9月13日(日)J2 第39節 岡山 vs C大阪(19:00KICK OFF/岡山)
スカパー!生中継 Ch182 18:50〜(解説:佐藤慶明、実況:川崎祐一、リポーター:守口香織)
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このゲーム、岡山にとっては8月5日の東京V戦以来の盛り上がりとなりそうだ。モチベーションが高まるのは、累積警告によって竹田忠嗣と野田紘史、怪我で澤口雅彦の3選手を欠く、苦しい状況にあるからだ。ボランチの竹田は、危機を察知するディフェンシブな役割と、得点の前の前段階でも貢献してきた選手。7月に浦和から期限付き移籍で加入した左SB野田は、図抜けたスピードを持ち込み、岡山ファンに「上」の世界を垣間見せてくれる選手。右SBの澤口は、押された状況の時には、彼を見て「イヤな熱」を冷ましたくなるくらい、冷静な判断と弛まざる動きが特徴の選手である。
彼らの不在を憂いながら練習場に足を運ぶと、はっとするような光景が待っていた。休養明けに行なわれたミニゲームでは、このところ出番の少なかった2人が気を吐いていた。DF玉林睦実は、「何をしていてもゲームのことを考えてます。カウンターや運動量で対抗して、サワ(澤口)の分まで頑張りたい」。アグレッシブなプレーが持ち味の田所諒は、C大阪ユース出身。「みんながキツくなる時間帯に走りきろうと思っています」。この2人の豊富な運動量をベースに、C大阪のスピードに対抗する柔らかな1タッチ2タッチのパスが回れば、岡山にも勝算はある。
C大阪もマルチネスの長期負傷離脱、今節はカイオの出場停止があり、いい状態とは言えない。注目の前節・甲府戦は1-1のドローに終わり、攻撃面ではストレスを感じていたようだ。しかしほかの部分では、鹿島から期限付き移籍で加入した船山祐二が、マルチネスの代わりにボランチに入り、安定したプレーで攻守に貢献。また最近は、3-6-1の布陣を4-4-2に、さらに後で3ボランチに変更するなど、ゲーム途中に小刻みな立て直しを図り、功を奏してきた。今節も「絶対、勝つための運び方をしてくるだろう」と、岡山・手塚聡監督は言う。
前々節に1ゴール、前節仙台戦でも2ゴールと好調を維持する青木孝太は、このゲームのポイントを「まずは前半を無失点で抑えること。足が止まり始める後半に、乾貴士選手や香川真司選手がイヤなボールの持ち方をしてくると思うんで、ブロックを作ってしっかりディフェンスして凌ぐこと」として、「僕らも点はとれているので、自分たちのサッカーをすることです」と話す。FW武田英明もスタメン出場とゴールにこだわって、モチベーションを上げながら黙々と練習に励んできた選手だ。第29節・栃木戦以来の芸術的な突破を、そろそろ見せてくれるだろう。
J2新加入チームとして何度も「試合巧者」にぶつかってきた岡山は、前節・仙台戦から、C大阪戦さらに次々節・札幌戦と、「優れた技術以外に、隙のつき方、ボールの回し方など、勝つための法則を知っているチーム」との対戦が続く。仙台戦ではかなわなかったが、逆に昇格争いのプレッシャーを突いて、ジリジリする展開に持ち込み、試合巧者に勝つ法則をこのゲームで学び取りたい。
以上
2009.09.12 Reported by 尾原千明
J’s GOALニュース
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