今日の試合速報

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【J1:第25節 G大阪 vs 神戸】神戸側レポート:「3失点では勝てない」。堅守速攻を出せなかった神戸、万博でG大阪に惜敗。(09.09.13)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
9月12日(土) 2009 J1リーグ戦 第25節
G大阪 3 - 2 神戸 (19:03/万博/17,205人)
得点者:15' 二川孝広(G大阪)、22' ルーカス(G大阪)、26' 茂木弘人(神戸)、57' 大久保嘉人(神戸)、64' 二川孝広(G大阪)
スカパー!再放送 Ch185 9/14(月)05:00〜(解説:山野孝義、実況:寺西裕一、リポーター:竹島麻里子)
勝敗予想ゲーム | 皆の投稿で作るスタジアム情報
----------
8月に得た自信を胸に、中断期間明けの敵地・万博での「関西ダービー」G大阪戦に乗り込んできた神戸。先発メンバーは、守備陣については前節浦和戦と変わらず。中盤にはその浦和戦で鼻骨骨折しながら、5日の韓国代表戦でプレーした金南一が、黒のフェイスガードを着用して登場。神戸のユニフォームで初の万博凱旋となる元G大阪の宮本恒靖と今節もボランチを組む。そして、古賀誠史、ボッティが負傷欠場となり、右に朴康造、左に吉田孝行が入り、大久保嘉人と茂木弘人の「G大阪キラー」が2トップに名を連ねた。

3連勝中は常に先手を奪い、試合を優勢に進めた神戸。しかし、今回はG大阪に序盤から主導権を握られる。「立ち上がり、自分たちの前線、中盤、後ろの距離があって、うまくそこのスペースを突かれていた」と宮本。特に前線からの守備に精度を欠いたことで全体の歯車が狂い、卓越したボール支配力を誇るG大阪にいいようにボールを回される。

すると17分、神戸の左サイドでのG大阪MF遠藤保仁のスルーパスをきっかけに、橋本英郎の右クロスから二川孝広に押し込まれて先制点を献上。さらに、その5分後にはバイタルエリアでフリーのルーカスに、右ミドルシュートで追加点を簡単に許した神戸。「失点したのは外から見ても妥当」と三浦監督も認める内容で、早々に2点のビハインドを負う。

「前線からの守備がひとつ甘くて、そこから簡単にくさびをいれられていた。攻撃のところでも前でおさまらなかったので、吉田と大久保を替えた方が両方ともスムーズにいくのかな」(三浦監督)という意図で、0-2となってから2人のポジションを入れ替えて修正を図った神戸。これが功を奏し、かつ「0-2になって攻めなきゃいけないということもあって」(宮本)、ようやくチームにリズムが生まれる。2失点目からわずか4分後の26分、右DF石櫃洋祐が鋭い突破から精度の高い右クロスを上げると、ファーからフリーで飛び込んできた茂木がヘッド。これがきれいに決まり、反撃の狼煙を上げる。

1-2で迎えた後半、神戸は56分、石櫃のロングフィードから朴がループシュートを試みたところで、G大阪GK松代直樹に倒されてPKを獲得。これを大久保が、遠藤をほうふつとさせるコロコロPKで右隅に流し込み、57分、とうとう2-2のイーブンに戻した。

ここから一気に逆転といきたかった神戸だが、G大阪の選手交代から流れを奪われる。G大阪デビューのペドロジュニオールに代わって佐々木勇人がピッチに入ったのは62分。その2分後、佐々木の右コーナーキックを一度はクリアするも、再び佐々木にクロスを許すと、ファーの中澤聡太にヘッドで折り返され、ゴール前の二川に右ボレーを鮮やかに決められて失点。またもやリードされてしまった。

なんとしても勝点を持って帰りたい神戸は、ここから松橋章太、我那覇和樹、馬場賢治と、攻撃的な選手を相次いで投入。反撃に出たが、「向こうに手堅く守られてしまった」と北本久仁衛も言うように、G大阪のリスクを回避した戦いの前に攻めきれず。結局2-3で終了し、神戸は第19節大宮戦以来、約1カ月ぶりの黒星を喫した。

試合後、「3失点すれば勝つのはなかなか難しい」と語った三浦監督。チームのスタイルである堅守を取り戻すことが、神戸のテーマであることを、再認識させられる結果となった。「今日は立ち上がりがよくなかったんで、そこを修正できるよう、次に向けてやっていきたい」と大久保。「チームとして連敗しないことが大事だし、また1週間、前を向いてやっていきたい」と我那覇。彼らのようなコメントは、どの選手からも発せられた。再び下位に沈まないためにも、この関西ダービー惜敗の悔しさを糧に、次節のホーム千葉戦で持ち味を出して勝利することが、神戸にとって近々の最重要課題となる。

以上

2009.09.13 Reported by 前田敏勝
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着