8月30日（日） 2009 J1リーグ戦 第24節
川崎Ｆ 1 - 1 清水　（19:03／等々力／20,689人）
得点者：77' 岩下敬輔（清水）、89' 伊藤宏樹（川崎Ｆ）
スカパー！再放送 Ch308 8/31（月）16:45〜（解説：水沼貴史、実況： 西岡明彦）
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●長谷川健太監督（清水）：

「熱い声援を最後まで、非常に暑い7月、8月と、連戦の中でサポーターは最後まで応援していただいて本当に感謝しています。そういう中で、今日8月最後の試合という事で、選手も最後の力を振り絞って90分間戦ってくれたと思っています。

　今日のゲーム、勝てば2位のチームと勝点差で並ぶという事で、2点差で勝てば、という意味では、ひっくり返るという状況の中で、1点を取ってもう1点、選手にはバランスを取りながら狙いに行ってもらいたかった…、まあ選手も狙いに行っていたとは思いますが、守りに入りに行かずもう1点何とかとってあわよくばひっくり返したい、という気持ちは、選手もそういう気持ちで戦ってくれたんじゃないかと思います。
2位のフロンターレとホーム、アウェイと2戦戦い、勝点4を取る事ができたので、そういう観点から見れば悪い結果ではないと思いますが、試合の展開からすれば再三チャンスがありながら、川島が前半の途中から乗ってしまったかなと。ビッグセーブで大分止められた部分もあり、ゴールを割るのはなかなか難しいかなと思ってはいたんですが。ああいう展開から岩下が決めてくれて、あわよくば勝ちきりたかったんですが、7月はああいうワンプレーで追いつかれるようなシーンが1〜2試合くらいはあったと思っていますので、そこは秋に向けて勝ちきれるようにもう一度、たくましくなっていきたいと思っています。
　ただ、本当にいいゲームを雨の中、お互いにやれたと思っていますし、それについては非常に満足しています。以上です」

Q:結果こそ引き分けでしたが、アグレッシブなサッカーだったと思います。守備の堅い川崎Fに対し、2列目からの飛び出しをされていましたがそれは試合前から意識されていたんでしょうか？
「今年は失点は少ないとは思いますが、そういう意味では最後のところで体を張って止めているという意味では非常に守備の堅い川崎Fだったと思いますが、どちらかというと攻撃に迫力のあるチームだと思っていますので、まあ1点では勝ちきれないのかなと。ただ、川崎Fは得点を狙ってアグレッシブにやってくるので、そこは行って来い（攻撃して守る）の展開だと思っていますし、我々が2列目から飛び出していけば、その反対で攻め残った（中村）ケンゴでありレナチーニョが飛び出してくる、という形でお互いにそこをどう止め合うのかが一つのポイントではあったと思っています。ですので、あまり守備の堅いと言われると、イメージ的に何てお答えしていいのか、という部分はあります。
　非常に攻撃のある川崎Fに対してはもう一点取らないとなかなか勝ちきれないという風に思っています」

Q:10分くらいのときに本田選手を呼んでいましたが、あれは相手の2列目の飛び出しをケアしろと話していんたでしょうか？
「2列目をケアするというか、サイドバックが上がった時に、例えば今日はケンゴがはじは左サイドで先発していて、市川の背後を矢島が早いボールで再三突いていたと。そういう意味ではうちの右サイドのところで起点を作って攻撃を仕掛けたいんだな、と思っていました。ですので、市川が攻撃参加したときにケンゴの攻め残ったところのバランスを考えて置けよ、という事を（本田）タクヤにはしました」

以上