9月13日(日)J2 第39節 湘南 vs 横浜FC(13:00KICK OFF/平塚)
スカパー!生中継 Ch183 12:50〜(解説:野々村芳和、実況:野村明弘、リポーター:安田美香)
勝敗予想ゲーム | 皆の投稿で作るスタジアム情報
----------
★ダービーマッチをスタジアムで見よう!チケット情報はこちら
☆J2 PRIDE of 10 〜J2ダービーDay〜
アウェイで手にした勝点1にも、前節岐阜戦後の選手たちの表情は皆一様に硬かった。その理由が前半の内容にあることは言うまでもない。「気持ちがグラウンドに落ちてないような情けない状況だった」寺川能人がそう悔しさを呑みこめば、坂本紘司も「攻めるしかない状況になってスイッチが入るようではいけない。立ち上がりからみんなで汗をかいて闘わなければならない」と厳しい口調で語った。それほどまでに、リズムをつくれずギアの上がらない前半だった。
第3クールはここまでの4試合で1勝3分である。けっして良くはない。遠い2点目や失点などの課題から、相手の研究をも砕く強度が求められている。
ただ一方で、厳しい状況のなかにも見逃せない光る要素がある。たとえば、1−0で勝利した第36節福岡戦のゴールだ。「今季初めてじゃないか?」と指揮官が指摘するリンコンの終了間際の得点シーンは、GK野澤洋輔のスローから始まっている。敵のシュートをキャッチした野澤がすかさずフリーの左サイドに預け、そのまま持ち込み、ボールホルダーを追い越す動きをチームとして重ねながら一気にフィニッシュまで至ったのだ。
野澤は言う。
「俺はいつでも狙ってるよ。仲間がいい動き出しをしてくれて、且つ2人目もフォローに動いていればボールを出す」
野澤を起点としたこのシーンは、相手の攻撃が終わって間髪も入れていない。GKがフィールドプレイヤー然として攻撃に機能したビルドアップであり、言い換えればこれもまた湘南が掲げる攻守の切り替えが生み出したものだ。シュートを阻まれてから戻りが1テンポ遅れた相手とのコントラストを踏まえても、その鋭さは際立つ。そしてくどいようだが、これは90分走った先のロスタイムの出来事である。
話を戻そう。今節は横浜FCをホーム平塚にて迎え撃つ「神奈川ダービー」である。2日前の非公開練習はダービーのキックオフに合わせて13時に開始された。
今季2戦2勝の相手にも、「チャレンジャー」を強調するのは田村雄三である。「一試合一試合、死ぬ気で闘わなければ勝てない。敵は相手よりも自分たち自身にある。自分たちを出し、やり切ることがポイントです。僕らはもっとできる。最後まで湘南らしく闘いたい」。野澤も、「鍵は自分たちのなかにある」と話し、寺川は「一戦一戦、最後のつもりで闘わなければいけない」と引き締めた。
思えば第3クール初戦、仙台との熱戦をドローで終えたあと、反町康治監督は語ったものである。
「仙台戦のテンションをミニマムとしてやっていかなければこれからの戦いは厳しい。ミラクルなどない。一試合一試合、しっかり準備して闘っていくことが肝要だ」
くだんの岐阜戦では、先制こそ許したもののハーフタイムを挟んで本来の姿を取り戻し、ゴールも奪った。そのリズムは紛れもなく、自分たちがつくりだしたものである。今節もふたたび湘南のリズムをつくるべく、立ち上がりから全開でいきたい。
以上
2009.09.12 Reported by 隈元大吾
J’s GOALニュース
一覧へ【J2:第39節 湘南 vs 横浜FC】湘南側プレビュー:鍵は自分たち自身。過去の戦績は関係ない。一戦一戦、尽くすのみ。(09.09.13)













