スカパー!生中継 Ch182 18:50〜(解説:都並敏史、実況:加藤暁、リポーター:安田美香)
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■リーグ戦上位クラブ 直近3節の試合結果と次節対戦相手
| 第43節 | 第44節 | 第45節 | 第46節 | 第47節 | |
| 湘南 | ○3-1 岡山 | ○1-0 徳島 | ○3-0 富山 | 鳥栖 | 熊本 |
| 鳥栖 | ○1-0 岐阜 | ○1-0 草津 | △1-1 仙台 | 湘南 | 甲府 |
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第2クールの記憶がいまでも鮮明によみがえる。湘南の勝利で終えた第33節(1-0@平塚)の試合後、岸野靖之監督は「次回は必ず勝つ」と、簡潔な言葉に悔しさとリベンジの思いを詰め込んだものだ。果たしてその指揮官率いる鳥栖は、前回の借りを返すという意気込みに加え、「昇格争い」というさらなるモチベーションを携えて今節、平塚に乗り込んでくる。
第3クールに入り、鳥栖は5連勝を含めて8勝2分1敗と、首位C大阪に並ぶ成績を収めている。すなわち第3クールの勝点においては、仙台と甲府、湘南を抑えて首位である。前節は2位仙台との直接対決に引き分け(1-1@佐賀)、差を詰めることは叶わなかった。だが残り6試合で最大勝点18を積み上げられることを考えれば、また今節の湘南戦をはじめ、甲府(10/25@佐賀)、C大阪(12/5@ベアスタ)との直接対決が残されていることを思えば、彼らの闘いはまだまだ終わってはいない。
そんなライバルを迎え撃つ湘南も、熾烈な昇格争いの渦中で着実に勝点を重ねている。前節のアウェイ富山戦(0-3@富山)では中村祐也の2試合連続弾を皮切りに、5試合ぶりとなるジャーンのゴール、また阿部吉朗にもおよそ2ヶ月ぶりのゴールが飛び出した。
「吹っ切れました」久しぶりの笑顔を見せたのは、丸刈り頭の阿部である。第42節の札幌戦でPKを阻まれて以来、気持ちの切り替えを何か形にしたいと、頭を丸めていた。
札幌厚別から帰り、阿部は噛み締めるように語ったものだ。
「メンバーに選んでくれた監督の顔に泥を塗るようなことをしてしまった。チームメイトにも、一緒に闘っているサポーターにも申し訳ない。そして家族にも……。いろんなことを考えさせられました。でも吹っ切るためには自分で点を取るしかない。それがなによりの恩返しになる。もう振り返るのはやめようと思います。昇格がいちばんの目標だから」
くだんの富山戦のゴールにはチームメイトも喜びを口にしている。野澤洋輔は、「アベちゃんが1対1を決めてうれしい。練習でも気持ちが出ていたからね」と語った。2試合連続弾の中村然り、長いトンネルを抜け出た彼らの姿は心強い。前節の得点により昨季のゴール数を上回った阿部自身、「ここからまた新たなスタートです」と、目標に向けてあらためて緒を締めた。
得点ランキング上位に名前を見つけることはできないが、反面、毎試合のように違う面々がゴールを奪っていること自体が湘南らしさといえよう。「誰かに頼るチームは勝ち残れない」と日々語る指揮官のチーム作りが如実に反映されている。交代出場の選手のパワーを含め、それぞれが前向きに責任をまっとうする文字通りの全員サッカーを今節も発揮したい。
野澤が言う。
「やるべきことをやり、ツキをも引き寄せるようなひたむきなプレーが大事になる。全部勝つ」
昇格争いを左右する重要な一戦に向け、「平日大動員企画」が実施され、また「ベルマーレみこし」も復活するという。ホームの声援を背に、湘南が鳥栖に挑む。
以上
2009.10.20 Reported by 隈元大吾















