4度の決定機を活かせなかった神戸。0-0で折り返した後半、強烈なしっぺ返しを食らうことになる。
後半早々の52分、大宮は一瞬の隙を、17番がモノにする。右サイドで塚本泰史、藤田とつながれたボールを、バイタルエリアにてフリーで受けた橋本は、相手のチェックの甘さを見逃さず、正確に左足を振り抜く。すると、強烈な左ミドルがきれいに決まり、前半押し込まれていた大宮が先手を取る。
これで浮き足立った神戸を尻目に、大宮は59分にも追加点を獲得。自陣からFW石原直樹が高速ドリブルで仕掛けると、前に出ていた神戸DF北本久仁衛を振り切り、ペナルティーエリア付近までひとりで持ち込む。「藤田さんが相手を引きつける動きをしてくれた」(石原)こともあり、神戸DFがチェックに行けないのを見た石原は、そのまま右足でシュート。「思い切り打ったら、相手に当たっていいところに行ってくれた」ボールは、神戸ゴールにコロコロと入った。これで大宮が一気にリードを2点に広げる。
思わぬ劣勢を強いられた神戸。前半の勢いも、「後半は動けるようになって」(藤田)チーム全体が活性化した大宮に奪われ、攻め手も行き詰る。和田昌裕監督は閉塞感を打開しようと、62分にFW茂木弘人、66分にMF田中英雄、76分にもFW我那覇和樹をピッチに送り込んでゴールを狙うも、リトリートしてしっかりブロックを作り、隙あらばカウンターを目論む大宮の守備をこじ開けることができない。ロスタイム寸前、宮本恒靖のループパスから、茂木がスピードを活かして左サイド深くに入り込み、左クロス。これをゴール前で大久保が押し込んで一矢報いた神戸だったが、時すでに遅し。結局、相手の11本を上回る14本のシュートを放ちながら1点に留まった神戸は、ホームで手痛い黒星を喫した。
「前半がすべて。全体を振り返ると、やはり決めるべきところで決められなかったのが、こういう結果になってしまった」と述べたのは、またも新体制後初勝利を逃した神戸の和田監督。順位を上げられず、悔しさをにじませていたが、「顔を上げて、前を向いて、次のゲームにチャレンジしていくしかないので、しっかりと修正してやっていこうと思う」と、再び下位直接対決となる次節の柏戦に気持ちを切り替えていた。
一方、守備の要のひとり、DF冨田大介が風邪で欠場を強いられたなかでも、DFマト、片岡洋介を中心に粘り強く戦い、連敗を2でストップ。勝点を24に伸ばした大宮の張外龍監督は「最後まで全力を尽くして戦ってくれた選手たちに感謝したい」と、イレブンを讃えていた。
以上
2009.07.26 Reported by 前田敏勝
J’s GOALニュース
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