9月2日(水) 2009 J2リーグ戦 第37節
熊本 2 - 5 岐阜 (19:03/熊本/2,337人)
得点者:2' 西弘則(熊本)、7' 嶋田正吾(岐阜)、29' 冨成慎司(岐阜)、37' 西川優大(岐阜)、65' 佐藤洸一(岐阜)、67' 佐藤洸一(岐阜)、89' 西森正明(熊本)
スカパー!再放送 Ch181 9/3(木)10:00〜(解説:池ノ上俊一、実況:山崎雄樹、リポーター:風戸直子)
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●北野誠監督(熊本):
「ありがとうございました。また勝てずに残念な思いです。先制点を取って、ひとつのポジションミスやひとつのパスミス、それがあまりにも大きくのしかかってしまった。毎回同じ事をしているので修正しないといけないんですが、全員がもっと危機感を持ってやっていかないといけないという事と、もっとゲームを尊重しないといけないというのがあると思います。
後半、市村と原田を替えて、両サイドをフレッシュにという意図を持って、20分までに1点取る狙いでした。狙い通り20分間は押しっ放しだったんですが、そこで点が取れなかったというのが全てです。あそこで点が取れていれば違った展開になったと思いますが、点が取れずにカウンター、ミスからの失点でやられたというところです」
Q:後半は4-3-3にしましたが、この狙いは?
「点を取りに行くということです。ホームで1−3ということで、このままズルズル行きたくないですし、4点目、5点目取られてもいいから点を取りに行こうということで、攻撃的にしました。市村と原田も前半で疲れていたので両サイドを高い位置に持っていって、高木君とか嶋田君を前に出させないことで20分までは良かったんですが、そこで点が取れなかった」
Q:点が取れなかった要因は?
「技術じゃないですかね。シュートも打っていると思います。また今日もクロスが多かった。1点目の入り方も良かった。そこで、今日の岐阜さんの2トップと、ウチの3トップの差が何だったのかということだと思います」
Q:最後、交代枠が1人残っていて、喜名選手を投入した狙いは?
「岐阜さんが割れていたので、スペースを取るのは吉井より喜名の方が上手いし、そういう意図です。実際、あそこで間を取れていて、何回かいいパスを供給できていたんですが、結果に結びつかなかったというところです」
Q:先ほど4点目5点目を取られても点を取りに行くという話で、監督としてはそういう気持ちで選手たちを送り出していると思いますが、後半の失点のように追加点を与えた時点で精神的に崩れてしまうように感じられます。この点は、何点取られても取りに行くんだと、選手たちも監督と同じように思えているのかどうか、いかがですか?
「ホームでこれだけ点を取られたら僕も悔しいし選手も悔しいと思います。でも点を取らなきゃいけないということだし、そこで(失点して)腐っていてはだめですし、プロとして失格だと思います。もう一回そのことを、プロなんだというところを言いたいと思います」
Q:ハーフタイムに「気持ちを出そう」とおっしゃっていますが、結果が出ない事で選手たちも下を向いているというか、気持ちを出せていないと感じてらっしゃるんでしょうか?
「もちろん感じています。ただ、選手は一生懸命やっているし、誰一人、抜いている選手はいないと思います。ただ、最初に言ったようにゲームは90分間で、力は抜いていないと思いますが、尊重していない選手が多少いると思います。それでミスの場面が出て、取り返しがつかなくなる。今日はそういうゲームだったと思います」
Q:応援し続けるサポーターへのメッセージをお願いします。
「いつも来ていただいて、すごくありがたいと思っています。僕らは勝つ事でしか評価は得られないわけで、どんなにいいサッカーをしても、どんなに攻撃的にやっても、勝たないと評価はされない。だから本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。ただ、選手は一生懸命やっているので、応援して下さい、ということです」
以上













